ULTRAMAN

「ULTRAMAN」を観ました。

ULTRAMAN – Yahoo!映画

1.はじめに

みなさんはウルトラマンが好きですか?

わたしは好きですよ。

特にウルトラマンレオがいいですね。

あの四角い顔が強そうで。

たぶん、頭突きをしたらウルトラ兄弟の中でも一番でしょう。

今回は、妻子がいる男が変身するウルトラマンの物語“ULTRAMAN”です。

2.あらすじ(妄想スパイス入り)

魚屋の前で、鯵をもらえないかとうろうろしていたのら猫は、謎の発光体をあびた影響で遺伝子レベルでの変質を遂げてしまう。

凶悪なねこ娘に変身したのら猫は、防衛庁内の特殊機関『妖怪』に捕らえられる。

そこには、七三分けのトラ縞のちゃんちゃんこを着た男の子、半裸のジジイ、空飛ぶ白い布など様々な妖怪がいるのであった。

3.感想

この作品を知ったのは、NHKで放送していた『祝ウルトラマン50 乱入LIVE!怪獣大感謝祭』でした。

今までのウルトラマン作品を紹介している中に「大人向けのウルトラマン」としてラインナップされていたのです。

大人向けのウルトラマン?

大人のきのこの山・・・

大人のポッキー・・・

大人のおも・・・ゴホゴホ!!

とにかく、興味を引かれたので、観てみることにしたのです。

さて、このULTRAMAN。

人間の体を借りるわけですが、その男は、妻と6歳の息子がいる真木舜一というおっさんです。

しかし、この真木は、かつて航空自衛隊に所属しており、戦闘機イーグルを操縦していたという強者です。

彼は、息子の継夢との時間を作るために、退官をします。

継夢には、血液に先天性の疾患があり、いつ発病するかわからない状態なのです。

この元自衛隊員という設定は良いですね。

地球を守るという使命に、これほどうってつけの職業はありません。

そして戦闘機乗り。

これが、後のものすごい空中戦に繋がっていきます。

さて、このウルトラマン。

どこが大人向けなのか。

病気の子供との約束。

かつての恋人が怪獣に。

仕事仲間との友情。

う~ん。

何か使い古された設定ばかり。

この物語は、どの層をターゲットにしていたのだろう?

小さい子供ならば、ラストのバトルまでは退屈だろうし。

子供の親にとっては、ドラマの部分は何度もこすり倒されてきたストーリーだし。

子供と大人、どっちつかずの内容でした。

しかし、ラストのバトルはすごかった!!

目を見張る物がありました。

ウルトラマンネクストの浮遊感。

早いスピードで繰り広げられる空中戦。

引き込まれました。

さて、先程どっちつかずの内容と書きましたが、思わず心をグッと掴まれる場面がありました。

それは、崩れるビルに潰されそうになる母子を助けるシーン。

ウルトラマンネクストが、ビルを担ぐように、体を張って受け止めるのです。

これがいい!!

最近のヒーローならば、高速で母子を移動させて助ける事もあるでしょう。

それじゃあ力強さが出ない。

体で受け止める!!

ここにグッとくるのです。

ヒーローは、やせ我慢をするごとに、観客の心を掴んでいくのです。

わたしの小さい頃のヒーローは、世界征服を企む悪の集団を倒すという勧善懲悪ストーリーでした。(今観返すと、様々な社会問題をおり込んだ深いストーリーだとわかるのですが)

最近のヒーローは「正義とは何か?」、「強大な力は悪ではないか?」など、様々なアンチテーゼを突きつけられ、悩んでいる印象があります。

わたしも年を重ね、純粋だった心はすっかりドス黒いものとなりました。

「ヒーロー?そんなもの悪い奴を倒すだけでキャーキャー言われて、悦にいっているただのオ◯ニー野郎やないか!!」

見事にド腐れクソ大人になっています。

わたしは、ただ悪い奴を倒すだけのヒーローに夢を見られなくなってしまったのですね。

そんな腐ったわたしでも、人々のピンチに体を張って助けに来るヒーローに感動してしまうのです。

例えばスーパーマン。

昔のスーパーマンは、必ず人々を救助するシーンがあります。

そして、スパイダーマン。

スパイダーネットを巧みに使い、人々を助けます。

アメイジング・スパイダーマン2のラストなんて、感動してしまいました。

わたしは大人になり、正義とは何か曖昧になって、勧善懲悪のヒーロー物を観られなくなりました。

しかし、強き者へのあこがれと、自分には到底できそうもない人助けをするヒーローの姿に、心を揺さぶられるようになったのです。

そこにカタルシスを感じてしまうのです。

あ!!そんなヒーローが日本にもいるぞ!!

わたしが小さい頃大好きだったヒーロー。

悪を倒すのではなく、人々を助けるために力を使っていたヒーロー。

それは『パーマン』

藤子不二雄先生の名作です。

彼らは、人々を助けるヒーローです。

パーマンの心意気はオープニング曲にも表れています。

大人になると、その『忘己利他』の精神が心に突き刺さります。

あぁ、悪を倒すヒーローではなく、人々を助けるヒーローの映画が観たいな。

災害に苦しんできた日本人には、心に響くと思うけど。

災害VSヒーロー

あ・・・

サンダーバードがあった・・・。

最後にふと思った事。

ウルトラマンと怪獣の立ち合いは、ロックアップから入るのですね。

プロレスラーは、ロックアップで相手の力量がわかると聞いたことがあります。

ウルトラマンも怪獣の力量を測っているのかな?

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