わたしがおすすめするスポーツ小説5冊

はじめに

みなさんはスポーツ小説が好きですか?

わたしは好きなんですよ。

キラキラしていて、「青春してるなぁ」と目を細めてしまいます。

ネットをしている手を止めて、外に飛び出し、「うおおおお」と全力疾走をしたくなる気持ちになります。

特に、恋愛などにも目もくれず、スポーツに打ち込む姿は感動します。

やはり、何かを手に入れる時には、何かを手放さないといけないのですね。

スポーツも出来て、栄冠を手に入れ、人気者で、きれいな彼女もいてなんて・・・

「ケッ!!」

あ、すみません。

心の声が漏れ出てしまいました。

さて、わたしが読んでおもしろかったスポーツ小説を5作紹介させていただきます。

ランキングにはしていません。

どれも甲乙つけがたいので。

さあ、あなたもスポーツ小説の文庫本を手にして、全力疾走してください。

1.ボックス!

みなさんは、アマチュアボクシングを知っていますか?

プロボクシングは、テレビ中継がありますので、観る機会もあるかと思います。

派手なKOシーンもあり、華やかですね。

アマチュアボクシングは、より安全性を高めた形になっています。

ヘッドギアをつけ、時間やラウンドがより短くなっています。

しかし、基本的にはやっている事は同じです。

ダウンもあるし、KOもあるのです。

『ボックス!』という小説は、高校アマチュアボクシングに青春を燃やす鏑矢義平と木樽優紀の物語です。

鏑矢は非凡なセンスを持っている天才肌

木樽はいじめられっ子の過去がある秀才の努力型

この2人がインターハイを目指します。

しかし、同じ時代に稲村和明という男がいました。

彼は、プロも注目する最強の怪物です。

稲村に勝たなければ、彼らは前へ進めないのです。

はたして彼らの青春はどのような結末を迎えるのか。

わたしは、ラストの試合が決まってからは、ページをめくる手が止まりませんでした。

ものすごく引き込まれました。

読み終わった後は放心状態です。

しかし、何か心にさわやかさがありました。

ぜひ読んでみてください。

ボックス! – amazon

2.風が強く吹いている

みなさんは箱根駅伝をご存知でしょうか?

正月の風物詩ですね。

正式名称は『東京箱根間往復大学駅伝競走』と言うそうです。

ファンの方も多いことでしょう。

「風が強く吹いている」は、陸上競技部の寮である“竹青荘”のメンバーが箱根駅伝を目指す物語です。

陸上競技部の寮と言っても、もう関係なくなっており、ただの寮です。

だから、ほとんどの人間は陸上競技をした事がありません。

クイズ番組オタクやマンガオタク、ヘビースモーカーなど・・・。

陸上競技の素人が、箱根駅伝を目指すのです。

気になってきたでしょう?

選手10人、みんなにキャラがあり、ドラマがあります。

そして、思い入れができる選手がいるでしょう。

ちなみに、わたしはユキでした。

わたしとは全然似てないキャラなのですが、第6区は熱いものがありました。

ぜひ読んでみてください。

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3.スローカーブを、もう一球

みなさんは、『江夏の21球』をご存知でしょうか?

野球ファンは、知っている方も多いでしょう。

プロ野球日本シリーズ第7戦 広島東洋カープVS近鉄バファローズです。

4対3の広島1点リードで迎えた9回裏、ノーアウト満塁のピンチを迎えながらも、近鉄打線を封じる江夏豊の物語です。

この『スローカーブを、もう一球』は、スポーツをテーマにした短編ノンフィクションが詰まっています。

『江夏の21球』に加え、表題作の『スローカーブを、もう一球』など8本あります。

スポーツに情熱をかたむけ、栄光や賞賛を浴びる人もいれば、数奇な運命をたどる人もいます。

そのような人たちを、作者の山際淳司が温かな目線で切り取ってくれています。

わたしが一番印象に残ったのは『背番号94』です。

どうも、栄光をつかんだ人よりも、挫折をした人に惹かれるようです。

ぜひ読んでみてください。

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4.木村政彦はなぜ力道山を殺さなかったのか

みなさんは『木村政彦』をご存知ですか?

わたしは名前を知っている程度でした。

あと、PRIDEで桜庭和志がホイラー・グレイシーを破った技が“キムラロック”と呼ばれたくらいの知識です。

まず、わたしが惹かれたのは、この題名です。

ものすごく攻めたタイトルですよね。

そして、手に取ると重い!!分厚い!!

大長編です。

木村政彦の人生と、柔道の歴史が並行して語られます。

また、グレイシー一族との接点。

そして、謎に満ちた木村政彦VS力道山の試合。

木村の人生を、どんどんひも解いていきます。

わたしは、彼が育てた岩釣兼生のその後に震えました。

やっぱり木村政彦はすごかった。

ぜひ読んでみてください。

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5.「黄金のバンタム」を破った男

みなさんは『ファイティング原田』をご存知ですか?

ボクシングファンにはおなじみの名前でしょう。

わたしは、彼の現役時代は知りません。

覚えているのは、ボクシング中継で解説をしている姿です。

この作品は、ファイティング原田が『黄金のバンタム』を破るまでの話です。

『黄金のバンタム』というのは、バンタム級史上最強のチャンピオン“エデル・ジョフレ”の事です。

ファイティング原田がどれだけすごい選手なのか、そして、彼がどれだけストイックなのかが思い知らされます。

また、日本ボクシングの歴史も同時に語られます。

「日本には、こんなにすごい人たちがいたんだ」とびっくりしました。

わたしがボクシング中継を観る時は、解説はほとんどファイティング原田さんでした。

あの気の良さそうな笑顔のおっちゃんが、こんなすごい人だったなんて・・・。

ぜひ読んでみてください。

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最後に

5作品紹介させていただきました。

ほとんど格闘技絡みです。

どれだけ偏っているのでしょう。

でも、わたしはこういう人間だから仕方がない。

興味を持たれ、ぜひ読んでみようと思ったそこのあなた。

スポーツの物語にどっぷり浸かり、燃えてください。

そして、全力疾走をしてください。

では、良い読書体験を。

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