ホーンズ 容疑者と告白の角

「ホーンズ 容疑者と告白の角」を観ました。

ホーンズ 容疑者と告白の角 – Yahoo!映画

1.はじめに

みなさんは、まわりの人の本音が聞こえたらどうしますか?

わたしは生きていけないでしょう。

ガラスのハートは砕け散ります。

ちなみに、わたしのガラスのハートの強度は、理科の実験で使うカバーガラスくらいです。

今回は、まわりの人から本音をぶつけられる男の物語“ホーンズ 容疑者と告白の角”です。

2.あらすじ(妄想スパイス入り)

俺は、子供の頃からこの街で“よそ者”扱い・・・。

でも、彼女がいれば無敵だった。

俺のエデンの園。

その幸せは、突然断ち切られた。

生まれついての悪人などいない。

でも、地獄を脱するには業火で身を焼くしかないんだ!!

こうして、みにくいアヒルの子は旅に出るのです。

3.感想

すごく突飛な話でした。

恋人殺しの容疑をかけられた男に角が生え、相手の本音が聞けるようになるなんて。

イグネーシャス・ペリッシュは、恋人のメリン・ウィリアムズの殺害容疑をかけられています。

そんな彼にある日角が生え、その姿を見たものは、心に隠している本音を話してしまうのです。

どうも、その角の事は記憶に残らないらしく、ちょっと目をそらすと忘れてしまうらしいです。

また、相手に触れると記憶を読み取る能力も身に付いたようです。

これらの能力を使って、メリン殺害の真犯人を捜すのです。

以下、ネタバレします。

イグは、悪魔と天使(人間)の間を行ったり来たりします。

オープニングのイグとメリンのシーンから、カメラが地中にもぐり、酔いつぶれたイグのシーンになるのは、天国から地獄への転換なのでしょう。

彼は、家族や周りの人々の本音を聞き、誰も信用が出来なくなり、心が蝕まれていきます。

それをヘビで表しているのですね。

ヘビを体にまとい、三又の矛を持った彼の姿はまさに悪魔です。

しかし、イグが本音を引き出せず、角も見えない人間がいました。

幼なじみで、公選弁護人としてイグの弁護をしているリーです。

理由は、メリンの十字架のネックレスを身に付けているからでした。

イグとメリンは、幼いころに教会で出会いました。

そして、恋に落ちるのです。

2人は天使だったのですね。

大人になりメリンの事件が起こります。

それにより、イグは堕天使となります。

キリスト教の教理では、悪魔は堕落した天使であるとされています。

それが、あの角なのです。

酔っぱらって、グレンナと一夜を共にした次の日に生えましたしね。

イグは、リーが犯人だと分かり、十字架のネックレスを身に付けます。

その瞬間、天使(人間)に戻るのです。

イグはリーに自首をするよう説得します。

リーは応じないうえに、事故とはいえ幼なじみで警官のエリックを撃ち殺してしまいます。

イグは十字架のネックレスを引きちぎります。

すると、天使の羽が生え、その後、悪魔の姿に変身します。

また、堕天使になったのですね。

そして、リーに復讐をして、自分も亡くなるのです。

結局、イグは復讐に身を焦がし、天使でいられませんでした。

最後の「復讐は疲れる」の言葉は重かったです。

ラスト、オープニングと同じシーンが流れます。

「死ぬまで君を愛する」

「私が死ぬまでで十分よ」

くり返されるこのセリフが、重く聞こえます。

そして、カメラは地中に潜らず、空に向かうのです。

2人は天使に戻り、天国へ行ったということでしょうか。

しかし、メリン・・・。

あんたモテすぎ。

天使ではなく小悪魔だ!!

(Visited 136 times, 1 visits today)
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Evernoteに保存Evernoteに保存