私がクマにキレた理由

「私がクマにキレた理由」を観ました。

私がクマにキレた理由 – Yahoo!映画

1.はじめに

みなさんは、子守をしたことがありますか?

わたしは、生まれて数か月の赤ちゃんを1人で見る羽目になり、慌てふためいたことがあります。

数分でしたが、生きた心地がしませんでした。

何か起こったらどうしようと。

ちょっと寝返りをしただけでも「ひえええええ」と悲鳴をあげていました。

今回は、クマにキレるまでを描いた物語“私がクマにキレた理由”です。

2.あらすじ(妄想スパイス入り)

アニー・ブラドックはゴールドマン・サックスの就職面接に向かいます。

地下鉄に乗ろうとした時に、友達のリネットが降りてきました。

リネットは夜通しでパーティーをして、朝帰りです。

アニーのビジネススーツ姿を見て、笑います。

「おほほほほ~、やだ!!ねずみ色の会社奴隷服ね~」

初めてのビジネススーツ姿を見られて、恥ずかしいアニー。

「HEYHEYHEY!!てめえは社会の歯車にお乳舞う・・・いや、落ちちまうのかい?」

アニーは、冷やかすリネットにあきれて、聞き返します。

「あなたは朝8時にパーティー帰り?」

「来られなくて残念。最高だったのよ!!」

リネットは踊りだします。

アニーは時計を見ます。

「行くわ。就職を決めなくちゃ」

アニーは、冷やかされながら、地下鉄に乗り込みます。

「これからはしっかりした大人にならなきゃ」

そして、アニーは降りる駅を間違えるのでした。

3.感想

ナニー(子守)をすることになった女性の物語です。

アニー・ブラドックは大学の卒業式をむかえます。

彼女は母子家庭で、母のジュディ・ブラドックは彼女を金融界に入れ、CFO(最高財務責任者)になってほしいと願っています。

アニーは、母からプレゼントされたビジネススーツを着て、ゴールドマン・サックスに面接に行きます。

そして、「アニー・ブラドックはどんな人物」と質問され、答えられないのです。

面接に失敗した彼女は、公園で男の子が自転車にひかれそうなところを助けます。

そして、その男の子の母親にスカウトされ、ナニーを始めるのです。

アニーは大学で人類学を習っていました。

そのため、子守をするグレイヤーの家族の観察記録になっています。

グレイヤー以外は通称になっています。

父親はミスターX、母親はミセスX、同じマンションに住む男をハーバードのイケメン(ハーバードのTシャツを着ていたから)など。

そして、グレイヤーの家庭ですが、崩壊しています。

ミスターXは仕事を理由に、家庭に関心がありません。

そして、浮気もしています。

ミセスXは、そんな夫の不満が積もっています。

そのためか、幸せそうな人を許せないらしいです。

ちなみに、アニーの前にいたナニーは、デートをしてクビにされました。

ミスターXとミセスXは、顔を合わせるといつもケンカをしています。

そんな環境ですから、グレイヤーは気持ちが不安定です。

いつも暴れています。

ミセスXの気分次第でナニーがころころ代わるので、心も開けなくなっているのでしょう。

ナニーには三種類あるらしいです。

タイプA・・・昼は仕事、夜は母親業の女性に夫婦の時間を提供する。兼業主婦のためのナニー。

タイプB・・・癒しの時間を提供し、昼夜母親業の女性に息抜きさせる。専業主婦のためのナニー。

タイプC・・・週7日24時間、彼女の時間を提供する。仕事も母親業もしない女性のためのナニー。

アニーはタイプCのナニーです。

アニーは、グレイヤーの家族を理解できません。

何もかも手に入れている人が、なぜあんなにみじめなのか・・・。

多分、自分しか見ていないからなのでしょうね。

アニーとグレイヤーの境遇は似ています。

アニーの母のジュディは、彼女を金融界に入れ、CFOになってほしいと期待しています。

ミスターXは、グレイヤーを大学付属校に入学させたがっています。

2人とも期待をかけられ、押しつぶされそうになっているのです。

そして、グレイヤーは大学付属校に入れませんでした。

さらに、兄の子供が入学したので、ミスターXは大激怒です。

ミセスXは、この失敗をアニーのせいにします。

アニーは、X家に対する思いが“原住民化”だと気づきます。

原住民化とは、人類学者が研究対象の社会に同化してしまうことです。

そうなった場合は、一刻も早く、研究対象から身を引くことが大事なのです。

それから、いろんな事件に巻き込まれて、アニーは解雇されます。

なぜか、ミセスXはアニーとハーバードのイケメンが付き合っている事を知っていました。

ナニーの世界には、ナニー・カメラという物があります。

ナニーを監視するカメラです。

アニーは、ナニー・カメラがある事を確信し、探すのです。

そして、テディベアのぬいぐるみの左目に仕込まれたナニー・カメラを発見します。

こうして、アニーはクマにキレるのです。

アニーは、グレイヤーを大切にしない2人に対してキレます。

それと同時に、ジュディと自分自身も重ねあわせたのでしょう。

その後、アニーは、金融界には行きたくなく人類学を勉強したい事をジュディに伝え、奨学金で大学院へ入学する決意をするのです。

人類学者達はこう信じているそうです。

自分の世界を理解するためには、未知の世界に身を沈めるべきだと。

その言葉のとおり「ナニーをひと夏経験し、アニーを知った」というラストはきれいでした。

彼女が新たな一歩を踏み出す時には、赤いパラソルで飛んでいくのがおもしろかったです。

メルヘンチックですね。

ハーバードのイケメンが出て来た時に「キャプテン!!」と叫んでしまいました。

そう、彼はキャプテン・アメリカのクリス・エヴァンスです。

あいかわらずの大胸筋でした。

(Visited 370 times, 1 visits today)
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Evernoteに保存Evernoteに保存