ラスト・ターゲット

「ラスト・ターゲット」を観ました。

ラスト・ターゲット – Yahoo!映画

1.はじめに

みなさんは、常に命を狙われていたとしたら、どうしますか?

わたしは、人がいない所を目指すでしょう。

ワンコを連れて山にこもります。

今回は、誰も信用していない男の物語“ラスト・ターゲット”です。

2.あらすじ(妄想スパイス入り)

駅に着いたジャック・エドワードは、公衆電話をかけます。

「ジャックだ。着いた」

「着いた?どこに?」

「ローマだ」

「駅のそばにバールがある。ヴォルトゥルノ通りの“リゲティ”そこで待て」

バールに着いたジャックは、静かに相手を待ちます。

「ジャックさん?」

女が近付いてきました。

女を一瞥したジャックは、すかさず言い放ちます。

「チェンジで」

女は肩を落として去っていきます。

せっかくローマまで遠征してきたジャック。

どストライクのデリヘル嬢と出会うまでは帰らないと、心に固く誓っていたのでした。

3.感想

ジャック・エドワードの物語です。

彼は、暗殺者だったのでしょう。

そして、自分も命を狙われています。

そのため誰も信用していません。

ジャックは、スウェーデンのダラルナに潜伏していました。

ある日、恋人と出かけていると、銃撃されます。

隠し持っていた銃で返り討ちにしたあと、なんと恋人も殺害します。

彼女が手引きしたと考えたのか、それとも、自分の素性がバレないようにするための口封じなのか・・・。

その後、ジャックはローマに移ります。

仕事の仲介をしているパヴェルに連絡して会います。

そして、カステルヴェッキオに潜伏するよう指示されるのです。

車と家の鍵をもらい、カステルヴェッキオに向かいます。

しかし、この街は何か嫌な雰囲気がしたのでしょう、住むのを止めます。

もしかしたら、パヴェルが何か企んでいると考えたのかもしれません。

ジャックは、彼からもらった鍵と携帯を投げ捨てます。

携帯はGPSを恐れてでしょうか。

そして、カステル・デル・モンテという街に潜伏をします。

そこで、ベネデット神父と娼婦のクララに出会います。

2人と接していくうちに、彼は少しずつ変わっていきます。

そこに、パヴェルより銃のカスタムの仕事を依頼されます。

依頼者は、マチルダという女性の殺し屋です。

彼は、仕事を引き受け、銃のカスタムをします。

そして、マチルダに心を奪われます。

しかし、仕事以上の関係にはなりませんでした。

ある日、カフェで友達連れのクララと出会います。

ジャックは彼女に夕食に誘われます。

楽しく過ごした翌朝、彼女のカバンの中に銃を見つけます。

人を信じる事ができないジャックは、疑念がわきます。

クララをピクニックに誘ったジャックは、なぜ銃を持っているのか問い質します。

最近、娼婦の連続殺人が起きているので、護身用でした。

彼の前で全裸で過ごすクララに、何も隠し事がないと信じたジャックは、心を開いていきます。

ジャックは、マチルダの仕事を最後に足を洗いたいとパヴェルに告げます。

そして、マチルダにカスタムした銃を引き渡し、クララと約束した聖体行列に行きます。

クララと出会い、一緒にいようと告げるジャック。

マチルダは、パヴェルからジャックを始末するよう言われていました。

ジャックがカスタムした銃で狙うマチルダ。

しかし、銃は暴発します。

ジャックは、銃に細工をしていました。

クララ以外を信用していない彼は、標的は自分かもしれないという暗殺者のカンが働いたのかもしれません。

そして、瀕死のマチルダから、自分を殺すよう依頼したのはパヴェルだと聞きます。

クララを逃がし、パヴェルと撃ちあいになります。

パヴェルを撃ち殺すが、腹を撃たれるジャック。

クララの待つ秘密の場所へ車を走らせます。

そして、彼女の姿が見えたところで安心するのです。

ジャックは、息絶えたのか・・・気を失ったのか・・・。

個人的には、その後クララとアメリカで生活をしていてほしいですね。

ジャック・エドワードは命を狙われ、誰も信じず、怯えて生きていました。

しかし、ベネデット神父と出会い、心を許せる相手を求めるようになります。

やっと見つけたのがクララです。

しかし、運命は残酷です。

ジャックは、平安を求めようとするには、罪を重ねすぎたのでしょうか。

もう1人、印象的な人物がいました。

ベネデット神父です。

彼は、ジャックがウソをついている事を見抜いていました。

たくさんの人を見てきたから、人を見ぬく力が高いのかもしれません。

ジャックはこの神父がいたから、自分の今の生き方について考えたのでしょう。

車の医者のファビオは、ベネデット神父の息子だったのでしょう。

法に反することもやっているというので、勘当したのかもしれません。

この物語には、幸せな人が全く出てきません。

胸が痛い作品でした。

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