ニック・オブ・タイム

「ニック・オブ・タイム」を観ました。

ニック・オブ・タイム – Yahoo!映画

1.はじめに

みなさんは、旅行先で危ない目にあったことはありますか?

わたしはありますよ。

小さい頃、神社の石段を、蒲田行進曲の銀ちゃんよろしく階段落ちをしたことがあります。

いやはや恐ろしい・・・。

今回は、ロサンゼルスに着いてすぐに陰謀に巻き込まれる親子の物語”ニック・オブ・タイム”です。

2.あらすじ(妄想スパイス入り)

ロサンゼルスの駅で、ヤンキー達がローラーブレードで滑り回っています。

そして、リンという小さな女の子を連れたワトソンが、公衆電話をかけています。

「ワトソンです」

リンは、大きなクマのぬいぐるみを抱いています。

「クマさんか」

ヤンキーの一人が彼女にからみます。

クマのぬいぐるみでヤンキーを殴りつけるリン。

「失礼」

ワトソンは、受話器を押さえ、リンを呼びます。

「こっちにおいで。構うな」

側に来たリンを守るように、電話を続けるワトソン。

しかし、ヤンキーは二人の周りをグルグル回って、さらに挑発します。

「お前のかーちゃんでーべーそー!!」

気にせず電話を続けるワトソン。

「列車が遅れまして・・・すぐ伺います」

「ばーか、ばーか」

ヤンキーは挑発を止めません。

用事が済み、電話を切るワトソン。

「済んだよ。行こう」

リンを連れて、公衆電話から離れます。

駅から出ていく二人。

そして数分後、後ろにリン、前かごにクマを乗せたママチャリで、ヤンキーに突撃する怒りのワトソンがいたのです。

3.感想

おもしろかったー!!

ずっと緊張感が続く、スリリングな映画でした。

しかし怖いですよね。

違う土地に行ったら、そこで人質を捕られ、殺人をさせられるのですよ。

ひえ~!!

しかも、あの男女は、自分の身元が一切分からないようにしているのです。

警察と名乗っていましたが、それも本当かどうか・・・。

そして、用意周到なのは、駅で旅行者から実行犯を選んでいるところです。

徹底的に自分たちがバレないようにしています。

オープニングで、リンが列車の中から見るロサンゼルスの風景は、すでに不穏な感じです。

そして、ワトソンは、娘のリンを人質に捕られ、エレノア・グラント知事を射殺するよう脅されます。

選ばれた理由は、チンピラを追い払うワトソンの冷静な対処と度胸を見たからでしょう。

そして、ワトソンはこんな極限状態になっても、冷静な対処と度胸を見せます。

知事の側近のクリスタに、自分を信じさせるために、なんと銃を渡します。

これほど信用させる手段はないですよね。

そして、ラストの知事の演説での狙撃です。

壁が厚くてトランシーバーが通じないとわかると、敵の男に向けて発砲するのです。

バンで待っている女との連絡がとれないですからね。

敵の男女は、実効犯に適している有能な男を選んで、逆に失敗したのですね。

そして、何と言っても靴磨きの男です。

戦争で負傷帰還しているから、修羅場は慣れているのでしょう。

彼の活躍がないと、ワトソンとリンの命が危なかったのですから。

二人が抱き合っているバンの反対側で、女と格闘しているなんて・・・。

かっこよかったです。

この映画は時間が重要なため、いろいろな時計が現れます。

オープニングの12時を指した置時計から銃になっていくのは、スタートの合図なのかな。

そして、謎の男の外れた腕時計を黒幕が踏むところでストップなのでしょう。

結局、犯人らの明確な動機はわかりません。

知事がリベラルに変わり保守派の怒りを買ったとか、多彩な人種を側近にして白人を怒らせたとか、いろいろな噂は出ていましたが。

そして、黒幕の男の素性も。

ラスト、一人で逃げていく彼が何者かわからなかったです。

それが不気味なのですが。

映画内の時間と実際の時間がほぼ同じに進むこの作品。

わたしの好みの映画が、また1つ増えました。

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