ランボー 最後の戦場

「ランボー 最後の戦場」を観ました。

ランボー 最後の戦場 – Yahoo!映画

1.はじめに

みなさんは、ヘビを見たことがありますか?

わたしは田舎者なので、山などでよく見かけます。

小さいころ、遊んでいる時に、ヘビが川を横切っていくのを見たことがあります。

ヘビって泳ぐんですよ。

しかも、すごい速さで。

呆然としました。

今回は、現在ヘビ捕りをしている男の物語“ランボー 最後の戦場”です。

2.あらすじ(妄想スパイス入り)

ジョン・ランボーは、捕ってきたヘビを檻に入れています。

近くでは、人間 VS ヘビのショーが行われています。

ランボーの姿を見つけ、近付く団体がいます。

男が話しかけます。

「危険な仕事だね。僕はマイケル・バーネットだ。話せるかな?すぐに済むよ」

【なんだこいつ。壺でも売るつもりか?】←ランボーの心の声

「ボートを出してくれると聞いてね。川をさかのぼれるかな?」

マイケルは笑顔で話かけてきます。

【釣りに行くのか・・・】

「どこへ?」

「ミャンマー」

「紛争地帯だ」

ランボーは顔をしかめます。

【アホか、こいつら。しかも女までいる・・・お!めっちゃタイプ】

「そう言われているが、紛争というより虐殺だよ。5回目の旅なので、危険はよく承知している」

マイケルも引きません。

「お断りだ!!」

ランボーは拒否します。

「我々はコロラド州の“汎アジア牧師会”の一員だ。毎年の今ごろ、ボランティアで医薬品や本を届けたりして、カレン族の支援を続けている」

マイケルは胸を張ります。

【あの女、俺の事ジーッと見てる。さては、俺の魅力に惚れたか?】

「川に一番詳しいそうだね」

マイケルは話を先に進めます。

「ウソだ」

「ボートを出してくれたら、村人の暮らしを変えることができる」

「武器の支援は?」

ランボーが質問します。

「まさか」

マイケルはたじろぎます。

「なら、なにも変わらない」

【あの女は、俺に支援してくれないだろうか・・・】

「いいや。武器は争いを増やすだけだ」

「知るか」

「行こう。話してもムダだ」

マイケルは交渉をあきらめ、団体の方に呼びかけます。

「私が」

例の女が、マイケルに直訴します。

「ボートでしか行けないわ。ダメ元で、私に話をさせて。お願い」

【お!やはり俺の魅力が伝わったか!!】

ランボーは表情には出しません。

しかし、心中ではパーティータイムです。

こうして、ランボーの恋が始まるのです。

3.感想

ランボーシリーズの最後の作品です。

第1作目の“First Blood”は名作です。

そこから、ヒーロー映画の雰囲気になっていったこのシリーズ。

はたして、どのような決着をつけるのかというのが見所でした。

しかし、こんなに戦闘シーンがエグい映画は、初めてですね。

ここまで来ると、エンターテイメントとして成立するのか・・・考えてしまいます。

リアルさの境界線って難しいですね。

今作では、ジョン・ランボーは、タイで見世物用のヘビを捕まえたり、ボートの操縦をしています。

そして、ミャンマーの軍事政権が、カレン族を弾圧しています。

そのカレン族に、汎アジア牧師会というボランティア団体が薬品や本を届けるので、ランボーにボートを出してほしいと依頼してくるのです。

ランボーは、紛争地帯という事で、依頼を断ります。

もう戦争に関わりたくないのですね。

しかし、ボランティアのサラ・ミラーが「あなたにもまだ大切なものがあるはずよ。命を救うことは決してムダじゃないはず」という言葉で、ボートでミャンマーへ連れて行く事にします。

戦争で殺人ばかりしてきたランボーには、命を救う手助けをしたかったのかもしれません。

あと、サラに恋をしている雰囲気もうかがえます。

しかし、ボートで移動中、海賊と遭遇してしまいます。

ランボーは、金を渡すことで見逃してもらおうと交渉しますが、海賊は、「持ち物全部とサラをよこせ」の一点張りです。

ランボーは、海賊を殺します。

その行為に、ボランティアの代表マイケル・バーネットは、激怒します。

さて、ランボーとマイケル、どちらが正しいのでしょう。

殺人は、やってはいけない行為です。

しかし、海賊の要求をのめば、持ち物を全部取られ、サラはレイプをされます。

もしかしたら、全員殺されるかもしれません。

まともな交渉ができない相手ですから。

ここで、モラルとインモラルのせめぎ合いが、皆の心に芽生えます。

ランボーは、ボランティア団体をボートで送り、別れます。

彼らは、カレン族の村に入り、ボランティアを開始します。

しかし、そこに軍が襲ってきます。

虐殺されるカレン族の人々。

ボランティア達も捕えられてしまいます。

また、モラルとインモラルのせめぎ合いが起こります。

汎アジア牧師会から、予定から10日過ぎても帰ってこないと、ランボーに問い合わせが来ます。

彼らは捕えられたと考えられ、傭兵たちに救出を依頼する事になります。

そして、ランボーは、彼らを降ろした場所までの道案内をする事になります。

そこからは戦闘であり、インモラルの世界です。

そして、マイケルも殺人を行ってしまいます。

ランボーは、サラを無事助け出します。

普通のヒーロー映画であれば、ここでヒロインを助け出したヒーローに抱きつき、熱いキスを一発かまして、ジ・エンドなのです。

しかし、サラが抱きついたのは、マイケルなのです。

インモラルを受け入れられなかったのですね。

その姿をジッと見つめるランボーの心中は、どうだったのでしょう。

自分の生きたインモラルの世界と、普通の人が生きるモラルの世界との隔たりを感じた事でしょう。

最後、ランボーは故郷のアリゾナ州ボウイの親父の元へ帰ります。

ずっと頭に巻いていた赤いハチマキを外して。

インモラルの世界を生きた自分との決別なのでしょう。

彼は、もともとベトナム戦争の帰還兵でした。

戦争に巻き込まれた犠牲者でもあります。

人間に戻り、ジョン・ランボーの旅は終わったのですね。

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