バンク・ジョブ

「バンク・ジョブ」を観ました。

バンク・ジョブ – Yahoo!映画

1.はじめに

みなさんは、一発逆転を狙って、大儲けを企んだ事がありますか?

わたしはあります。

キャリーオーバーをしたtoto BIGを当てて、悠々自適の生活を目指しています。

幸運のブレスレットを握りしめて、宝くじ売り場に走っていくわたしの姿は、欲望にまみれて金色に輝いていることでしょう。

今回は、人生の一発逆転を目指して強盗を試みた男の物語゛バンク・ジョブ゛です。

2.あらすじ(妄想スパイス入り)

1971年 イースト・ロンドン

テリー・レザー モーターズが営業をしています。

主人のテリー・レザーは、従業員のエディに近付きます。

「エディ。明日の結婚式の服は?」

「ヘイ。新調したでげす」

「イングリッドも喜ぶな」

従業員のエディとイングリッドは、明日、結婚式を挙げるのです。

テリーは、事務所で仕事をしているイングリッドにも声をかけます。

「明日は花嫁か?イングリッド」

「そのつもりだす」

「帰っていいぞ。女磨きをしなくちゃな」

テリーは、器の大きさを見せます。

「いつも美人だがな。ハハハ」

イングリッドは、真面目な顔で言います。

「テリーはん。バチェラー・パーティーで彼に悪酔いさせないでくだせえ」

「ビールを飲んで騒ぐだけさ。別に目が覚めたら、トラがいたり、赤ちゃんがいたりしないよ。ハングオーバーはしないさ」

そこに、黒い車がやって来て、店の前に停車します。

そして、スパナを持った男が2人降りてきます。

すると、いきなり展示している車のフロントガラスをスパナで割りだしました。

「クソ!何しやがる!」

テリーは、激怒します。

「金の取り立てか?売り物を壊されたら金が返せないぞ」

男はテリーをジッと見ます。

「社長が怒っている。いつ金を返済する?」

「すぐ返す。ペンタゴン」

テリーは答えます。

「俺の事を何て?」

男は聞き返します。

「ペンタゴンだ悪いか!お前はペンタゴン、やつはブラックホール」

「四次元殺法コンビ?アシュラマンに一番弱いと言われたコンビだ。そう呼んでいるのか?」

「お前のいないところでな!」

「今はいるぜ」

男は凄みます。

「ビビって口が滑っただけだ。お前が怖くてな」

テリーは、言葉で動揺させてからのカーフ・ブランディングを狙います。

隙をつき、ペンタゴンの頭をつかみ、膝を当ててコーナーの上から飛ぼうとした瞬間、マルティーヌの運転する車がやって来ます。

そして、店の前に停まります。

「さっさと金を返せ!」

カーフ・ブランディングを振りほどき、四次元殺法コンビは捨てゼリフをはいて、帰っていきました。

「やあ!マルティーヌ。文句の多い客で困るんだ」

テリーは、マルティーヌの車に寄っていき、話かけます。

「今夜は暇?」

「今夜?エディのバチェラー・パーティーだ。どうして?」

「提案があるんだけど?」

こうして、テリーは陰謀に巻き込まれていくのです。

3.感想

まず、この映画が実話を元にしているという事にびっくりです。

すごい話・・・。

要は、スキャンダル写真をネタに、犯罪を犯しても無罪になっている悪党を捕まえるために、銀行の貸金庫へ強盗に入らせたら、警察への裏金と他の要人のスキャンダル写真も見つかったよ・・・という話です。

登場人物を整理します。

テリー・レザーは、自営の自動車屋で借金を抱えています。

そして、今の自分の人生にも嫌気が差しています。

だから、デイブとケヴィンを銀行強盗に誘うときに、「生きた証もなく、死ぬのは嫌だ」と言ったのですね。

マルティーヌ・ラヴは、テリーの友達で、ティムの愛人です。

彼女は、事件の1ヶ月前に、麻薬密輸容疑で逮捕され、ティムに助けを求めます。

その時に、彼に出された条件が、マーガレット王女のスキャンダル写真を、ロイズ銀行の貸金庫から仲間と盗み出せというものでした。

そして、その条件を受け入れ放免されたのです。

ルー・ヴォーゲルは、ポルノの帝王と呼ばれ、娼館の主人をしています。

警察には裏金を渡し、商売を見逃してもらっています。

彼は、渡した裏金を詳細に台帳につけ、ロイズ銀行の貸金庫に預けていたのです。

マイケルXは、黒人の人権を守るための活動家です。

しかし、いろいろな犯罪にも手を染めていました。

彼は、マーガレット王女のスキャンダル写真を撮って保管しており、そのネガを使って裁判で無罪を勝ち取っていました。

イギリスにとっては、王室の大スキャンダルになる写真を、バラまかれる訳にはいかなかったのです。

マイケルXは、ロイズ銀行の貸金庫にこの写真とネガを預けていました。

マルティーヌは、この写真を盗まなければならなかったのです。

マルティーヌとケリー達は、ロイズ銀行の二軒隣のル・サックという空き店舗から、地面に穴を堀り侵入するという方法をとります。

結構、ずさんな計画なんですよね。

騒音で、警察や隣の店から苦情が来たり、無線を聞かれてしまったり。

しかし、捜査方法も発達していなかったから、成功したのでしょう。

彼らは、100~400番台の貸金庫の中身を盗みだしました。

すごいのが、盗んだ総額は400万ポンド以上。

調べてみると、1971年は1ポンドが857円でした。

ということは、400万ポンド以上って、約35億円!!!!

しかも、貸金庫の借り主の100名以上が、被害内容の申告を拒否したそうです。

その人たちの被害届も出ないって事?

すごいな~。

しかし、話はそう上手くはいきません。

結局、強盗に入った仲間のデイブ、バンバス、ガイ少佐は殺されてしまいます。

バンバスとガイ少佐の殺人については、詳細はわかっていないみたいです。

やはり、報いが来るのですよね。

テリー、マルティーヌ、ケヴィンは、その後の人生は平穏に過ごせたのでしょうかね?

この映画のラストは、テリー家族の楽しそうな様子でしたが・・・。

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