運命のボタン

「運命のボタン」を観ました。

運命のボタン – Yahoo!映画

1.はじめに

みなさんは、究極の選択をした事がありますか?

わたしはありますよ。

あれは小学生の頃でした。

遠足のおやつは500円。

金額の高いお菓子を3~5個にするか、安いお菓子を10個以上にするか・・・。

究極の選択でした。

わたしは悩みに悩みました。

結局、250円ずつ半々にしました。

今回は、究極の選択に翻弄される家族の物語“運命のボタン”です。

2.あらすじ(妄想スパイス入り)

ヴァージニア州 1976年。

午前5時45分

「何か聞こえた?」

ベッドで寝ていたノーマ・ルイスは夫のアーサーに話しかけます。

「玄関のベルだ」

アーサーは答えます。

「ほんと?」

「今、何時だ?」

「5時45分よ」

ノーマは起き上がり、玄関に行きます。

ドアスコープを覗くと、黒い車が走り去って行くのが見えます。

玄関前には、見知らぬ箱が置いてあります。

箱を持って入るノーマ。

「それは?」

アーサーは怪訝な顔をしています。

「誰かが置いていったみたい」

「誰が?」

「さあ、車が走り去ったけど」

2人は箱を前にして、首をかしげます。

「サンタには早いね」

起きてきた息子が、チャチャを入れます。

「もう、起きるか」

3人は、朝食にします。

アーサーが箱を開けます。

中にはボタンと手紙が入っていました。

手紙には「押すなよ!押すなよ!絶対、押すなよ!」と書かれています。

「これは、押せってことかな?」

「ダチョウ倶楽部ならそうね」

アーサーはボタンを押します。

どこかで、知らない誰かが、熱湯風呂に落とされたそうです。

そして、スチュワードが、午後5時に100万ドルを持ってくるのです。

3.感想

怖い話でした。

上手い話はないという事でしょうか。

原題は「THE BOX」なのですね。

人生は、常にボックスに入っているようなものだ・・・みたいなセリフがありましたが。

ルイス夫婦のもとに、ボタンがやって来ます。

そして、アーリントン・スチュワードという紳士が、そのボタンの説明にやって来ます。

このスチュワード、顔の左半分に大きな傷痕があり、えぐれています。

そして、ボタンについては、押せば2つの事が起きるそうです。

その1.どこかで、あなたの知らない誰かが死ぬ。

その2.100万ドル手に入る。しかも無税。

ルイス夫婦は悩みます。

ちょうど、お金に困っているのです。

妻のノーマは教師なのですが、息子の学費の教員割引の制度が無くなると話がありました。

夫のアーサーは、NASAに勤務しながら宇宙飛行士を目指していましたが、合格確実のテストに落ちてしまったのです。

このスチュワードが、うまく欲望をくすぐります。

彼は、100万ドルの現金を実際に見せます。

いやらしいですね。

「あ、本当に貰えるんだ」という確信が強くなりますし、「お金がこれだけあったら・・・」という欲望も強くなります。

そして、100ドルをノーマにあげます。

実物だという事を、調べさせるためです。

そして、3つの制約をさせます。

その1.このゲームの雇い主については、スチュワードは教えられない。

その2.夫以外、この件について口外してはならない。

その3.猶予は24時間。

夫しか相談は出来ず、24時間しか猶予が無かったら、お金に困っているほとんどの人は押すでしょう。

スチュワードも押させる方に持っていってる感じだし。

そして、ノーマはボタンを押してしまうのです。

100万ドルをもらって終了とは、当然なりません。

これは、はじめから仕組まれた計画でした。

スチュワードの顔の傷は落雷によるもので、その落雷により特殊な能力を身に付け、“何者か”とコンタクトを取れるようになっていました。

その能力の1つに、人をあやつるというものがあります。

スチュワードが脳に入るのですが、入られた人は、前頭葉が出血を起こし、鼻血を出してしまうのです。

ノーマの学費の教員割引の件を伝える校長は、鼻血を出していました。

スチュワードの計画だったのでしょう。

合格確実と言われていたアーサーの宇宙飛行士のテストも、スチュワードの手が入っていたのでしょう。

初めから、ルイス家を経済的に追い込んでいたのです。

そして、誰かが死ぬと知らされながら、ボタンを押した人間には罰が下されます。

子供の視力と聴力を奪い、選択を迫ります。

その1.100万ドルをそのまま手にして過ごす。その代わり、子供の視力と聴力は戻らない。

その2.スチュワードの持って来た拳銃(1発の弾丸入り)で、ボタンを押した人を撃ち殺す。そうしたら、子供の視力と聴力は戻る。100万ドルは、子供が18歳になった時に渡される。

結局、アーサーはノーマを撃ち殺し、逮捕されます。

これが、ボタンを押した時に死ぬ“知らない誰か”なのです。

怖い・・・。

スチュワードの動きをまとめると、

1.ルイス家を経済的に追い込む。

2.早朝5時45分、ルイス家にボタンを贈る。

3.午後5時、ルイス家に説明に行く。(ボタンを押す猶予は24時間)

4.翌日4時頃に、前回ボタンを押した家族の子供の聴力、視力を奪い選択を迫る。

5.そのままルイス家に行き、午後5時に百万ドルを持っていく。

みたいな感じなのか???

このゲームを終えるには、誰もボタンを押さなければ良いという事らしいのですが・・・。

みなさんも上手い話には気をつけましょう。

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