リメンバー・ミー

「リメンバー・ミー」を観ました。

リメンバー・ミー – Yahoo!映画

1.はじめに

みなさんは音楽に救われた事がありますか?

わたしはありますよ。

しんどい時に聴いた歌が胸に響き、泣かされる事が結構あります。

中島みゆきさんの「時代」

椎名林檎さんの「ありあまる富」

フラワーカンパニーズさんの「深夜高速」

などなど。

涙を流した後はスッキリするんですよね。

音楽ってすごいなあ。

今回は、音楽の力を信じている少年の物語“リメンバー・ミー”です。

2.あらすじ(妄想スパイス入り)

過去の出来事が原因で、音楽を禁止されている少年ミゲル。

先祖が家族に会いにくるという死者の日。

ミゲルは音楽コンテストに出ることを決める。

彼は、伝説的ミュージシャンであるデラクルスの霊廟に飾られたギターを手にする。

ジャーン

「もしも~この舟で~君の幸せ見つけたら~♪」

この日からミゲルは『メキシコの若大将』と呼ばれる事になった。

3.感想

なんてやさしい映画。

ものすごくストレートなメッセージ。

こんなの泣いちゃうよなぁ。

もう文句がつけられない。

「その通りでございます」とひれ伏すしかないメッセージを、渾身の力で投げつけられた感じです。

しかも、美しい歌にのせて。

ただ、何だろう・・・。

ちょっと引っかかっている事が。

メッセージがきれい過ぎるのですよ。

「家族、ひいては家系を大切にする」

その通りです。

1ミリも間違っていない。

しかし、それを伝えたい気持ちが強すぎるのです。

「俺の言っている事は正しいだろう!な!な!そうだよな!な!な!」って言われている感じ。

まるで、面倒くさい先輩に肩を抱かれ、正論を押し付けられている様。

そう思ってしまうのは、メッセージがそのまま物語の主軸になっているからなのでしょう。

わかりやすいのは、死者の世界の規則です。

まず、死者は祭壇に自分の写真がないと生者に会いにいけない。

そして、覚えている生者がいなくなると2回目の死を迎える。

この規則からして、すでにメッセージを匂わしているのです。

さらに、ミゲルのミッションです。

家族の赦しをもらう。

もう、これだけで「家族を大切にしろよ」というメッセージがガンガン伝わってくる。

あー、うるさい!!

わたしの個人的な考えでは、物語のメッセージはフワッと匂わせる程度で充分だと思っています。

それを、観た人が感じて心に留める。

これで良いのです。

でも、この作品は徹頭徹尾「家族を大切にしろよ!」とやかましく言ってくるのです。

そうなると、こちらは「な、何かごめん・・・」となってしまう。

今まで、ピクサーはこんな説教くさい作り方をしなかったのになぁ。

どうしたんだろう。

物語はとても良いです。

わたしもラストに泣きました。

あと原題も良いですね。

「Coco」

ミゲルのひいお祖母ちゃんのココの事です。

実は、彼女の物語なんですよね。

すごく素敵な作品。

・・・

なのに、説教くさい。

わたしがねじまがっているだけなのですが。

だから、心の中がごちゃごちゃになっています。

ああ。

このごちゃごちゃを沈めたい。

誰か、わたしに『リメンバー・ミー』を歌ってください。

もちろん弾き語りで。

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