スリー・ビルボード

「スリー・ビルボード」を観ました。

スリー・ビルボード – Yahoo!映画

1.はじめに

みなさんは変な看板を見た事がありますか?

時々、よくわからない看板がありますよね。

わたしがよく見かけるのは、ケンカを売っている看板です。

くわしくは書きませんが。

なんかいろいろな所とケンカしているなあ・・・って。

これらを見ると、ちょっと切ない気持ちになります。

今回は、3枚の看板が町を混乱させる物語“スリー・ビルボード”です。

2.あらすじ(妄想スパイス入り)

ミズーリ州の田舎町。

ミルドレッドは、3枚の広告看板を設置する。

1枚目「べっぴんさん」

2枚目「べっぴんさん」

3枚目「ひとつ飛ばして、お・お母さん・・・」

3.感想

なんていう映画だ。

痛い。

心が痛い。

なんか、心をぞうきんのようにキューッと絞られたような気持ちになりました。

娘のアンジェラ・ヘイズを無残に殺されたミルドレッド・ヘイズ。

彼女が出した3枚の看板。

「レイプされて死亡」

「犯人逮捕はまだ?」

「なぜ?ウィロビー署長」

この看板の設置によりミルドレッドが徐々に追い込まれていくのです。

彼女が町の人々から非難されるのには理由がありました。

ビル・ウィロビー警察署長が信頼の厚い人物だったからです。

そして、彼はすい臓ガンに侵されていました。

もう亡くなるかもしれない、こんな立派な人物を追い込む事はないだろう。

町の人々は、そう考えていたのです。

わたしは、この流れを釈然としない気持ちで観ていました。

人柄と事件が解決できていない事は別問題だろう?

なぜ被害者家族が辛い目にあわないといけないのか?

何か納得できませんでした。

そして、その気持ちに拍車をかけたのがジェイソン・ディクソン巡査。

彼が本当にひどい。

エビング警察の評判をディクソンが1人で下げているのではないかというくらい傍若無人なのです。

差別もひどいし。

とにかく、エビング警察の雰囲気を見ていると、彼らに事件解決は無理だろうと思わされてしまったのです。

そして、ウィロビー署長が自殺をしてしまいます。

思わず「え!?」と声が出てしまいました。

理由は、病気で家族に迷惑をかけたくないというものでした。

しかし、これはまずい。

決壊したダムのように、人々の怒りはミルドレッドに向かってしまいます。

その被害を1番受けたのは、レッド・ウェルビーでした。

まさかディクソンに窓から落とされるとは・・・。

引きましたよ。

そして、ラスト。

ディクソンにより、アンジェラを殺したかもしれない犯人がわかります。

これに関しては不可解な部分があるのですよね。

DNA鑑定の結果を伝える後任の署長の話です。

とても、奥歯に物が挟まった様な言い方なのです。

もしかすると、あの男は軍の関係者で、圧力があったのかもしれません。

そして、あの犯人と思われる男。

以前、雑貨屋で働くミルドレッドに会いに来ていますよね。

そして、彼女を挑発する様な言動をしています。

個人的には、犯人以外にそんな危険な事をする奴はいないと思います。

だから、奴は本当に犯人ではないのか?

わたしはそう思うのです。

じっちゃんの名にかけて。

さて、ミルドレッドとディクソンは共にレイプ魔(犯人?)の所へ向かいます。

しかし、奴を殺すかどうか迷っています。

そこで頭をよぎるのは、ペネロープが言った「怒りは怒りを来す」

この騒動の発端は”怒り”でした。

皆、怒りで行動をしていたのです。

ミルドレッドとディクソンは、それに疲れ果てていました。

2人がアイダホに到着する頃、どのような結論を出すのでしょうね。

また怒りで行動するのか。

それとも、ここで怒りの連鎖を終わらせるのか。

どちらにせよ、この事件の1つの区切りになるのでしょうね。

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