猿の惑星:創世記

「猿の惑星:創世記」を観ました。

猿の惑星:創世記 – Yahoo!映画

1.はじめに

みなさんは「NO」と言えますか?

上司から無茶な仕事の指示をされた。

同僚から変な誘いを受けた。

彼女が怪しい絵を売りつけてくる。

生活をしていると、いろいろなピンチがあると思います。

そこで、あなたはNOと拒否できるのでしょうか?

わたしは・・・

できません!

気が弱いので。

ただ、そっと逃げます。

今回は、NOと言える猿の物語“猿の惑星:創世記”です。

2.あらすじ(妄想スパイス入り)

現代のサンフランシスコ。

高い知能を持つ猿のシーザーは人類に裏切られた。

ウィル「シーザー!ピザって10回言ってみて」

シーザー「ウキウキウキウキウキウキウキウキウキウキ」

ウィル「じゃあ、ここは?」

シーザー「ウキ?」

ウィル「残念!ヒジでした~」

こうして、シーザーは自分の仲間である猿を率い、人類との戦いに向けて立ち上がることになったのである。

3.感想

深い。

なんて深いドラマだ。

そして、シーザーがかっこいい!!

あの超有名作品『猿の惑星』の前日譚にあたる物語です。

主役はチンパンジーのシーザー。

彼はALZ-112という新薬を投与されたチンパンジーから生まれました。

そのため、知能がすごく高い。

さらに、ALZ-112の開発者であるウィルに息子のように育てられるのです。

シーザーは、ウィルと父親のロッドマン、恋人のキャロラインから愛情を受けて、すくすく育ちます。

あの杉の木を登って行くと同時に成長をしていくシーン。

すごく美しかった。

鳥肌が立ちました。

シーザーは、成長をするにつれて、疑問を持ち始めます。

「なぜ自分は人間と同じ扱いを受けられないのか?」

外出をする時にはリードを付けられます。

車もシートには座らせてもらえない。

食事も違う。

ウィルは、シーザーの事を息子と言いながらも、扱い方はペットだったのです。

多分、ウィルには悪気は無かったのだと思います。

ただ、気付けなかったのだと思います。

そんな中、シーザーが近所のパイロットにケガをさせてしまいます。

彼は霊長類保護センターに送られます。

そこで、たくさんの猿と出会うのです。

最初は、彼らと馴染めませんでした。

象徴的なシーンがありました。

シーザーはチンパンジーと仲良くなるために、始めにボールを転がします。

しかし、通じません。

次に、握手をする様に手を差し出します。

それも通じない。

これで分かる事は、シーザーは人間の中で育ったので、アプローチの仕方が人間的なのです。

ボールを使って友達になるのは子供がよく使う手段。

握手は大人のあいさつです。

しかし、相手はチンパンジー。

そんな事がわかるはずもない。

シーザーは暴力という洗礼を受けてしまうのです。

あの壁に描いた模様。

あれは、シーザーの部屋の窓枠ですね。

あのマークが彼らの象徴となっていく様です。

はた目から見ると、暴力的な猿の世界に放り込まれたシーザーがかわいそうに見えます。

しかし、彼はそうでも無かった様です。

なぜか。

それは、猿たちが自分を対等に扱ってくれるから。

これは大きいです。

シーザーは猿の世界に放り込まれて、初めて自分の存在意義を見出だせたのです。

だから、彼は猿のコミュニティーを作り始めるのです。

シーザーは、ここで初めて言葉をしゃべります。

その言葉とは「NO」(イヤだ)

これも深いですね。

シーザーは、これまで「NO」と言いたい場面がたくさんあったけれど、それを飲み込んで来たのです。

この気持ちを初めて爆発させたのですね。

シーザーは、ある計画を立てます。

「みんなで、あのアメリカ杉の公園で生活をしよう」

まずは、ALZ-113を散布して、猿たちの知能を上げます。

あれを浴びたら、目の虹彩がグリーンになるのですね。

シーザーがみんなの目のチェックをしていたという事は、ウィルの研究を理解していたという事か。

すごいですね。

そして、シーザーは皆を引き連れて、ジェネシス社へと向かいます。

これは、実験用に連れて行かれた仲間たちを助けるため。

ここでコバも合流します。

次に、動物園です。

幼い頃に出会った猿たちを解放するのです。

そして、みんなでミュアウッズ国定公園へと向かいます。

しかし、ゴールデン・ゲート・ブリッジが警察によって封鎖されているのです。

ここで繰り広げられる人間と猿の戦い。

見どころは猿たちの戦い方です。

シーザーは人間を殺す事を禁じていました。

だから、猿たちは相手の攻撃を避けながら、武器を取り上げるのです。

さらには、ゴリラのバック VS ヘリコプター。

ド迫力でした。

ヘリコプターは墜落して、バックは殉死を遂げます。

そして、シーザーとスティーブン・ジェイコブスとの対面。

多分、シーザーはジェイコブスと初対面で、彼がジェネシス社の所長だとは知らないと思います。

だから、猿である自分に敵意をむき出してくる人間という認識なのかな。

さあ人間を助けるかどうか。

そこで、シーザーは助けないという選択をするのです。

これは、人間との決別です。

シーザーは、猿と人間は理解しあえないという答えを出したのです。

猿たちは、多数の犠牲を出しながら、アメリカ杉にたどり着きました。

ここで彼らはユートピアを作っていくのでしょう。

シーザーがリーダーなら大丈夫。

がんばってほしいです。

ああ。

かなり猿たちに肩入れした内容になってしまいました・・・。

最後に一言。

監督はパイロットに何か恨みがあるのかな?

車をぶつけられたり、指をシーザーに噛まれたり、さらにはフランクリンにALZ-113を感染させられるし。

あまりにも災難過ぎるでしょう。

彼が1番かわいそうでした。

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