ドリーム

「ドリーム」を観ました。

ドリーム – Yahoo!映画

1.はじめに

みなさんは数学が得意ですか?

わたしは、中学数学までは理解していました。

しかし、高校数学になってからは、さっぱりわからなくなってしまったのです。

点数は常に低空飛行。

ひどいものでした。

まあ、それは数学だけではありませんが・・・。

てへ。

勉強は、きちんとしないといけませんね。

今回は、数学のすばらしさを見せつけられる物語“ドリーム”です。

2.あらすじ(妄想スパイス入り)

1960年代の初め。

ソ連との宇宙開発競争で遅れを取っていたアメリカは、国家の威信をかけて有人宇宙飛行計画に乗り出す。

「誰が初めに行く?」

オレが行くよ!

いや、オレが!

オレが!オレが!オレが!

「じゃあ、オレが行くよ!」

どうぞ、どうぞ…。

こうして、ジョン・グレンが地球周回軌道飛行に挑戦する事になったのである。

3.感想

素敵な映画でした。

なんか途中から感動が止まらなくなってしまいました。

彼女たちが自分の力で環境を変えていく姿に胸をうたれたのでしょうね。

この作品。

原題は『Hidden Figures』

訳すと『隠された人々』というところでしょうか。

地球周回軌道飛行を成功させたNASAで活躍した3人の物語です。

なぜ、隠されていたのか?

それは、差別があったからです。

3人は黒人女性だったのです。

これは、彼女たちが差別の壁にぶつかりながらも、自分の道を切り開いていく物語なのです。

3人の女性を1人ずつ見ていきます。

まずは、メアリー・ジャクソン。

彼女は、ゼリンスキーという技術者に見込まれ、技術職を目指す事になります。

ゼリンスキーはユダヤ人。

だからこそ、人種の違いで才能のある人が潰されるのを放っておけなかったのでしょうね。

メアリーは技術者を目指しますが、そこには壁がありました。

白人専用の学校での受講が必要だったのです。

それを可能にするために、彼女は裁判所に請願書を出します。

メアリーの判事への訴え。

これがとても素晴らしかった。

下手したら感情的になりそうなところを、これを認めたら判事がどんなに得なのかを説明するのです。

それにより、いかに彼女が論理的であり、問題解決能力が高い人であるかがわかるのです。

名場面でした。

次に、ドロシー・ヴォーンです。

彼女は、上司に管理職の代行を押し付けられており、いいように使われていました。

そして、自分の能力を発揮する場を見つけたキャサリンとメアリーを羨ましく思っていました。

そんなある日、NASAにIBM(国際ビジネス機器)が導入される事になります。

コンピューターですね。

これにより、彼女は所属している計算グループが近い将来に無くなってしまうと考えます。

ドロシーはどうしたのか。

なんとプログラミングを独学で学び、さらには計算グループの仲間たちに教えていくのです。

これはすごいですよね。

なかなか出来ないですよ。

プログラミングを身につけたドロシーたちがIBMの部屋に向かう姿は、とてもかっこ良かった。

そして、彼女はIBM計算室 室長となるのです。

わたしは、3人の中で彼女が1番すごいと思いました。

この姿勢は見習いたいですね。

最後に、キャサリン・ゴーブルです。

彼女は数学の天才です。

しかし、その能力を発揮できずにいました。

観ているわたしは、それが歯がゆい。

「そこに素晴らしい才能がいるのに、なぜ活用しない!!」

でも、これはわたしが現代を生きているから、そう思うのですよね。

キャサリンの生きていた時代は、差別が露骨にあったのです。

黒人女性であるキャサリンは、差別により活躍を阻まれていたのです。

そこに現れたハリソン。

彼は宇宙特別研究本部(スペース・タスク・グループ)の本部長です。

キャサリンは、彼の下で働く事になり、メキメキと実力を発揮するのです。

ハリソンは、周りから「気難しい人」と言われていました。

それは、裏を返すと「自分の考えを押し通す人」

ハリソンは、キャサリンの実力を認め、周りの目を気にせずに彼女を使っていくのです。

この出会いは大きかったですよね。

こうして、キャサリンの力が遺憾なく発揮されていきました。

ラストも良かったですよね。

機械ではなく、信用できる人の出した答えなら、命を任せられる。

宇宙飛行士であるジョン・グレンの気持ちもわかります。

この作品は学生に観せたいですね。

差別とはどれだけ醜い事なのか、そして、学ぶとはどういう事なのか。

それらを考えるきっかけになるでしょう。

生きるヒントがたくさん詰まっているすばらしい作品でした。

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