ベイビー・ドライバー

「ベイビー・ドライバー」を観ました。

ベイビー・ドライバー – Yahoo!映画

1.はじめに

みなさんはドリフトをした事がありますか?

わたしは、ゴールド免許の優良ドライバーなので、当然やった事はありません。

あ、ありました。

マリオカートで。

しかし、ゲームの中でも難しいのに、実際にあれをやるなんて・・・。

考えられない。

すごいですよね。

今回は、ドリフトを駆使してパトカーから逃げ回る男の物語“ベイビー・ドライバー”です。

2.あらすじ(妄想スパイス入り)

犯罪組織の逃がし屋として活躍するベイビー。

彼は、完璧なプレイリストをセットしたiPodで音楽を聴くことで、驚異のドライビングテクニックを発揮する。

そのプレイリストは「東映戦隊ヒーロー主題歌 挿入歌集」

これで熱くならなければ男じゃない!

ベイビーは、サンバルカンの主題歌を口ずさみながら、今日も街を走るのだった。

3.感想

とてもオシャレな映画。

車と彼女とミュージック。

青春ですね。

もう、オープニングでやられました。

タイトルが出るまでのカーチェイス。

ドリフトを多様しながら、車の間をスイスイ抜けていくのですよ。

最高!!

今まで観たカーチェイスシーンで1番かもしれません。

これで一気に心をつかまれました。

主役のベイビー。

天才的なドライバーであり、逃がし屋です。

仕事中はサングラスをかけ、耳にイヤホンをつけています。

彼のボスであるドクは、子供の頃の事故が原因で耳鳴りがしており、音楽で消えると説明していました。

事故は本当ですね。

ベイビーの額と左頬の傷は、その時についたものなのでしょう。

しかし、わたしはこの耳鳴りは嘘だと思っています。

多分、ドクが音楽を聴きながらの仕事をメンバーに納得させるため、嘘をついたのだと考えています。

わたしには、ベイビーのサングラスとイヤホンは、外の世界を遮断しているとしか思えません。

もともとのきっかけは両親のケンカでした。

多分、言い合いを聞かせたくない母親が音楽を聴かせていたのでしょうね。

それからは、音楽から離れてしまうと、両親のケンカが聞こえてくるという強迫観念がついてしまったのだと思います。

不幸な事に、両親は車を運転中のケンカで亡くなってしまいました。

ベイビーは、それにより強迫観念を払拭する機会を失ってしまったのです。

彼は里親のジョー(ジョセフ)に引き取られました。

ジョーは耳が不自由だったので、手話での会話になります。

だから、声でつけられた心の傷は癒えなかったのです。

そして、ドクです。

ベイビーは、彼の声を録音してサンプリングをしていました。

褒め言葉などのテープがいっぱいありましたね。

あれも強迫観念を払拭したいという気持ちからの行動でしょう。

しかし、ドクは父親ではありません。

ベイビーの心の傷を癒すまでには至らなかったのでしょうね。

そんな内向きな彼と、音楽を通して心を通わす女性が2人現れます。

1人は、もちろんデボラです。

お互いの名前の曲で盛り上がります。

もう1人は郵便局の窓口の女性。

彼女とは短い時間でしたが、ドリー・パートンの話題を交わすのです。

好きな物が一緒というのは嬉しいものです。

ベイビーは彼女に思い入れができたのでしょう。

だから、彼女を事件に巻き込みそうになったところで、バッツを始末したのでしょう。

ベイビーは、バディの銃撃により耳が聞こえ難くなります。

しかし、それは彼にほぼ無音の世界を与えました。

そして、ベイビーに母親の声が届く瞬間がやって来ます。

それは、聴覚ではなく、人間の根元的な感覚『触覚』でした。

ジョーのようにスピーカーに右手を当てるベイビー。

そして、母親の歌を体で感じるのです。

これは、優しい親の声をずっと追い求めた『baby』の物語だったのですね。

最後に、ドクのチーム編成について。

バッツはチームに入れたらダメでしょう。

なんで2回も呼んだんだ?

あれがドクの大きなミスでしたね。

この『ベイビー・ドライバー』

個人的には100点でした。

心に残る映画になりそうです。

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