J・エドガー

「J・エドガー」を観ました。

J・エドガー – Yahoo!映画

1.はじめに

みなさんはFBIにどんなイメージがありますか?

わたしはヒーローのイメージです。

ドラマや映画でも、FBI捜査官が主役の作品って多いですよね。

昔ハマった「X-ファイル」のモルダーとスカリーもFBI捜査官だったし。

日本の刑事ドラマでも、すごい奴は元FBI捜査官っていう肩書きがあったりしますから。

やっぱりFBI捜査官はかっこいいという刷り込みはされちゃいますよ。

今回は、そのFBIを創った男の物語“Jエドガー”です。

2.あらすじ(妄想スパイス入り)

1924年にFBI初代長官に任命されたジョン・エドガー・フーバー。

彼は、歴代の大統領に仕えた。

「へっへっへ。大統領様、こんなお写真が・・・」

「どれどれ・・・。ほう、それは真か?」

「へい。いち早く大統領のお耳に入れておいた方が良いかと思いまして」

「エドガー、お主も悪よのう」

こんな会話をしたとか、しなかったとか・・・。

3.感想

何だろう・・・。

彼らは幸せだったのだろうか?

とてもかわいそうな人生に見えました。

FBI(連邦捜査局)を創った男。

ジョン・エドガー・フーバーの物語です。

いやあ、すごい。

FBIですよ、FBI。

どんな男なのだろうと興味をひかれます。

エドガーは、システムを作る能力に長けていました。

例えば、彼が手を加えた国会図書館。

たくさんある書物から、素早く目的の本を見つけるために、すべての本に識別番号とカードを振り分けたのです。

それにより、本を探すのに数日かかっていたのが、わずか数分になりました。

今から考えると当たり前の事でも、それを最初にやるのは大変なんですよね。

1を10にするよりも、0から1を生み出す方が難しいんですよ。

エドガーは、それが得意だったのです。

そして、彼はその能力を生かして、司法組織を作っていく事になるのです。

エドガーは、ずば抜けて頭の良い男に見えます。

ずば抜けて頭の良い人って孤独なんですよね。

周りと馴染めないから。

それを周りに言っちゃうと嫌みになっちゃうから、誰にも吐露できず、内にこもってしまうのです。

孤独なエドガーの前に、同じようにずば抜けて頭の良い人が現れます。

クライド・トルソンとヘレン・ガンディです。

やっと対等に付き合える人が現れた。

エドガーは、この2人を側に置き、絶対に手放さないようにするのです。

頭脳明晰なエドガーですが、精神はそれに追い付けません。

彼は、外では虚勢を張っているように見えます。

それは、母親の影響が大きかったからでしょう。

彼女は、エドガーを周りに自慢ができる理想の男として育てようとしました。

女々しさなんかは見せず、堂々とした男らしい男。

これが母親の考えている理想像。

でも、エドガーは、根はそんな男ではありませんでした。

実は、女々しかったのです。

それは腕時計の付け方に出ています。

彼、内向きに付けているんですよね。

男らしさにこだわっているのに。

やっぱり本当の性格は、どこかに出てしまうのです。

そんなエドガーは、必死で母親の理想像になろうとします。

しかし、人の性格なんて簡単には変わらない。

そのズレが、エドガーという男に歪みを生んでいくのです。

若きエドガーは、ヘレンに結婚を申し込み、断られました。

そんな2人が創ったFBI。

この組織は、2人の子供と言っても過言ではありません。

だから、エドガーは引退を勧められても、絶対に長官の座から降りなかったのでしょうね。

男らしさにこだわった彼は、父親としての威厳を手放すわけにはいかなかったのです。

そして、エドガーが亡くなった時、FBIを守るために機密ファイルを処分したヘレン。

父親の元に駆けつけるよりも、子供を守る行動をとるのは、まさに母親。

エドガーもそれがわかっているから、ヘレンに後始末をお願いしたのでしょう。

最後に、FBIという組織を見て思った事。

規律が厳しく、時には武力で敵を制圧する組織。

どこかで見たことがあるなあ・・・。

あ、わかった。

新選組だ!

そんな事をボーッと考えてしまいました。

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