ローガン

「ローガン」を観ました。

ローガン – Yahoo!映画

1.はじめに

みなさんは親子で旅をしたことがありますか?

子供の頃ではないですよ。

大人になってからです。

わたしはありますよ。

両親と尾道へ行きました。

初めは構えていたのですが、実際に行ってみると、なかなか楽しかったです。

チャレンジした事のない方は、ぜひやってみてください。

新たな発見もありますよ。

今回は、ひょんな事から親子で旅をする事になる男の物語“ローガン”です。

2.あらすじ(妄想スパイス入り)

近未来では、ミュータントが絶滅の危機に直面していた。

治癒能力を失いつつあるローガンに、チャールズ・エグゼビアは最後のミッションを託す。

その内容は、意外なものだった。

チャールズ「こちらにはローガンとキャリバン、私がいる」

ローガン「ま、まさか・・・」

チャールズ「そうだ。3人の女性を用意するのだ。合コンだ!」

ローガン「俺には無理だ・・・」

チャールズ「ミュータントが生き残るためだ」

3.感想

あぁ。

とうとうローガン(ウルヴァリン)の物語が終わってしまった・・・。

悲しすぎる。

前2作は「ウルヴァリン」という題名でした。

しかし、最後になる今作は「ローガン」

超人であるウルヴァリンではなく、人間であるローガンを描いているのです。

それは、オープニングから突きつけられます。

いきなり車泥棒に銃で撃たれるローガン。

横たわっている姿にタイトルが出ます。

ヒーロー映画ではあり得ない演出。

これは衝撃でした。

さらに、彼の爪は完全に出てこず、治癒能力もあまり働かない。

足元もおぼつかず、歩く時は足を引きずっています。

完全に弱っているのです。

衝撃は、まだ続きます。

ローガンはキャリバンと1人の老人を介護しています。

それが、チャールズ・エグゼビア。

プロフェッサーXです。

彼は90歳になり、アルツハイマーになっているのです。

何ていう事だ・・・。

介護問題がX-MENにも降りかかっていたのです。

さらに問題なのは、チャールズは人の行動を制御する能力を持っています。

発作が起こる度に、その能力が暴走。

周りに甚大な被害が及ぶのです。

この能力の暴走で、1年前にウエストチェスターで600人以上が負傷、7人のミュータントが死亡するという事件が起きました。

そのため、ローガンは人里離れた場所で、チャールズを介護しているのです。

今作、『ローガン』は親子の物語でした。

まず、チャールズとローガンです。

へらず口をたたくローガンに優しく諭すチャールズ。

ローガンは文句ばかり言っていても、チャールズに頭が上がらず、尊敬している事が伝わります。

何か危険な事が起こったら、まずチャールズを最優先に助けていますしね。

どう見ても、この2人は父親と息子ですよ。

しかし、そのチャールズはXー24に殺されてしまいます。

まさか、プロフェッサーXがこんな最期を迎えるなんて。

悲しすぎる。

次に、ローガンとローラです。

ローガンの遺伝子で作られたローラ。

と言うことは、娘ですよね。

しかし、この2人が過ごした時間は短いものでした。

でも、親子関係を築けていました。

これは、ローラがローガンとチャールズの親子関係を、そばで見ていたからでしょう。

彼女は、チャールズに献身的なローガンの姿を見て、父親に尊敬の念を抱いたのでしょうね。

ローラは何度もローガンを助けますしね。

最後にローガンについてです。

今作では、自分でウルヴァリンと名乗ることはありませんでした。

すでに自分には、そんな力が無かった事もありますが、時代が変わった事もあったのでしょう。

それはオープニングでも描かれています。

自動車泥棒がいきなり発砲する。

昔は加害者と被害者が何らかの関係があって事件が起こりました。

しかし、今は関係がない者同士で事件が起こる事が多いのです。

事件の質が変わってきたのです。

ローガンは、ヒーローとして生きてきて、嫌な経験や思いをたくさんしてきたのでしょうね。

彼は悪夢に悩まされていました。

前作ではジーンの悪夢でしたが、今作では殺した人々の悪夢です。

その思いを、物語の中では『シェーン』から引用されていました。

「人の生き方は決まっている。変えられない。俺も変わろうとしたが、人を殺した者は元には戻れない。正しくても人殺しの烙印を押される」

ローガンは、このジレンマに悩み、疲弊していたのです。

さらに体は動かなくなっています。

彼が持って生まれた能力は、骨を変形させた爪と治癒能力でした。

そこにアダマンチウムを流し込む改造手術を受けて、強化されたのです。

しかし、そのアダマンチウムに毒があるとは。

副作用で体が弱り、特殊能力も働かなくなっていたのですね。

「俺は独りがいい。俺が愛する人はみんなひどいことになる」

ローガンが自分を責め、自暴自棄になっていた時に現れたのがローラでした。

関係ないと言いながらも、彼女とトランシジェン研究所から逃げてきたリクター達を守るローガン。

これは、チャールズの理念を守ったのですね。

嫌いで使わなかった銃を撃ってまでローラ達を守ろうとします。

しかし、Xー24に木で貫かれてしまいました。

治癒能力は、もう働きません。

ローガンは死の間際、ローラに「ダディ」と呼ばれます。

「そうか。こういう感じなのか・・・」

彼は、最期に初めて本当の家族に愛されるという経験をして、息絶えるのです。

切ないなぁ。

子供たちの手で埋葬されたローガン。

ローラが十字架をXにします。

最後のX-MENであるローガンがいなくなった今、あのXはローガンだけでなく、X-MEN全体の墓標でもあるのです。

悲しい。

しかし、この思いはローラたちに受け継がれました。

彼女たちが新たなX-MENを立ち上げてくれる事でしょう。

ローラ役のダフネ・キーン。

素晴らしかったですね。

何か大物になりそうな予感がしました。

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