イップ・マン 継承

「イップ・マン 継承」を観ました。

イップ・マン 継承 – Yahoo!映画

1.はじめに

みなさんは、子供が学校でケンカをして、呼び出されたらどうしますか?

わたしは子供がいないのでわかりません。

でも、このような事態になったらどうするかな。

すぐに学校へ行って、子供をひっぱたくかな。

相手の子供の頭を。

モンスターペアレントでしょ?

わたしもそう思います。

あぁ、自分が怖い・・・。

今回は、子供のケンカで呼び出され、職員室でまず相手の子供のケガを確認した男の物語“イップ・マン 継承”です。

2.あらすじ(妄想スパイス入り)

武術家イップ・マンは、妻や息子と静かな毎日を送ってきた。

しかし、彼は都市開発を進める悪徳不動産業者が息子の通う小学校の土地を狙っているのを知る。

チンピラが職員室で叫ぶ。

「立ち退けや、バカヤローこのヤロー!!」

「やめないか、君たち」

「うるせえ、バカヤローこのヤロー!!」

バチン!!

いきなり現れたイップ・マンの拳がチンピラの顔を撃つ。

「フン、フン、フン!!」

バチ、バチ、バチ!!

無表情で拳を叩き込むイップ・マンは、チンピラよりも怖く見えるのであった。

3.感想

すごいなぁ。

相変わらず詠春拳はすごい。

観ていて気持ちが良いですね。

今作は、序盤は師弟関係をテーマに進んでいきますが、最後は夫婦のラブストーリーに収束していきます。

息子のイップ・チンが通う小学校のトラブルを解決するために奔走するイップ・マン。

そのため、家に帰る事も少なくなり、妻のウィンシンとの心の距離が離れていきます。

この小学校のトラブルを起こすサンが、なかなかの悪党で良かった。

小学校に放火するわ、子供たちを誘拐するわ。

こういうヒールがいると、映画はおもしろくなりますよね。

そういえば、アリとウォン先生は、その後うまく行ったのでしょうか?

2人の話は立ち消えてしまいましたね。

イップ・マンがトラブルを解決している間に、ウィンシンにガンが発覚。

イップ・マンは、妻との時間をおろそかにして、病気に気付いてやれなかった事を悔やみます。

そして、残された2人の時間を大切に過ごすのです。

しかし、ウィンシンは気付いていました。

イップ・マンは、やはり『武』に殉ずる人なのです。

エレベーターの窓から、戦う彼の姿を見て、その思いを強くしたのでしょうね。

イップ・マンは武から離れられない人なのです。

かといって、ウィンシンは不幸だったかと言うと、そうは見えませんでした。

イップ・マンにすごく大切にされていた様に思います。

序章、葉問と続いてきたラブストーリーが、こういう形で終わりを告げたのは、悲しくとも美しさを感じました。

今作の注目は、何と言ってもフランキー役のマイク・タイソンでしょう。

ちょっと出演するくらいだろうと思ったら、まさかファイトまでするとは。

びっくりしました。

今、中国映画の資本がどんどん膨らんでいます。

ハリウッド映画を観ていてもわかりますよね。

「オデッセイ」や「トランスフォーマー ロストエイジ」なんて、中国がいい感じに作品に絡んでいます。

しかし、まさかこんな形で中国資本を見せ付けられるとは思いませんでした。

マイク・タイソンにファイトをさせるなんて、いくらギャラを払ったのだろう?

かなりガッツリやっていましたよ。

イップ・マン役のドニー・イェンもよくやりましたよ。

マイク・タイソンがピーカブースタイルでこちらに向かってくるだけで恐ろしいです。

この、イップ・マンVSマイク・タイソン(フランキー)は、最高でした。

この戦いは、イップ・マンの目突き&金的とタイソンのアッパーで時間終了。

イップ・マンが武術の怖さをチラッと見せた形になりました。

このイップ・マンVSマイク・タイソンで中盤のクライマックスを迎えます。

さて、最後はイップ・マンVSチョン・ティンチの詠春拳対決になるのは予想がついていました。

しかし、マイク・タイソン戦で1度クライマックスを迎え、大きなインパクトを残しています。

わたしは、この時点で「良いものが観れた」と、かなりの満足感がありました。

「あぁ、まだチョン・ティンチが残っているのね」と思ったくらい。

気持ちの上で、かなり高いハードルを設定された感じです。

果たして、あれを越える戦いとインパクトをみせられるのか。

最後の詠春拳対決は・・・。

凄かった!!

マイク・タイソン戦が柔VS剛ならば柔VS柔。

お互いに、ものすごいスピードで相手の攻撃を払いながら、隙を見つけて拳や肘を叩き込むのです。

すごく華麗でかっこいい!!

驚きました。

ラストは、右目を突かれたイップ・マンが感覚で連打をかわし、腹に発勁を撃ち込みます。

イップ・マンがチョン・ティンチよりも1枚上手だと見せ付ける素晴らしい結末でした。

この戦いを見ていたイップ・チンとチョン・フォン。

彼らに2人の技術と魂が継承されていくのでしょう。

いやぁ、参りました。

最後にシウロンについて。

小龍という漢字からもわかるように、彼はブルース・リーですね。

顔や雰囲気が似ていましたね。

ただ、親指で鼻をこすりすぎだと思いましたが・・・。

そして、イップ・マンにダンスを教えるという展開。

遊び心があって良かったですね。

やっぱりブルース・リーは伝説なのだなあ・・・と感じました。

その昔、イップ・マンという人は実在したんですよね。

なんかロマンがあるなぁ。

この人について、いろいろ知りたくなりました。

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