ブルックリン

「ブルックリン」を観ました。

ブルックリン – Yahoo!映画

1.はじめに

みなさんはホームシックにかかった事がありますか?

わたしは、初めての1人暮らしでホームシックにかかりました。

まさか、自分がホームシックにかかるとは・・・。

びっくりした事を覚えています。

しかし、それもつかの間でした。

一山越えたら、その後は1人暮らしを大満喫。

あの解放感が懐かしい・・・。

人間には、ああいう時間が必要ですね。

今回は、1人で新しい世界にチャレンジする女性の物語“ブルックリン”です。

2.あらすじ(妄想スパイス入り)

アイルランドの町で暮らすエイリシュ。

彼女は、きれいで仕事もバリバリこなす姉ローズとは正反対だった。

エイリシュは一念発起!

自分を変える修行の旅に出るのである。

それから2年後。

彼女は、アイルランドに凱旋帰国を果たす。

R-1チャンピオンとして・・・。

3.感想

いい物語だった。

でも、途中は怖くて怖くて・・・。

これは、自立する女性の物語かと思っていたら、母親の呪いの物語だったのですね。

エイリシュ・レイシーは、ブルックリンに渡り、生活をする事にします。

自分の住んでいたアイルランドのエニスコーシーの街が嫌になってしまったのですね。

彼女の旅立ちに協力をしてくれたのが姉のローズ・レイシー。

エイリシュが旅立つ代わりにローズは家に残り、母親の面倒を見るのです。

わたしは、もう、ローズが可哀想で可哀想で。

ローズはエイリシュよりも美人で聡明な女性でした。

多分、彼女の方が別の世界でチャレンジしてみたい気持ちは大きかったでしょう。

しかし、その気持ちをグッと抑え、エイリシュを行かせたのです。

エイリシュからの楽しい手紙を読みながら、涙を流すローズの姿は痛々しかった。

「本来ならば私が・・・」

という気持ちが大きかったのでしょう。

結局、ローズは母親の呪縛から逃れられなかったのです。

エイリシュは、トニーというイタリア人の男と出会います。

そして、ブルックリンにも慣れ、幸せな生活を送ります。

そんな時に訃報が。

なんと、ローズが病死をしてしまうのです。

ローズの人生って何だったんだろう・・・。

やりきれないよ。

エイリシュは、一時だけエニスコーシーに帰る事にします。

しかし、その前にトニーからお願いが。

何と結婚をしてほしいと言うのです。

トニーは不安だったのですね。

このままブルックリンに帰って来ないのではないかと。

トニーも家族に縛られた人間です。

母親を1人残して、別の国で生活をする難しさがわかっていたのでしょう。

エイリシュはトニーと結婚をして、エニスコーシーに帰るのです。

帰国したエイリシュを待っていたのは、母親の策略でした。

エイリシュをブルックリンに帰らさないよう、様々な罠が仕掛けられているのです。

親友のナンシーの結婚式に出席しないか?

ジム・ファレルという男を紹介され、付き合ってみてはどうか?

ローズのいた職場で働いてみないか?

「ここに残って私の面倒を見てくれ~!!」

母親の呪縛が襲いかかってくるのです。

わたしは「ヤバい、ヤバいぞ!!」と、まるでホラー映画を観ている気分です。

エイリシュも心がグラグラ揺れ、母親の策略に陥落しかけます。

しかし、ここでエイリシュの目を覚まさせる人が登場!

それは、なんと『意地悪な魔女』ことケリーさんでした。

奇しくもエイリシュに旅立ちを決意させた人です。

エイリシュは、ケリーさんの脅迫めいた嫌みに、自分が愛想をつかせたこの街のダークサイドを思い出したのです。

目が覚めたエイリシュは母親とも決別。

ブルックリンのトニーの元へ戻ってくるのです。

いや~、奥が深い物語でした。

これは、兄弟姉妹がいる人、田舎を出たかったけれど出られなかった人など、家族の事で何らかの引っかかりを感じている人に刺さるのではないかな?

そして、エイリシュの印象も好き嫌いがはっきり別れるでしょうね。

人があまり表に出さないダークなところを突いた、よく練られた脚本でした。

あ~、おもしろかった!!

(Visited 4 times, 1 visits today)
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Evernoteに保存Evernoteに保存