プリースト 悪魔を葬る者

「プリースト 悪魔を葬る者」を観ました。

プリースト 悪魔を葬る者 – Yahoo!映画

1.はじめに

みなさんは悪魔祓いを信じますか?

時々、テレビ番組でやっていますよね。

女性がまるで悪魔のような形相になり、男のような声で叫んでいる姿。

その女性に聖書を読みあげる神父。

なんか、恐ろしいながらも幻想的な光景です。

この悪魔祓いについては、わたしは本当のところはわかりません。

でも、この儀式をする事で救われる人がいるのなら、それで良いのかなとは思っています。

今回は、悪魔祓いに命を懸ける男たちの物語“プリースト 悪魔を葬る者”です。

2.あらすじ(妄想スパイス入り)

ひき逃げ事故に遭った女子高生ヨンシン。

彼女は自殺を図ろうとし、その後、昏睡状態に陥ってしまう。

彼女の肉体が何者かに乗っ取られたと感じたキム神父。

その何者かを追い払う儀式を行うことを決める。

三連の太鼓を持ち出し、リズム良く叩く神父。

「だいじょうぶだ~」

周りが暗くなっていく。

そして、ヨンシンに取り憑く何者かが現れた。

「ちょっとだけよ~」

ピンクのスポットライトの中、ヨンシンから現れるハゲ親父。

キム神父は、そのハゲ親父に飛びかかるのであった。

3.感想

すごくおもしろかった!!

これは素晴らしい。

新たなエクソシストの形が現れました。

まず、この作品のすごいところは、悪魔祓いをする神父の立ち位置です。

いまどき悪魔祓いなんて世間に理解されない。

だから、悪魔だけではなく、世間とも戦っているのです。

どんなに人を救っても、理解されない。

そんなジレンマを抱えているのです。

今までのエクソシスト系のホラーでは、神父は英雄でした。

報われる事は少ないですが、周りは彼らを理解しており、敬っていました。

今回は、それがないのです。

まさにダークナイト。

今回の主役キム・ボムシン神父とチェ・ジュノ。

キム神父は評判が最悪です。

補助司祭が続かず、かなりの人数が辞めているのです。

初めは彼の性格が問題かと思っていました。

まあ、デリカシーがないですしね。

ジュノとの初対面で、妹の死について根掘り葉掘り聞いていましたし。

これは面倒くさい人だと、わたしも思いました。

キム神父は、ヨンシンを助ける事にこだわっていました。

かわいがっていた信者だからです。

だから、悪い奴ではない。

それでは、なぜ彼の補助司祭が続かないのか?

それは、ヨンシンに憑いた悪魔(マルベス)が強すぎたからなのでしょう。

ジュノがされた事を思い出してください。

恐怖心をあおられ、トラウマを掘り起こされて責められ、梅毒にされたのですよ。

キム神父も梅毒に侵されていました。

こんなの自分がされたら嫌だ。

そりゃあ逃げ出しますよ。

また、キム神父にはわいせつ行為疑惑がありました。

これも悪魔の周りを不信に追い込むためのウソなのでしょうね。

今までの補助司祭は、こんな怖い思いをしてまで悪魔祓いをする事に、付き合い切れなかったのでしょう。

それでは、なぜジュノはキム神父についていけたのか。

それは、亡くなった妹の存在が大きかったようです。

ジュノは、犬に襲われた妹を置いて逃げてしまった事に、負い目を持っていました。

それと同時に、妹に対する申し訳なさも抱えています。

それが、あの路地の間に現れた妹によって払拭されたのです。

あの笑顔で許されたのですね。

これで、ジュノは強くなれたのです。

キム神父とジュノの悪魔祓いのシーン。

凄かったですね。

わたしは宗教の素養がないので、あの聖書の言葉や使っている道具などはよくわかりません。

でも、何か効いていると思うのです。

そして、悪魔の抵抗。

ジリジリと真綿で首を絞めるような恐怖心のあおり方。

たくさんの虫が現れたり、心をいたぶる罵詈雑言を浴びせたり、心を乗っ取ろうとしたりします。

この戦いが静かだけれど凄まじいのです。

これは並大抵の精神力じゃ無理だわ。

そして、あのかわいい子ブタちゃんがあんな事になるなんて。

悪魔恐るべし。

ヨンシンは、マルベスが入った子ぶたを運ぶ車とぶつかったから、取り憑かれてしまったのですね。

なんて不運なんだ・・・。

本当にキム神父とジュノのコンビは良かったです。

また観てみたいよ。

続編できないかな。

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