哭声/コクソン

「哭声/コクソン」を観ました。

哭声/コクソン – Yahoo!映画

1.はじめに

みなさんは人の噂を信じますか?

わたしは、昔は信じていたかもしれません。

今は、あまり信じていません。

本人を知っていたらあり得ない噂があったり、自分も変な噂を流されたりしましたからね。

自分の目を信じるようにしました。

人は好きなようにいいますからね。

困っちゃいます。

今回は、いろいろな人の言葉に惑わされる男の物語“哭声/コクソン”です。

2.あらすじ(妄想スパイス入り)

警察官ジョングが妻と娘と暮らす平和な村。

そこに正体不明のよそ者が住み着いて以来、住人たちは彼のうわさをささやいていた。

「あのよそ者め。いつもTシャツに絵を描いているんだ。何を描いているんだろうな?」

やがて、村で事件が発生する。

被害者には、ある共通点があった。

彼らはTシャツを着せられているのである。

それには、綺麗な女体が描かれていた。

「おい、聞いたか。被害者を遠くから見たら、裸に見えるらしいぞ」

3.感想

いや~、怖かった。

ひさびさにエクソシスト系のおもしろいホラーでした。

なかなか難しいストーリーでしたが。

エクソシスト系のホラーって、本当の怖さがわかりにくいのですよ。

大きな要素に宗教や信仰心がありますから。

それが揺るがされるから、信仰心が強い人は恐怖を感じるのですね。

残念ながら、わたしにはそれがわからない。

だから、エクソシスト系の話って、本当の恐怖が理解できないのです。

しかし、今作はそれを抜きにしてもおもしろかった。

最後まで誰が正しいのかわからず、ハラハラしました。

わたしが導いた結論はこうです。

真実を言っていたのは謎の女。

多分、彼女は力の強い祈祷師なのでしょう。

そして、日本人は悪魔。

最後に正体を現しましたからね。

若い祈祷師は日本人とグルだった。

箱の中に呪い殺された家族の写真をたくさん持っていましたから。

あれは日本人の部屋に貼られていた写真なのでしょう。

となると、あの若い祈祷師と日本人の祈祷合戦は何だったのか?となります。

あれは、裏で謎の女が絡んできていたのだと思います。

彼女はずっと日本人と戦っていました。

1番最初の事件でも、例の罠の残骸をジョングが見つけています。

そして、初めてジョングと女が出会った時。

あの石を投げつけるシーン。

ここでは、彼女はパク・チョンべの緑の作業着を着ています。

そこから考えると、女は誰が呪われかけているか解るようです。

わたしは、多分、呪われた相手にその服を着せると呪い返しができるのではないか?と考えました。

日本人が祈祷の準備を始めたのは、緑の作業着を着たチョンべの遺体を発見したからでした。

だから、日本人の祈祷はその呪い返しから身を守るためのものだったのではないかと思ったのです。

ちなみに、女がラストに着ていたボーダーのカーディガン。

これはジョングが飲み屋で見かけた女が着ていました。

彼女は、すでに首に湿疹があったので呪われかけていたのです。

後に、彼女は若い祈祷師のところにも訪れていましたしね。

話を戻して、祈祷合戦の若い祈祷師の方は何だったのか?

彼は日本人とグルです。

ジョングを苦しめて、家族を殺す事が目的です。

だから、娘のヒョジンを苦しめる祈祷だったのではないでしょうか。

ヒョジンが死んだとしても「日本人の力の方が強かった」と言えばいいですし。

大金も手に入りますから。

怖い奴ですよ、こいつも。

そういえば、この若い祈祷師の祈祷シーンには笑ってしまいました。

サンバのようなリズムで「イエーイ!!」と叫びながら舞い踊るものだから。

ヒョジンが苦しむ緊迫したシーンと交互に出てくるから、余計にツボでした。

あんな祈祷、本当にあるのでしょうか?

さて、俳優陣です。

何と言っても國村隼さんですよ。

熱演でしたね。

この人は無表情の顔が怖いんですよ。

それが最大限に活かされていましたね。

そして、もう1人。

とても光っていて目を引いた人物。

それは・・・

ヒョジン役のキム・ファニ!!

凄かったですね。

二重人格を演じているようなものですからね。

かなり難しい役だったでしょうが、よくやりきったと思います。

びっくりしました。

将来が楽しみです。

さて、この哭声。

日本人が悪魔という事になっています。

ここで、政治的なものを絡め、変な受け取り方をしないようにしましょうね。

そんな感情に流されて、良質な映画を台無しにしてしまうのはもったいないですよ。

純粋に楽しみましょうね。

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