渇き。

「渇き。」を観ました。

渇き。 – Yahoo!映画

1.はじめに

みなさんは、家族の“本当の姿”を知っていますか?

実は○○だったとかありませんか?

わたしは、大丈夫です!

・・・だと思います。

たぶん・・・

う~ん・・・

ちょっと聞いてみます。

今回は、実は娘がモンスターだった“渇き。”です。

2.あらすじ(妄想スパイス入り)

藤島昭和は、元妻の桐子から連絡があり、マンションを訪れます。

「俺の魅力に今さら気づいてしまったのか?」

藤島は、ワクワクしながらチャイムを鳴らします。

桐子がドアを開けます。

「入って・・・」

「い、いいのか?」

「ええ・・・」

あまりの展開の早さに、驚く藤島。

勝負パンツをはいてきた自分を、自分で褒めてあげたくなります。

「加奈子が行方不明なの」

「ずべえ!?」

いきなりの告白に、変な声が出る藤島。

「加奈子の部屋に行って。行ってよ!」

急かされる藤島。

「行けばわかる!!」

「なに、アントニオ猪木の詩みたいな事を言ってるんだ」

藤島は加奈子の部屋へ向かいます。

「カバンを見て」

「カバン?」

逆さまにひっくり返す藤島。

中からノートや筆箱などが出てきます。

「カバンが何だよ!口で言えよ口で!」

藤島は、出てきた物を確認します。

その中に、小さい缶のケースがあります。

藤島は缶を開けます。

中には注射器、錠剤、そして白い粉。

「それ!!」

叫ぶ桐子。

藤島は白い粉を舐めます。

「はっはっは!!」

あまりの展開に笑いだしてしまいます。

2人はリビングに戻ってきます。

桐子を問いただす藤島。

「おい!いつから帰ってねえんだ!」

「んーわかんない」

「連絡先のわかる友達は?」

「んーわかんない」

「バイトしてたのか?」

「んーわかんない」

「お前はローラか!!」

何を尋ねてもわからない桐子に、藤島は言い放ちます。

「もういい!俺が探す!!」

3.感想

すごくエグい映画でした。

藤島昭和と加奈子は、結局、似た者同士なのですね。

幸せな人をぶっ壊したくなるのです。

親子だから似ているのは当然かもしれませんが。

藤島は、幸せな家族を夢見ていました。

しかし、妻の不倫を知り、クリスマスに不倫現場に車で突っ込みます。

自分の作れなかった幸せな家族を持っている奴をぶち壊したくなるのでしょう。

だから、愛川をおびきだすのに、わざわざ何も知らない家族を狙ったのでしょうね。

そして、加奈子です。

森下は、加奈子のやっている事を「相手が一番言ってほしいことを言って惹き付けて、そしてめちゃくちゃにするの」と言っています。

彼女は、売春の斡旋をしていました。

その売春をさせる人間を、同級生から集めていたのです。

そのために、ドラッグも使っていました。

売春の世界に引っ張り込む方法は、イジメを受けている男を救い、自分に惚れさせたり、自分に憧れている女の子を引っ張りこんだりするのです。

客には、警察関係者や医者、ヤクザなど実力者がいたようです。

しかし、深入りしすぎて、命を狙われる立場になっていたようです。

加奈子を好きになった者は、狂信的になっています。

いじめられっ子のボクや、長野、松永などです。

なぜ、そこまでハマるのか?

それは、寂しさを抱えている人間をターゲットにしているのでしょう。

寂しい人間は、優しい言葉に救われ、その相手を信じ、好きになります。

元担任の東は、加奈子に対して、「心と頭が空っぽだから、人の気持ちがわからない」と言い放ちます。

だから、相手の一番求めている言葉を簡単に言えるのでしょう。

なかなか難しいですよ、相手の求める言葉を口に出して言うのは。

気持ちがこもればこもるほど。

そして、そのマジックに一番ハマったのは藤島です。

彼が加奈子の狂信的な信者でした。

彼は、自分の娘に「愛してるよ」と言われ、キスをされます。

そして、藤島は、加奈子を殺そうとします。

勝手に仮説を考えると、もしかすると、藤島は加奈子を性的虐待していたのかもしれません。

そして、加奈子のその行動に、刑事だった彼が危険なものを感じたのか、それとも、ぶっ殺す事が彼の愛情表現だったのか・・・。

藤島はイカれてますから。

いずれにしても、誰も幸せにならない、むなしい物語でした。

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