バクマン。

「バクマン。」を観ました。

バクマン。 – Yahoo!映画

1.はじめに

みなさんは、『とっても!ラッキーマン』、『ヒカルの碁』、『デスノート』という作品を読んだことがありますか?

わたしは、2作品だけ読んだことがあります。

『ヒカルの碁』、『デスノート』です。

『とっても!ラッキーマン』は、週刊少年ジャンプに掲載していた物をうっすら覚えているくらいです。

大場つぐみ先生の正体ではないかと言われているガモウひろし先生の作品ですね。

『ヒカルの碁』は、碁を全く知らないわたしでも熱くなるおもしろい作品でした。

小畑健先生の代表作です。

そして『デスノート』

大場つぐみ先生と小畑健先生の作品です。

この漫画は衝撃的でした。

少年誌に、こんな内容の作品を載せてもいいのか?と思ったものでした。

この作品は永久保存で本棚に置いてあります。

なぜ、わたしは長々とこの3作品の話をしたか。

それは・・・

今回は、パソコンの上にラッキーマン、ヒカル、リュークのフィギュアを置いてある服部哲から始まる物語“バクマン。”です。

2.あらすじ(妄想スパイス入り)

優れた画力を持ちながらも将来の展望もなく毎日を過ごしていた高校生の真城最高。

彼は、漫画原作家を志す高木秋人から一緒に漫画家になろうと誘われる。

当初は拒否していた最高。

しかし、声優志望のクラスメート亜豆美保との約束をきっかけに、最高はプロの漫画家になることを決意。

その約束とは、最高と秋人の漫画がアニメ化した際、そのヒロイン役の声優を亜豆が担当するというもの。

コンビを組んだ最高と秋人は、フランス書院のトップを目標に日々奮闘する。

3.感想

おもしろかった!!

やっぱり漫画家の世界ってすごい。

そして、週刊少年ジャンプってすごい。

あの有名漫画「バクマン。」を映画化と言うことで、やっぱり期待しちゃいますよね。

しかも監督は『恋の渦』の大根仁。

主役は『るろうに剣心』で緋村剣心を演じた佐藤健。

瀬田宗次郎を演じた神木隆之介。

戦っていた2人が今度はタッグを組むのですね。

これは気になっちゃいますよ。

そして、結果は期待通りでした。

漫画の世界観を壊さず、さらに映画でしか表現できない方法を取り入れ、新しい映像を生み出していました。

何と言っても、あのシーン。

真城最高と高木秋人 VS 新妻エイジのバトルシーン。

まさか、漫画を描く作業を格闘ゲームのように表現するとは。

しかも、最高&秋人がギリギリで戦っているのに、エイジは余裕がある感じがきちんと伝わるのですよね。

また、最高と秋人が漫画を作りあげるシーン。

コマが鼓動を打ち始め、部屋いっぱいに描いている漫画が広がっていくのです。

このワクワク感。

まさに映画ならではの表現です。

スタッフが新しい表現にチャレンジしているのが伝わってきました。

この作品では、わき役が光っていました。

まず、亜豆美保。

彼女の出てくるシーンだけやけに明るい。

音楽も相まって、何か浮き世離れをした存在に描かれているのです。

多分、最高には彼女がこんな感じで見えているのでしょうね。

男子高校生には、好きな女の子があんなにピカピカで、この世の者ではない感じなのです。

そして、新妻エイジ。

彼も浮き世離れした感じで描かれています。

しかし、美保とは違います。

こちらは底知れぬ力を持った異形の者です。

漫画界に現れた10年に一度の天才。

週刊少年ジャンプでトップを獲る漫画家は、周りの人には化け物みたいに見えるのでしょうか。

鳥山明先生や尾田栄一郎先生もこんな風に見えるのかな?

そして、わたしがわき役で1番感情移入してしまった人物。

佐々木編集長です。

多分、観る世代によっては、彼は悪者になってしまうのではないかな。

しかし、彼ほど漫画家の気持ちを考えている人はいません。

彼は、編集者時代、最高のおじさんにあたる川口たろうを亡くしています。

しかも、自分の口で打ち切りを伝えたすぐ後に。

この失望感は計り知れないものがあったでしょう。

だから、最高が倒れて入院したら、休載を決めるのは当然です。

健康が1番なのですから。

まあ、初めから高校生に週刊連載をさせるなという話でもあるんですが。

プロの漫画家でもキツいって言うしね。

とにかく、合間に挟まれる佐々木のエピソードが辛かったです。

最高になんか逆恨みされている感じもあったしね。

わたしが年を取ったのか、こういう大人の事情がわかるようになっちゃったのですね。

あと、この映画を観ていて気になったのが、最高と秋人の原稿。

上手いんだけど、まだまだという感じがよく出ていましたよね。

初めて2人が持ち込んだ『Wアース』は、服部の指摘を聞いて、改めて原稿を見ると納得するのです。

この感じを表現するのって、なかなか難しいですよね。

エンドロールを観ると、原稿にはいろいろな漫画家さんが関わっていたようです。

こだわっていたのでしょうね。

そして、『この世は金と知恵』と『CROW』は、やっぱり小畑健先生でした。

ラストのエンドロール。

コミックの背表紙でした。

あれはすごい。

きちんとタイトルを付けて、絵も入っていました。

あれ、スタッフは撮影後にもらったのかな?

わたしがスタッフだったら欲しいよ。

うらやましかったです。

最後に。

やっぱり漫画家の世界は巨大なピラミッドなのですね。

連載を掴むまでには、並々ならぬ努力をしているのです。

それが嫌と言うほどわかりました。

これからは、簡単に「つまらない」と貶すのはやめようと思いました。

本当にすごい世界だ。

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