劇場霊

「劇場霊」を観ました。

劇場霊 – Yahoo!映画

1.はじめに

みなさんは舞台に出演をしたことがありますか?

舞台と言うとハードルが高く聞こえますが、よく学芸会とかお遊戯会とかありますよね。

そこで行われる演劇で出演の機会があるかと思います。

わたしは、幼い頃、学芸会で舞台に出演しましたよ。

その役名は・・・

兵士3!!

伝令を伝える3人の兵士の3番目でした。

少しセリフをかんだ記憶があります。

今となっては輝かしい思い出です。

今回は、舞台の主演女優の座を巡り熱い戦いを繰り広げる女たちの物語“劇場霊”です。

2.あらすじ(妄想スパイス入り)

トップの女優になることを夢見る沙羅。

彼女は、舞台の主演女優の座をめぐって、葵や香織らとし烈な争いを繰り広げる。

まずは、第1の試練 驚邏大四凶殺

香織が脱落。

第2の試練 大威震八連制覇

沙羅も葵もかろうじて突破。

第3の試練 天挑五輪大武會

葵が脱落。

沙羅は根性で突破!!

彼女は、新作舞台のオーディションを通過したのである。

沙羅は舞台の脇役で出演できることに。

主演女優は・・・

葵!!

なんと、演出家と七牙冥界闘な夜を過ごし、主役を勝ち取ったのであった。

3.感想

うーん。

どうしよう。

まいったな・・・。

みなさんは、ホラー映画に何を求めていますか?

ゾクゾクしたい。

ハラハラしたい。

ゾ~ッとしたい。

いろいろあるとは思いますが、背筋が凍るような体験をして、「キャーッ!!」と叫びたいですよね。

さて、この「劇場霊」

見事にそこを外してきます。

1時間39分あるストーリー、なんと1時間以上、舞台の主役を誰がやるかという物語です。

演技の才能はあるらしい沙羅。

才能はあまりないけど華がある葵。

そして、こっそり主演を狙う香織。

体の関係を求める演出家の錦野。

その合間に「人形が動いた」「いやそんな事があるわけない」というやり取り。

・・・

いつの時代の話だよ。

正直に言うと、この1時間がおもしろくない。

多分、ここで心が折れた人が多いのではないかな。

ストーリーの3分の2がこんな感じならば、観るのをやめた人も多いのでは。

いや、合間に人形が事件を起こしたりはするのですよ。

しかし、まだ正体を明かせない謎のキャラなので、やる事が中途半端なのです。

この1時間以上を乗り越えて、ラスト30分。

解決編になります。

謎の人形の正体が判明。

沙羅が錦野の舞台を中止させようと乗り込んでいきます。

さて、もう人形には足かせはありません。

暴れ放題のはず。

しかし、人形はまだ静かです。

そして、1時間20分を過ぎて、やっと人形が動き出します。

ここからはおもしろかった。

なかなかの暴れっぷり。

人形最高!!

しかし、10分ちょっと暴れて、沙羅にやられてしまいました。

何だよ~。

もっと観ていたかった。

この人形無双を前半にもっとうまく出していてくれれば良かったのに。

わたしがこの作品にハマれなかった理由は、謎解きの動き出しの遅さだと思います。

ホラー映画って、おもしろいパターンがあると思います。

序盤に不可解な事件が起こり、その謎を主役が追っていくうちに、呪いに深く巻き込まれていくという・・・。

この作りだと、観ているわたしたちは主役と同調できるのです。

主役と一緒に驚き、一緒に怖い気持ちになれるという。

しかし、この劇場霊は、最後の30分にホラー映画のおもしろいところを全て押し込んでしまった。

だから、ホラーを求めて観ている人たちに、1時間以上も我慢を強いるようなストーリーになってしまったのかな。

ホラー映画って難しいですね。

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