わたしがオススメするジャッキー・チェン映画

1.はじめに

わたしが小さい頃、テレビではよく映画を放送していました。

気が付けば、茶の間に映画が流れている状態だったのです。

そこに現れたもの凄い肉体の男。

見たこともない動きで相手を倒します。

彼がジャッキー・チェンでした。

幼いわたしは、キッと敵をにらみます。

視線の先には、電灯のひも。

そこに向け、今、テレビで覚えたカンフーをくりだすのです。

ジャッキー映画を観たわたしは無敵です。

一心不乱にパンチをくりだします。

汗をまき散らしながら、輝くわたし。

ゆらゆら揺れる電灯のひも。

土曜の昼下がりの光景でした。

突如、わたしにジャッキー・チェンブームが訪れました。

はじめて目にするカンフー。

マンガのような修行。

鋼のような肉体。

ただただかっこいい・・・。

2.カンフー映画時代

初期のジャッキー・チェンのカンフー映画の流れ

①怠け者の男ジャッキーがいる

②師匠とひょんな事から出会う

③師匠の凄さに触れ修行開始

④師匠、敵にやられる。ついでにジャッキーもやられる。

⑤さらに修行

⑥敵にリベンジ

・・・なんて子供心にスッと入ってくるストーリー!!

さらに、ジャッキーの修行シーンに目をみはり、バトルに目をうばわれるのです。

そりゃあ、みんな夢中になりますよ。

有名な酔拳や蛇拳を、ジャッキー映画で知った人も多いでしょう。

笑拳っていう、ウソかホントかわからないものまでありました。

そして、ジャッキー映画の師匠といえば、小汚くて鼻の赤い酒飲みおやじでした。

この人は“ユエン・シャオティエン”という俳優で、すごい方だったそうです。

わたしが、初期のジャッキー映画で個人的に好きだったのは、“カンニング・モンキー天中拳”と“拳精”です。

カンニング・モンキー天中拳は、今までの王道パターンから外れ、コメディ要素が強い作品です。

なんと、本を見ながら戦うのです。

敵の攻撃から逃げながら、本を見て、その場で覚えた拳法をすぐに試すのです。

うー、うまく説明できない・・・。

最後は、自分で拳法をあみ出すのですが、それがまたバカバカしい。

だけど、すごいのです。

この映画をみて、“キン肉マン”を持っていじめっ子に立ち向かい、見事パロ・スペシャルを極めた人も多いことでしょう。

カンニング・モンキー天中拳 – Yahoo!映画

そして、“拳精”です。

これは、師匠が5人の妖精なのです。

しかも、この妖精が白塗りで髪が赤いのです。

「おかしな顔してるだろ・・・ウソみたいだろ・・・妖精なんだぜ、それで・・・」

そりゃ、上杉達也もつぶやきます。

しかし、この妖精、それぞれ龍拳、蛇拳、虎拳、鶴拳、豹拳の使い手なのです。

この5人から手ほどきを受けたジャッキーは、どんな拳法の使い手になるかという話です。

拳精 – Yahoo!映画

過去に、ジャッキーが探偵ナイトスクープに出演したことがあります。

その時に「カンフーの戦いは、一瞬で決まる」と話していました。

だから、映画のようにパンパンパン!!という、やり取りはないそうです。

それは、カンフーという武術を、格闘アクションとして昇華させたという事です。

やっぱりジャッキーはすごいですね。

3.アクション映画時代

わたしの子供心にカンフーブームを刻みこんだジャッキー・チェンは、アクション映画のスーパースターになっていきます。

ジャッキー・チェンのアクション映画で有名なものといえば、“プロジェクトA”と“ポリス・ストーリー”でしょう。

プロジェクトAといえば、時計台からの落下です。

壮絶です。

首から落ちています。

ポリス・ストーリーでは、シャンデリアに飛びついてから滑り下りるアクションです。

やっぱり壮絶です。

途中から落ちています。

感電したそうです。

カンフーもありますが、どちらかといえばアクションの色が強くなっていきました。

個人的に一番「すげえ!!」と思ったのは、“サンダーアーム”です。

特にラスト。

崖からジャンプして、気球に飛び移るのです。

「これ、ホントにやったのか!?」と疑いたくなるようなシーンでした。

ジャッキーだからホントにやっているのでしょう。

そして、この映画で彼は頭蓋骨骨折をして、生死をさまよっています。

当時、新聞で見た記憶があります。

何とか助かった彼は、復活して驚くことをします。

その翌年1月1日の新春かくし芸大会のオープニングで書初めをしたのです。

人が良いにもほどがあるよ、ジャッキー!!

サンダーアーム/龍兄虎弟 – Yahoo!映画

また、ジャッキーは、ちょっとしたシーンでもひねりを加えています。

サンダーアームでの様々なガムの食べ方

プロジェクト・イーグルでの門の飛び越え方

奇蹟での帽子のかぶり方

彼のサービス精神なのでしょうね。

ちなみに奇蹟での帽子のかぶり方は、スローで研究してマネしました。

4.わたしがベストだと思うジャッキー映画

わたしがベストだと思うジャッキー映画の発表です。

それは

バラバラバラバラバラバラバラバラバラ・・・(ドラムロール)

“スパルタンX”です。

初期のカンフーと、その後のアクション映画が見事に融合しています。

何より、サモ・ハン・キンポーとユン・ピョウの2人が共演しているのがいい!!

オープニングでのジャッキーとユン・ピョウの乱取りでワクワクしてしまいます。

また、随所に差し込まれるアクション。

ジャッキーのスケボーの上手さにもびっくりします。

そして、クライマックスのジャッキーVSベニー・ユキーデ!!

ジャッキーは始めのうちは、ガチガチの真っ向勝負を挑みます。

しかし、なかなか突破口を見つけられません。

そこで、彼は戦いに“遊び心”というスパイスを入れるのです。

いきなり、イスに座って休んだり、押さえつけられているのを、脇をくすぐって脱出したり。

そうする事により、だんだん戦いの流れをつかんでいきます。

カウンターの後ろ回し蹴りはスゴイよ!!

この“遊び心”は、ジャッキー・チェンのカンフーアクションにいつも加えられていました。

だから、戦いなのに、悲壮感がないのです。

子供でも、楽しく観れていたのです。

この、ジャッキーVSユキーデというのは、彼の生き様が出ているのです。

これが、スパルタンXがベストだと思う理由です。

スパルタンX – Yahoo!映画

5.そして・・・

そんなジャッキーも年齢を重ね、激しいアクションが出来なくなってきました。

長年のアクションで痛めつけた肉体は、ダメージが蓄積されています。

朝、目が覚め、体を起こすまでにかなり時間がいるそうです。

今のジャッキーがみせた“ポリス・ストーリー/レジェンド”での泥臭い戦い。

ボロボロになりながら相手にしがみつき、最後はスリーパーホールドで絞め落とすというものでした。

そこには、“遊び心”は微塵もありませんでした。

悲壮感が漂っていました。

ジャッキーに「もう僕にはアクションはできないよ」と言われているようでした。

この映画と前後しますが、彼が“ライジング・ドラゴン”の際にアクション引退を表明した時は、正直ホッとした自分がいました。

もう十分だよ・・・。

これからは、ゆっくり身体を癒してください。

そして、その遊び心で好きなことをしてください。

6.結局わたしのおすすめは・・・

長々と書いてきましたが、やっとここまで来ました。

と、いうわけで、わたしのおすすめは

①カンニングモンキー天中拳

②拳精

③サンダーアーム

④スパルタンX

です。

ちなみに独断と偏見です。

ま、どのジャッキー・チェン映画もおもしろいんだけどね。

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