日々ロック

「日々ロック」を観ました。

日々ロック – Yahoo!映画

1.日々沼拓郎について

日々沼は、高校時代から、草壁まもると依田明との3人で「Theロックンロールブラザーズ」というロックバンドを組んでいます。

小さなライブハウスに住み込み、少人数のお客さんの前で、ライブを行っています。

その姿は、素っ裸で腰にラブドールを括り付けて、ギターをかき鳴らし歌うというもの。

一瞬、キワモノに見えます。

ある日、人気バンドの新庄と、勝負をする事になります。

舞台は、新庄のバンドのセカンドアルバム発売記念ライブ。

しかも、Theロックンロールブラザーズのライブ前に、新庄はお客さんを全員連れて入口でサイン会を開催してしまいます。

しかし、日々沼は、この勝負のために作った“スーパースター”という曲を歌い、お客さんを呼び戻します。

そして、このライブを見た新庄は帰ってしまいます。

これは、敵のライブに見とれてしまった自分が許せなかったのでしょうね。

あと、「初めて知らない人達が盛り上がってくれた」と泣く草壁が良かったですね。

Theロックンロールブラザーズは、アイドルの宇田川咲の推薦で、風間泉プロデューサーにライブを見てもらうことになります。

しかし、彼女に「あなたが何のために歌っているのか伝わってこない。あなたは何のために歌っているの?」と言われます。

日々沼は何も答えられません。

最後、宇田川はガンで倒れてしまいます。

日々沼は、彼女にロックを届けるため、向かいのビルの屋上でライブを行います。

しかも嵐の中で。

歌うのは、彼女のために作った「いっぱい」という曲です。

彼は、ロックで宇田川の世界を変えるつもりでした。

彼は、天才肌のロック歌手なのでしょうか。

ため込んだ気持ちを爆発させないと、光らないようです。

東京に戻ってきてから、ずっと前かがみの彼は、宇田川への気持ちをため込んでいるように見えました。

2.宇田川咲について

宇田川は人気アイドルです。

彼女は、自分を“からっぽ”と言っています。

だから、自分の気持ちを曲に乗せて、自由に歌う日々沼に魅かれたのでしょう。

彼女はガンに侵されていました。

風間プロデューサーに伝えると、アイドルという装飾品を外され、からっぽの自分が剥き出しになってしまうため、言えないでいました。

そして、日々沼に曲を書いてほしいと頼みます。

彼女は、からっぽではなかった高校生の頃のバンド時代に戻りたかったのでしょう。

日々沼の自由な曲で。

しかし、彼女は倒れてしまいます。

アイドルという装飾品も外されてしまいました。

そんな宇田川に、日々沼の歌が聞こえてきます。

彼女は、日々沼が持って来た東京ひよこを食べて、気持ちを受け止めます。

そして、引退した宇田川咲は、アイドル時代のライブでは見せなかった笑顔で、Theロックンロールブラザーズのライブでギターを弾いて歌っていました。

3.入江悠監督について

入江監督は、音楽をテーマにした作品がとても上手く、いつも感動します。

今回の「日々ロック」もそうですが、「SR サイタマノラッパー」や「劇場版 神聖かまってちゃん ロックンロールは鳴り止まないっ」などもそうでした。

キャラクターの不満や変えたい現状をどんどんため込んでいき、最後に歌で爆発させるのです。

この歌が心に響いて、感動するのです。

入江監督は好きな監督なので、どんどんいい作品を作っていってほしいです。

そういえば、劇場版 神聖かまってちゃんにも二階堂文さんが出てましたね。

“犬レイプ”(バンド名です)の「オムライス~オムライス~オムライスのように~」という曲が気になって仕方ない・・・。

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