ザ・コンサルタント

「ザ・コンサルタント」を観ました。

ザ・コンサルタント – Yahoo!映画

1.はじめに

みなさんは数字に強いですか?

わたしですか?

もちろん強いですよ。

どれだけ強いかと言うと・・・

1は真っ二つに折る!!

2はカーブをまっすぐに!!

3は折り曲げて0にしてやる!!

どうです?

強いでしょう?

え!!

そういう事じゃないって・・・。

すみません。

頭を冷やしてきます。

今回は、数字にも強く、おまけに腕っぷしも強い男の物語“ザ・コンサルタント”です。

2.あらすじ(妄想スパイス入り)

小さな町で会計士として働くクリスチャンのもとに、ある日大手企業からの財務調査のオファーが寄せられる。

調査を進めるうちに彼は重大な不正を発見。

なんと、裏金でカールのカレー味を買い占めていたのだ。

すると、突然依頼が取り下げられてしまう。

そして、クリスチャンは身の危険を感じるようになる。

カールのカレー味を買えなかった者達の仕業か?

しかし、クリスチャンは冷静だった。

実は、彼は闇の社会の会計士として、各国の危険人物の裏帳簿を握るすご腕の暗殺者だったのだ。

3.感想

素敵な映画でした。

何と言ってもクリスチャン・ウルフの設定。

そしてメッセージ。

これに尽きるでしょう。

正直、ストーリーは満足いくものではありませんでした。

ちょっと退屈でした。

しかし、この映画を製作して、世に送り出したスタッフには拍手です。

主役であるクリスチャン・ウルフは高機能自閉症です。

彼が将来不遇な目に遭わぬよう、軍人である父親が特殊技能を教え込みました。

そして、数学の才能もあったのでしょう、彼は会計士になりました。

それもただの会計士ではありません。

裏社会の経理を請け負っているのです。

めっちゃ強くて稼ぐ会計士です。

いやあ、すごい。

こんなおもしろいキャラクター、よく生み出しましたね。

これまでも自閉症(アスペルガー)を扱った作品は多々ありました。

しかし、どうしても障がいという側面がクローズアップされてしまい、彼らの持っている才能にスポットライトを当てる作品がなかなかありませんでした。

うん、待てよ・・・。

あ、裸の大将!!

でも山下清は絵の才能でした。

今回のクリスチャンはアクションバリバリです。

あれ?

ジャック・リーチャーもそうか?

でも、ジャックは明言してないし、わたしが勝手にそう疑っているだけだし。

・・・

まあとにかく、自閉症を持っている主役のアクション映画は新鮮でした。

ハーバー神経科の先生が自閉症の両親にこんな言葉をかけます。

「息子さんは劣っていない。人と違うだけです。親御さんがどう期待するかで将来は変わる。結婚して自立できるかもしれない。その逆もある。だが、世間と同じように最初から諦めたら、何も変わらない。お子さんには高い能力があるのに、それを伝える術を知らないだけかも。我々が聞く力を持たないだけかも」

とかく人は普通ではないと決めつけた者を排除しようとします。

特に日本は。

その普通が正しいとは限らないのに。

クリスチャンは、父親から習った特殊技能と数学の才能を生かしました。

そして、彼についていた謎の助手。

正体はハーバー神経科で一緒に過ごしたジャスティーンでした。

彼女はパソコンの才能があったのですね。

自閉症(アスペルガー)の人は才能を持っているとよく言われます。

なぜ彼らは才能を持っているのでしょう。

それは、自閉症の人特有の力があるからだと思います。

彼ら特有の力。

それは「のめり込む力」

彼らは興味を持った事にのめり込み、それをずっと続けられるのです。

そうすると、常人では及びもつかない高みに行ってしまう。

これが、彼らが才能を持っている理由だと、わたしは思うのです。

クリスチャンは結局、デイナ・カミングスの前から消えました。

普通のアクション映画ならカップルになるであろう展開もあったのに・・・。

これも、人付き合いが下手な自閉症の大きな特徴なのでしょうね。

デイナはまんざらでもなさそうだったのに。

自閉症の人は大きな生き辛さを抱えているのですね。

この作品は続編が出来そうな感じがします。

クリスチャンは良いキャラだし、メリーベス・メディナにスポットを当ててもおもしろいかもしれません。

精神障がいのある人の能力と生き辛さをまた描いてほしいな。

ただ、続編では手榴弾をポケットに入れてのフロントネックロックはもうやめて。

観ているこちらが痛かった・・・。

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