ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー

「ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー」を観ました。

ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー – Yahoo!映画

1.はじめに

みなさんは憧れている人がいますか?

歴史上の人物に憧れる人は多いかと思います。

わたしですか?

いますよ。

わたしの憧れている人は新撰組の山南敬助です。

文武両道で優しいという凄い人。

彼にまつわる逸話が、人柄を表していて良いんですよね。

不幸な最期でしたが、時代が違えば大人物になっていたのではないかと思っています。

今回は、ジェダイに憧れる武道家と共にミッションに立ち向かう女の物語“ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー”です。

2.あらすじ(妄想スパイス入り)

帝国軍の誇る究極兵器デス・スターによって、銀河は混乱と恐怖にさらされていた。

よろチクビ、下腹部を叩く、イケメンに飛び込むなどの悪事を重ねてきたマチャミは反乱軍に加わり、あるミッションを行う事になる。

それはデス・スターの設計図を奪うという、困難かつ無謀なものであった。

彼女を筆頭に、シバタ、タベハジメ、サトウ、ウメガキといったメンバーで極秘部隊ワハハ・ホンポが結成され、ミッションが始動する。

3.感想

苦しい。

胸がキューッと締め付けられた。

何だろう?

この感情は・・・。

この「ローグ・ワン」は、悲しい結末になるのが最初からわかっていました。

エピソード4に繋がる物語ですからね。

デス・スターの設計図をオビ=ワン・ケノービに届けるのは、R2-D2です。

彼とC-3PO、レイア姫以外の兵士は、ほぼ殺されてしまったのが暗に描かれているのです。

だから、設計図を手に入れるのだけれど、チームが全滅するのは決まっているのですよね。

そんな中、『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』が始まります。

「遠い昔はるかかなたの銀河系で・・・」

その後に高らかなマーチと共に、『スター・ウォーズ』と・・・

出ない!!

すぐに物語が始まります。

そうか。

始まりの始まりにあたる物語だからか。

だから、いつものオープニングではないのですね。

スター・ウォーズは父親アナキン・スカイウォーカーと息子ルーク・スカイウォーカーの物語です。

ローグ・ワンは、父親ゲイレン・アーソと娘ジン・アーソの物語でした。

そこには、男性と女性の違いが大きく描かれていました。

それは「大義のために戦えるか」

男性は、その性質からか、大義を割と簡単に受け入れます。

しかし、女性は大義よりも目の前の幸せを大切にするものです。

何か問題を目の前にした時に、男性が社会を変えて解決をしようと考えるのに対して、女性は家族が生き残る道を考えるという感じかな。

今回の主役ジン・アーソには、育ての親がいました。

それがソウ・ゲレラ。

彼は反乱軍の兵士で好戦的な性格。

そのため、他の兵士はついていけず、1人で戦っているという猛者です。

ソウとジンの会話が、男性と女性の考え方をよく表していました。

ソウは、帝国軍の科学者の娘であるジンに危険が及ばぬよう、彼女を鍛えて武器を持たせ、自分から引き離しました。

ソウにとって、彼女を安全な場所に移し、自分は社会のために戦うというのは当然な事なのですね。

しかし、ジンはこの行為を責めます。

彼女は、家族よりも大義を選んだ事が許せないのですね。

おもしろいですね。

こんなジンが、世界を救うために戦う事になります。

なぜか?

それは大切な家族を傷つけられたから。

帝国軍にゲイレンとソウを殺されてしまったのです。

さらには、幼い頃に母親のライラ・アーソも目の前で殺されています。

家族が傷つけられた時に、女性は最も力を出します。

それは、大義だ何だと言っている男性を遥かに凌ぐ力なのです。

そして、もう1人の主役であるキャシアン・アンドー。

彼は、6歳から反乱軍に加わり、汚れ仕事をやってきました。

精神を保つためには、仕事の意味を大義のためと自分に言い聞かせるしかありませんでした。

自分たちのしてきたことが無意味ではないと信じたかったのです。

しかし、反乱軍は降伏しか道が無くなってしまいました。

今までやってきた俺の仕事は無意味だったのか?

キャシアンの大義が揺らぎ始めてしまったのです。

彼は、自分が信じてきた大義を取り戻すためにローグ・ワンに入り、ジンと共に設計図を取りに行ったのですね。

デス・スターの設計図を手に入れるという難しいミッション。

家族を傷つけられた女性ジン・アーソ

大義を傷つけられた男性キャシアン・アンドー

この2人だから、最後までこなすことが出来たのでしょうね。

そして、ローグ・ワンの他のメンバーです。

1番ハートをつかんだのは、何と言ってもK-2SOでしょう。

一言多いのが魅力的なドロイド。

彼はジンの事を嫌っていました。

しかし、彼女との心の距離がギュッと縮まる場面があります。

それが、ジンがKにブラスターを手渡す場面。

これは、Kの身を案じたジンの行動です。

Kは量産された中の1体のドロイド。

そんな自分を案じて、この人は大切な武器を渡してくれるのか。

「あなたの行動は常に予測不可能です」

口ではこう言いながらも、Kはすごく嬉しかったと思います。

それが、献身的な最期に繋がっていったのでしょうね。

そして、チアルート・イムウエ。

盲目のウィルズの守護者です。

彼は寺院を守っていましたが、帝国軍に破壊されてしまいました。

チアルートはさらなる強さに憧れたのでしょうね。

それが、ジェダイ憧れに繋がっていったのでしょう。

彼の最期もたまりませんでした。

しかし、そんな大切なマスター・スイッチが何で剥き出しのまま置いてあるんだ・・・というツッコミは横に置いておきましょう。

あと、チアルートの相棒ベイズ・マルバス。

どう見ても落武者・・・。

しかし、射撃の腕は超一流。

攻めたキャラだなぁ。

もう少し、彼の活躍が見たかったですね。

帝国軍で印象に残ったのは、やはりダース・ベイダーです。

ひさびさに怖いダース・ベイダーを観ましたね。

最近、父親の顔を大きくのぞかせていたので、実はいい奴キャラが強くなっていました。

しかし、今回のダース・ベイダーは違う。

すごく怖い!!

見事なダークサイドっぷりです。

今回はライト・セーバーを使うのが彼だけでした。

だから、強さも際立っていましたね。

やはりダース・ベイダーはこうでないと。

デス・スターの設計図を送信したジンとキャシアン。

彼らは死を覚悟して、デス・スターのビームを見つめます。

しかし、2人の顔はすっきりしていました。

父親の思いを果たし、敵を討ったジン。

人生の意味を取り戻したキャシアン。

彼らは納得をしているのです。

あぁ、そうか。

この映画を観終わった後に、わたしの胸を締め付けた感情。

これは・・・

羨望だ。

わたしは自分の人生に納得していないんだ。

だから、2人の死に胸が締め付けられたんだな。

あぁ、まいった。

打ちのめされた。

ちょっと横になります。

しかし、いい映画だったな。

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