ファインディング・ドリー

「ファインディング・ドリー」を観ました。

ファインディング・ドリー – Yahoo!映画

1.はじめに

みなさんはタッチプールがあったらチャレンジしますか?

水族館にある「ふれあいコーナー」と言った方がわかるかな。

あの「水の中の生物をさわってみよう」ってやつです。

わたしは苦手なので手を入れられません。

小さい頃からです。

怖がりなのかな。

子供が平気で手を突っ込んでいるのを見ると、「すげえ!勇者だな!」と思ってしまいます。

今回は、タッチプールに突っ込まれる子供の手でハラハラしてしまう魚の物語“ファインディング・ドリー”です。

2.あらすじ(妄想スパイス入り)

ニモの大親友であるドリーは、すぐに何でも忘れてしまう。

ある日、突然子供のころの思い出がよみがえる。

教室の窓ガラスを壊してまわったあの頃。

ドリーは一念発起。

あの頃を反省して、母校に謝罪をする旅に出ることを決意する。

しかし、すぐに旅の目的を忘れてしまう。

ドリーは、やっぱり両親を探す旅に出るのであった。

盗んだバイクで走り出しながら・・・。

3.感想

まいった。

途中から涙が流れっぱなし。

心に刺さった映画でした。

『ファインディング・ニモ』から続く物語。

今回の主役はドリーです。

ドリーと言えば忘れっぽいキャラクター。

その忘れっぽさは、ある種の障がいなのではないかと思えるくらい。

これは子供の時から持っている特徴でした。

小さい頃に両親とはぐれてしまったドリー。

再会できないまま大きくなってしまいます。

物語の中では、そのシーンはトントンと短時間で進行。

わたしは、ここから息苦しさを感じ始めました。

それは、成長する間のドリーの孤独を考えてしまったから。

生き辛かっただろうなと。

彼女は他人とコミュニケーションがうまくとれません。

はっきり言って付き合うには面倒くさい奴です。

マーリンもその感じを出しているしね。

1人(1匹?)になった彼女は、両親を探すために魚たちに声をかけ、相手にされず、さらに両親を探すという目的もわすれてしまったのです。

この孤独たるや・・・。

また、ドリーの生き辛さは、しゃべり方にも出ています。

彼女はとても早口です。

これは、自分の質問を忘れてしまう前に、相手の答えを聞きたいのです。

だから自然と早口になったのでしょう。

さらに、彼女の会話はいつも自己完結をします。

まるで、会話をしているように見えて、独り言を言っているよう。

これは、ずっと周りに相手にされなかったので、自分の心を守るためにこんな会話の仕方になったのでしょう。

そして、彼女の口癖は「ごめんなさい」

ドリーの忘れっぽさは、彼女自身を孤独にしていき、様々な弊害をもたらしたのです。

だからこそ、前作で初めて自分を頼ってくれたマーリンとニモを家族の様に思っているのです。

わたしは息苦しさを抱えたまま、物語の続きを観ました。

パイプの中で、ドリーはマーリン&ニモと再会をします。

マーリンが彼女の才能について語ります。

ドリーは、自分は周りに迷惑をかけているだけだと思っていました。

それが、人の役に立っていた。

いや、魚の役に立っていた。

ようやくドリーは自分を肯定でき、アイデンティティを確立できるのです。

わたしはここで涙腺が崩壊。

よかったなぁ。

ここから、ドリーが自分らしさを発揮していきます。

「ドリーならどうする?」と自身に問いかけ、難関を突破していきます。

彼女は極度の忘れっぽさを持っています。

だから、計画を立てて実行するなんて出来ません。

そんな彼女は、今までどうやって生き抜いてきたか?

それは「直感」です。

自分の直感を頼りに生きてきたのです。

「ドリーならどうする?」という問いかけは、直感を働かせているのですね。

とうとうドリーは両親の元にたどり着きます。

暗闇の中で見つけた貝殻。

それをたどっていくと家が。

家からつながるたくさんの貝殻の道。

うわーん!!

またもや涙が・・・。

これは反則だよ。

こんなの泣いちゃうだろう。

あの貝殻の数が両親の待ち続けた時間の長さであり、愛情の深さなのだから。

たまんねえよ。

ラスト、みんなで仲良く暮らすドリー。

彼女は自分の居場所を見つけました。

・・・

いや、言葉が合ってないな。

彼女は自分の居場所を作りました。

こちらの方がしっくりくる。

ドリーは旅をして、両親とすてきな仲間たちと出会い、自分の居場所を作り上げたのです。

素晴らしい物語でした。

この作品は、今の社会の中で生き辛さを感じている人たちに観てほしいですね。

たぶん心に刺さります。

そして、自分もがんばろうと思えます。

最後に、『WHAT A WONDERFUL WORLD』の使い方が最高だった!!

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