貞子 VS 伽椰子

「貞子 VS 伽椰子」を観ました。

貞子 VS 伽椰子 – Yahoo!映画

1.はじめに

みなさんは呪いを信じますか?

未だにわら人形とかあるそうですね。

と言うことは、信じている人は結構多いって事なのかな。

わたしは、悪意は伝染すると思っています。

だから、呪っている人の悪意は、巡りめぐって相手を蝕むのではないかと考えています。

呪いでなくても「嫌味」や「悪態」、「失礼な態度」という形で。

これは当然、呪っている本人にも返ってきます。

悪意は自分の心も蝕みますから。

だから「人を呪わば穴二つ」とは、よく出来た言葉だと思います。

今回は、呪いと呪いを激突させようとする人々の物語“貞子 VS 伽椰子”です。

2.あらすじ(妄想スパイス入り)

女子大生の有里は、あるビデオを再生する。

それは、観た者にオペレーターから電話がかかってきて、謎の健康食品を買わされるという「呪いの動画」だった。

一方、女子高生の鈴花は、引っ越し先の向かいにある、足を踏み入れると高級布団を買わされるという「呪いの家」に入ってしまう。

霊媒師の経蔵は、二つの呪いを解くために、呪いの動画のオペレーターと呪いの家に居るセールスマンを激突させようとするが・・・。

3.感想

世界では、様々なヒーロー同士の対決はありました。

「バットマン VS スーパーマン」

「フレディ VS ジェイソン」

そして、とうとう日本でもヒーロー同士の因縁の対決が。

「貞子 VS 伽椰子」

ワクワクするぅ!!

貞子がミドルキックを放つが、それをつかんだ伽椰子がドラゴンスクリュー!!みたいな感じなのか?

ストーリーですが、とても簡単です。

貞子の呪いにかかった倉橋有里と、呪いの家に呼ばれてしまった高木鈴花。

常盤経蔵の「それじゃあ、貞子と伽椰子をぶつけちゃえばいいじゃん!!」という鶴の一声で作戦を実行。

その作戦とは「呪いの家」で「呪いのビデオ」を観るというもの。

部屋から出てきた伽椰子とビデオから現れた貞子が激突!!

これだけです。

なんて単純明快。

さて、この作品。

わたしにはいろいろな疑問が・・・。

まず、倉橋有里。

この娘のキャラクターが腑に落ちない。

なぜか。

それは、彼女が生きる事に執着がないからです。

友達の上野夏美の呪いを解くために、自分もビデオを観たり。

ラストの犠牲になるところでも、簡単に納得して井戸に飛び込んだり。

正直、「死にたがっているのか?」と疑うくらいです。

森繁新一も死を覚悟してビデオを観ましたが、彼は呪いのビデオを研究しており、貞子に会いたいという思いがありました。

これは、まだ納得ができる。

しかし、有里の行動には納得ができない。

理由がわからないから。

普通、死が目の前に来たら、夏美みたいに落ち込むと思うのです。

だからと言って、「みんなを道連れに」という思考はいただけないけど。

でも、有里に比べたら彼女の方がずっと人間らしい。

有里の「生に対する執着の無さ」が、貞子や伽椰子を恐れているように思えず怖かったです。

次に、貞子の呪いの定義です。

今回の作品では、貞子がかなり改変されていました。

まず、呪いのビデオの内容。

「リング」では、生前の山村貞子に纏わるシーンが流れ、井戸が写り、貞子が這い出てくるという流れでした。

今回は、廃墟の一部屋が写り、奥の扉から貞子が現れるというもの。

わたしの頭の中は?マーク。

なぜ?

貞子=井戸って有名ですよね。

変える必要があったのか?

ラストシーンの貞子&伽椰子の化け物のインパクトを大きくするためなのか?

不思議でした。

そして、貞子がかけてくる電話。

いつから彼女は電話魔になったの?

「リング」では、そんな設定が無かったと思うけど。

あの電話は何だったのだろう?

クレーマーから「お知らせがなかったら、貞子の呪いがかかっているかどうかわからないだろう!!(怒)」と文句を言われたのかな。

それで、しぶしぶ「呪い確定のお知らせ」をするようになったのか。

ビデオを観た後に確認の電話を入れる貞子を想像したらおもしろいよ。

あと、呪いの解除です。

「リング」では、ビデオをダビングして誰かに観せれば呪いが解かれました。

貞子の目的は「呪いを拡散させる」ことでしたから。

すると、夏美が呪い殺された事が腑に落ちない・・・。

彼女は、動画サイトに新一がダビングしたDVDの映像をアップしました。

これにより、貞子の目的は果たされ、呪いは解除されるのでは?

はっ、そうか!!

もしかしたら、夏美はビデオの内容をアップしたため、NO MORE 映画泥棒のカメラ男に呪い殺されたのか!!

・・・

とにかく、「あれ?」と思ったシーンでした。

これまで不満だったところをダラダラ綴りましたが、良いところもあったんですよ。

まず、リサイクルショップの恵子のシーン。

さっきまで笑っていた女の子が突然自殺するという。

あれは、呪いの恐さを叩き込まれる良いシーンでした。

そして、法柳の祈祷。

たぶん貞子の報復があるだろうなと思っていましたが、まさか法柳の助手を使ってくるとは。

さらに新一を頭突きで・・・。

意外な展開でびっくり!!

あと、何と言っても俊雄くんです。

相変わらずの気味悪さと白ブリーフの似合いっぷり。

素敵でした。

わたしがこの物語を観ている間、ずっと心配していたことがありました。

それは、貞子と伽椰子はどうやって戦うのか?

だって、貞子はテレビから這い出てきて、ボーッと立ってにらむだけ。

伽椰子は階段を四つん這いで降りてくるだけ。

戦いにならないだろう・・・。

そして、ラスト。

待ちに待った戦闘。

貞子、まさかの髪攻撃。

「トリコ」のサニーか!!

先に、動きの早い俊雄くんを仕留めます。

きちんと作戦を立てているな。

一方の伽椰子。

いきなり貞子の頭をつかみ床に叩きつけるという荒業。

まさかの肉弾戦!!

伽椰子は真っ正面から四つん這いで立ち向かいます。

最後は井戸の上で衝突。

なぜか融合。

さらに強いキャラができましたとさ。

まさか、こんな決着があるとは・・・。

今回の作品で1番わたしの心をつかんだのは、いじめっこ3人組です。

3人とも顔がすばらしい。

ふてぶてしいんだ、これが。

まさにいじめっこという面構えなのです。

監督はいい子役を見つけてきたなぁ。

貞子と伽椰子は融合して、有里の体を使い、新たな化け物となりました。

これからは、その強大な力を使って日本を蝕むのでしょう。

ところで名前はどうなるのかな?

さだこ

かやこ

さやこ

かだこ

さかなクン

サカナクション

・・・

ま、どうでもいいか。

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