ミュージアム

「ミュージアム」を観ました。

ミュージアム – Yahoo!映画

1.はじめに

みなさんは刑を受けたいですか?

「ドッグフードの刑」

「針千本飲ますの刑」

「均等の愛の刑」

いろいろありますよ。

わたしが受けているのは「ナマケモノの刑」

部屋で毎日好きな事をやって、わがまま放題に過ごすという刑です。

あれ?

この刑を受けている男が作品中にいたぞ。

そいつは後に「母の痛みを知りましょうの刑」を受けたような・・・。

げ、ヤバい!!

今回は、「お仕事見学の刑」を受ける男の物語“ミュージアム”です。

2.あらすじ(妄想スパイス入り)

現場に謎のメモが残される猟奇殺人事件が矢継ぎ早に発生する。

その事件は雨が降る日のみ起こっていた。

一連の事件の関連性を察知した沢村久志刑事は、自分の妻子が狙われていることを知る。

やがて、あるマスクをかぶった男の存在が浮かび上がる。

半魚人のマスクをかぶったその男。

アトランティスと名乗っている。

沢村はロビンマスクを被り、アトランティスを追っていく。

犯人に近づいていく沢村ロビンマスクだったが、アトランティスの仕組んだ罠にはめられ窮地に陥る。

水面に浮かぶロビンマスク。

「ロビンだ!!ロビン!ロビン!」

「ケケケ~ッ」

ザバッ

「キャ~ッ」

衝撃シーンの再現でした。

3.感想

いやぁ、カエル男(霧島早苗)がいいキャラだなぁ。

あの犯行動機も最高。

だからこそ、もったいない部分が多かった。

なんか、この作品は『セブン』に雰囲気が似ていました。

わたしの大好きな名作です。

これを観た時の衝撃は忘れられない。

たぶん、この『ミュージアム』は『セブン』をかなり意識しているんじゃないかな。

わたしは、この物語を観ている間、ずっと物足りなさを感じていました。

それは、主役の沢村久志。

彼が、周りが言うほど優秀な刑事に見えないのです。

カエル男の相手として釣り合わない。

沢村は感情で突っ走って、事件を泥沼化させていくだけですもの。

そりゃあ、妻の遥と息子の将太を猟奇殺人犯にさらわれたらパニックになるのは分かります。

しかし、刑事ならではの分析や冷静さもなく、「うわー!!」と叫んで追いかけるだけなのは何とも・・・。

あと、沢村に対して感じたのは、周りに無関心すぎる。

遥と将太に無関心だから、2人は家を出て行きました。

さらに同僚にも無関心。

仲間を信頼して任せるとか、協力をお願いする等をしないのです。

部下の西野だけは使っていましたが。

でも、彼も巻き添えで殺されてしまいましたし。

かわいそうだよ。

基本的に、彼は周りの人間を信用していない感じがします。

上司の関端がいなかったら、どうなっていたことやら。

カエル男の霧島早苗は、沢村のそんな性格を見抜いたから、トラップを仕掛けたのかもしれませんね。

この作品は、スプラッター表現も多く、とても怖いです。

しかし、1番怖いのは、この霧島の事件の入口が自分の身近にあるというところ。

裁判員裁判

冤罪事件

家庭崩壊

自分には決して起こらないとは言い切れないこれらの問題。

そこから、いつ霧島のような奴に目をつけられ、事件に巻き込まれるかわからないのです。

それが1番怖い。

ラストは将太の運動会のシーンでした。。

彼は、しきりに首筋を掻いています。

赤くなっているようにも見える。

橘幹絵は、霧島の光線過敏症を心因性だと言いました。

子供の頃、抱え切れないような悪意にさらされて症状が悪化したと。

事件に巻き込まれた将太は、抱えきれない悪意にさらされた・・・。

いやぁぁぁ!!

将太が霧島のように・・・。

沢村の悪夢は終わらないようです。

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