シュガー・ラッシュ

「シュガー・ラッシュ」を観ました。

シュガー・ラッシュ – Yahoo!映画

1.はじめに

みなさんは“クッパ”をご存知ですか?

あのピーチ姫をさらって、マリオを挑発して、マグマに落とされる例のカメです。

あ!当然ご存知ですよね、なめていません、すみません、石は投げないで。

もし、そのクッパが悪役という立場に悩んで、カウンセリングを受けていたとしたら、どう思いますか?

今回の“シュガー・ラッシュ”では、そんな姿が見られます。

あのクッパが、“悪役の会”で悪役についてディスカッションしています。

しかし、彼がそこまでストレスを抱えて、ピーチ姫をさらって、マリオに攻撃されていたとしたら・・・なんか目頭が熱くなりませんか。

ありがとうクッパ!!

2.ラルフについて

ラルフは“フィックス・イット・フェリックス”というゲームの悪役です。

しかし、みんなに疎外される生活が嫌になり、ヒーローになりたいと考えています。

彼は、“悪役の会”という自助グループに参加して、そこで、ヒーローになりたいと打ち明けますが、ザンギエフに「悪役が悪い奴とは限らない。役割なんか気にするな」と諭されます。

そして、最後に、みんなで手を握り、「俺は悪役、それでいい。ヒーローになれなくていい。今のままの自分でいい」と唱え解散します。

しかし、ラルフは納得できず、一緒に言う事ができません。

そして、ヒーローが貰えるメダルを手に入れ、みんなを見返そうと考えます。

そんな彼が、“シュガー・ラッシュ”のキャラクター、ヴァネロペに出会います。

彼女も、ラルフと同じくゲーム内で疎外されています。

そんな彼女に自分を重ね合わせたのか、ラルフは放っておけません。

レースに出られるよう手助けをします。

そして、彼女から手作りの“わたしのヒーロー”と書かれたメダルを貰います。

ヴァネロペのレースのゴール間近、ラルフと一緒に潜り込んだサイ・バグが大量発生します。

これを倒すには、ビーコンという光の柱を作らなければなりません。

ラルフは、熱いコーラの沼にメントスを落とし、光の柱を作るため、命をかけて飛び込んで行きます。

ヴァネロペから貰ったメダルを握りしめ、「俺は悪役、それでいい。ヒーローになれなくていい。今のままの自分でいい」と唱えながら・・・。

これは、ラルフがアイデンティティを確立する物語です。

彼は、みんなと仲間になりたがっていました。

そして、仲間になれないのは、悪役だからだと考えていました。

しかし、悪役がいないとゲームは成立しません。

彼は、その役割を受け入れられなかったので、周りと距離が出来ていたのです。

ラルフがアイデンティティを確立した時、みんなと笑って過ごせる様になっていました。

3.世界観について

この映画の世界観にびっくりしました。

まず、それぞれのゲームの世界は電源コードで繋がっていて、マルチタップがセントラルステーションになっています。

そして、電源コード内には電車が走っているのです。

また、ゲーム機にお金が入れられると、“コイン警報”が発令され、キャラクターが配置につき、ゲームスタートです。

よく、こんな発想が出てくるなぁ。

日本でもおなじみのキャラがたくさん出演しています。それらを探してみるのも楽しいですね。

あと、懐かしのコナミコマンドもたまりませんでした。

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