サマーウォーズ

「サマーウォーズ」を観ました。

夏が近いので「サマーウォーズ」を観ました。

サマーウォーズ – Yahoo!映画

1.物語のテーマについて

電脳世界を使い「人との繋がり」を描いた作品です。

まず、パニックになった時の栄おばあちゃんの対応です。

自分の90年の人生の中で出会ってきた人たちに協力を頼みます。

そして、夏希とラブマシーンのオズの世界での花札対決です。

たくさんの協力者が現れます。

健二がやってきて、陣内家を救うのも繋がりですね。

2.栄おばあちゃんは、健二をなぜ信じたのか

夏希に騙されて陣内家にやってきた健二を、栄おばあちゃんは信頼をしています。

経歴が嘘だとバレても、オズの世界を混乱させた容疑をかけられてもです。

なぜ、そこまで信頼したのでしょう?

わたしが思ったのは、健二とおばあちゃんの初対面の時に、健二は目が泳いでいるのです。

しかし、夏希を幸せにする覚悟を聞かれ、「命に代えてもかい?」と念を押した時に、おばあちゃんの方を見て「はい」と答えています。

そこで信頼をしたのではないでしょうか。

そして、健二は命をかけて、夏希と陣内家を守ります。

3.陣内家について

飾ってある甲冑や、車のライトバンの横に六文銭があるという事は、真田家の子孫なのでしょう。

男性たちには、武将の考えが根付いています。

対称的に女性たちは、今やらないといけない事に目が向いています。

そのコントラストが面白いですね。

また、最後の勝負の前にみんなで腹ごしらえをするのも、武将の家系らしくていいですね。

陣内家の男たちが、ラブマシーンを止めないといけないと話をしているシーンがあります。

その時に、自衛隊所属の陣内理一が「人を守ってこそ、己を守れる」という、「7人の侍」のセリフを言います。

この、サマーウォーズにもラブマシーンに立ち向かう7人の侍がきちんといます。

健二・理一・太助(電気屋)・万助(漁師)・池沢佳主馬・佐久間敬(健二の同級生)・夏希です。

まさに、人を守り、健二や佳主馬、夏希は自分のアイデンティティを確認します。

4.小磯健二について

この映画は、自分に自信のない健二がアイデンティティを確立していく物語です。

数学オリンピックの日本代表になれなかった健二は、片思いしている夏希先輩に連れられて、陣内家にやってきます。

そこで、栄おばあちゃんに出会います。そのおばあちゃんの口癖は「あんたならできる」。

おばあちゃんが亡くなる前日、健二はおばあちゃんと花札をやりながら、夏希の事を頼まれます。

そして「あんたならできる」と言われます。

ここでは、一瞬返事をしかけますが、「やってみます・・・としか、今は言えません」と返します。

まだ、自信がないのでしょう。

おばあちゃんが亡くなり、夏希に「涙を止めて」と言われ、彼は少しずつ変わります。

自己主張もしていきます。

そして、最後まであきらめなかったのも彼でした。

最後の敵が、乗っ取られた自分のアバターというのも、彼の乗り越えるべき敵として象徴的です。

そして、世界と陣内家を救った彼を見抜いた、おばあちゃんの目に狂いはなかったのですね。

個人的に好きなキャラは、警官の陣内翔太でした。

健二を嫌っていましたが、最後のピンチに一番最初に健二の背中に手を置いて言った「しゃんとしろ。俺たちがついてる」はシビレました。

以上です。夏休みが来ると、また観てみたい作品ですね。

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