ハウス・オブ・カード 第17章

「ハウス・オブ・カード 第17章」を観ました。

ハウス・オブ・カード 野望の階段 – オフィシャルサイト

1.はじめに

みなさんは、人を説得して、協力してもらう事ができますか?

説得の仕方って3つありますよね。

1・理屈で納得させる。

2・情に訴える。

3・見返りを用意する。

多分、1が難しく、3に行くほど成功しやすいのではないでしょうか。

わたしも「お菓子をあげるよ」と言われたら、ホイホイ協力してしまいます。

あぁ、きちんとした大人になりたい。

今回は、人を説得する難しさに悩み続ける男の物語“ハウス・オブ・カード 第17章”です。

2.あらすじ(妄想スパイス入り)

『多数党院内幹事 ジャクリン・A・シャープ』

この看板の部屋の前で、男が1人、ウロウロ歩いています。

そこにやって来るフランク・アンダーウッド。

フランクが男に声をかけます。

「なんだチミは?」

怪訝な顔をしています。

「オレだよ。オレオレ」

男はにこやかです。

「オレオレ詐欺か?」

フランクは怪訝な顔を崩しません。

「オレだよ。レミー・ダントンだよ」

フランクの顔が変わります。

「あ、サンコープの・・・ひさしぶり」

レミーはうれしそうに頷きます。

「オレもひさびさの登場でびっくりしたよ」

3.感想

今回は、夫婦のあり方について考えさせられました。

しかし、クレア・アンダーウッド・・・。

ものすごい爆弾を落としたな。

社会保障修正案の下院通過の採決まであと3時間。

フランク・アンダーウッドとジャッキー・シャープは票集めに奔走しています。

フランクは、28人の派閥を持つドナルド・ブライスを自室に呼んで説得する事に。

しかし、教育法案の件でフランクに辛酸を嘗めさせられたドナルドは、首を縦には振りません。

そんな時に事件が起こります。

郵便係が封筒を開けたら、中から白い粉が吹き出したのです。

うわ!生物兵器テロ?

緊急事態発生!!

全員、部屋に隔離される事になるのです。

さらに、携帯やWi-Fiの電波も遮断され、外部に連絡が取れなくなります。

フランクはドナルドと2人で閉じ込められてしまう事に。

さらに不運は続きます。

採決は閉鎖解除後に行われると言うのです。

フランクは他の議員を説得する事はできなくなったのです。

そんな中、うろたえていたのはドナルドです。

妻のマージョリーに連絡を取らないといけないと騒いでいます。

フランクの計らいで、無線で連絡をするドナルド。

マージョリーはアルツハイマー病にかかっており、ドナルドの声を聞かないと不安になるらしいのです。

フランクは、真っ向な討論を止め、情に訴える作戦に出ます。

ドナルドの現状に同情をして労います。

しかし、アルツハイマー病の研究資金の話を出したところで、ドナルドの態度が固くなります。

妻を使い、研究資金で抱き込むつもりだと怒らせてしまうのです。

クレアも困っていました。

フランクと共にニュースの生放送でインタビューを受ける事になっていたのです。

結局、1人でインタビューを受ける事に。

そこで、アンダーウッド夫妻の子供の件になります。

2人には子供はいません。

彼らは、大統領になるという野望を果たすまで、仕事に心血を注ぎ込む約束をしているからです。

インタビュアーは「産めないのではなく産まなかったのか」と念を押します。

そこで、以前、対立候補が攻撃の材料とした「選挙戦のために中絶した」という話をぶつけてきたのです。

「これまでに妊娠の経験は?」

クレアは間を置き「あるわ」と認めます。

そして、中絶も認めるのです。

実際にクレアは3度の中絶をしています。

最初の2度は10代の過ち。

3度目は避妊に失敗。

選挙戦のために、中絶をフランクと2人で決めたのです。

クレアは休憩をしてインタビューに戻ります。

そして、驚くべき対応をするのです。

なんと、ダルトン・マクギニス大将にすべてをおっかぶせたのです。

彼は、大学1年の時にクレアをレイプしました。

その時に妊娠をしてしまい、中絶をしたという話にすり替えたのです。

また、ダルトンの被害者であるメーガン・ヘネシーという女性からも連絡があり、クレアの話の信憑性が増すことになります。

しかし、ダルトン・・・。

レイプを繰り返していたのだな。

なんて奴だ。

このクレアのインタビューを閉じ込められた部屋で観ていたフランクとドナルド。

白い粉はテロでは無いことがわかり、閉鎖は解除になります。

結局、ドナルドは説得に対して、首を縦には振りませんでした。

しかし、お互いに家庭の問題をさらけ出した事で、少し打ち解けた感じがあります。

フランクはクレアの事を思い、家に戻っていきました。

今回は、ジャッキーがおもしろかった。

フランクは取引をよく使います。

何かを与えるから、これをやってくれという感じです。

ジャッキーはその手法を嫌っています。

彼女は院内幹事になるために取引をしました。

そのため、恩師であるテッド・ハヴマイヤーを政治の世界から葬ってしまったのです。

その事が傷になり、自分を責めているのでしょう。

ジャッキーは、今回の票集めでは、正攻法で政治家の良心に訴えるのです。

投票の時間ギリギリ。

3台の台車に段ボールを積み重ね、共和党の控え室に乗り込みます。

「歳出凍結で在宅医療を奪われる国民の名簿よ」

段ボールの中身はただの紙です。

一世一代のパフォーマンスです。

そして、ドナルドにこう言います。

「4人だけ仲間を回して。可決後も助け合いましょう。私はフランクとは違う」

フランクは取引が済んだら、相手をバッサリ切り捨てています。

ジャッキーは、自分は違うと言い、あくまでも政治家の良心に訴えるのです。

この両者の違いは、今後ズレを生んでいきそうです。

どうなっていくのでしょうね。

フランクとジャッキーの交渉で、ドナルドは、結構、心を動かされているんじゃないかな。

下院の採決が楽しみです。

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