イコライザー

「イコライザー」を観ました。

イコライザー – Yahoo!映画

1.ロバート・マッコールについて

彼は、元CIAの諜報員だったようです。

妻が亡くなった事がきっかけで、爆死に見せかけて引退をしたみたいです。

現在は、ホームセンターの従業員で、同僚の会話から、まだ入社して日が浅いようですね。

性格は、部屋や行動から推測すると、几帳面で誠実です。

彼が言うように「体と知と心」が鍛えられている感じがします。

言葉選びが知的でおしゃれで、会話の中で相手を導く言葉をよく言います。

印象に残ったのは、「完璧より前進だ」ですね。

なんか完璧超人ですね。

また、食事にも気をつけているようで、職場には弁当を持っていき、カフェでも自宅から持参したティーバッグを使っています。

体調管理もあるのでしょうが、CIAの時の危機管理のなごりかもしれませんね。

彼は、戦闘になる前に、相手を説得して選択を与えます。

そして、如何ともし難い状況になったら、戦います。

方法は、まず、周りにある物と相手を観察してシミュレーションを行い、その通りに手近な物を武器として使い倒します。

また、相手になるべく姿が見られない形で倒すのも印象的でした。

そして、普段の生活では、何をするにしても時間を測っています。

体内時計を鍛え、戦闘等に活かしているのでしょうね。

2.ロバートが読んでいる本について

彼は、奥さんが挑戦していた“読むべき100冊”の読破に自分も挑戦しています。

そして、映画中3冊の本を読んでいます。

まずは、「老人と海」、2冊目は不明、3冊目は「見えない人間」です。

1冊目の「老人と海」は、老人と巨大カジキの死闘を描いた作品です。

彼は、この作品の見解で、老人のアイデンティティの確立を話しています。

ロバートも後に、敵と戦いアイデンティティを確立します。

2冊目の内容を、ロバートは「主人公は自分が騎士だと思っているが、現実はもう騎士がいない世界だ」と話しています。

これは、現在の状況を表していますね。そして、ロバートは騎士になるのかどうかという暗示です。

3冊目は「見えない人間」です。

もう題名の通りですね。

ロバートは、表向きは死んだ人間になっていますし、相手を殺す前に、「WHO ARE YOU?」と言われています。

まさに見えない人間です。

この本の作者や内容も、何か考えさせられます。

3.ロバートの心の変化について

彼は、ホームセンターに転職して、働いています。

しかし、この状況に退屈しているようで、つまらなそうな表情が印象的です。

そんな中で、カフェで知り合ったアリーナという女性を助ける事で、事件に巻き込まれます。

彼は、亡くなった奥さんに“何があろうと、CIAに居た頃の自分には戻らない”と誓っているため、相手のスラヴィ一味にも、まずアリーナを解放するよう説得しています。

しかし、物別れに終わります。

アリーナにさらに危害を加えられる可能性がある事を知っていたロバートは、スラヴィ一味を殺害します。

その時に「すまない」と謝っています。亡き妻に、昔の自分に戻ったことを謝ったのでしょうね。

その後、ロバートの相手に危害を加える葛藤のハードルが下がったように思います。

汚職刑事や、ホームセンターに入ってきた強盗にも危害を加えています。

もしかすると、ロバートは、CIAの時と比べ退屈な日常に嫌気が差し、自分を解放するきっかけが欲しかったのかもしれません。

彼の持っている特技は、普通の社会ではなかなか活かす事はできません。

犯罪をするようなタイプでもありません。

そのような時に、自分の特技を生かせて、それが人助けになる方法が見つかったのです。

そちらに、シフトをしていく気持ちも分かります。

以前、ロバートがアリーナに言った言葉は「君はなりたいものになれるんだ。世界を変えろ」でした。

ロバートは、CIAの友人に「なぜ連中の仕打ちを見逃せなかったのか分からない。誰かが許しがたいことを誰かにしている。赤の他人だが、わたしなら何かしてやれる」と語っており、その友人は彼を“進むべき道へ至るには過ちを犯す人”と言っています。

友人が別れた後に言った「彼は助けではなく許可を求めに来たのよ」は、彼がいかに自分の背中を押してもらいたかったかを表していますね。

事件解決後、ロバートは「逃げ場のない人へ」という広告を出して、人助けの仕事を始めます。

まさに、オープニングの言葉が、ロバートとこの映画を語っています。

「人生で一番大切な日は、生まれた日と生まれた理由が分かった日」

4.感想

この映画を観て、任侠映画みたいだなと思いました。

やはり、このパターンは、人をワクワクさせる黄金パターンなのかもしれませんね。

デンゼル・ワシントンはすごいですね。

特に目。

アリーナに「途方に暮れた目をしている」と言われますが、本当にそのように見えます。

また、「この人、何かありそう」と思わせる雰囲気など、相当、役作りしているのがうかがえます。

わたしも「完璧より前進」を胸にコツコツがんばろうと思いました。

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