LUCY

「LUCY」を観ました。

LUCY – Yahoo!映画

1.ノーマン博士の講義について

この映画の前半は、事件に巻き込まれたルーシーと、脳科学の講義をするノーマン博士の様子を交互に描いていきます。

この講義の内容は、脳を活性化させていくルーシーがどうなっていくかを、すでに提示しています。

ノーマン博士の講義では、「細胞(生命)の目的は“時を稼ぐこと”であり、そうやって知識と経験は時を超えて伝えられていく」という事でした。

そして、その目的を達成するためには、“不死となる”か“繁殖する”かしかないそうです。

2.ルーシーの脳の活性化について

CPH4を500g取り込んだルーシーが脳の活性化を始めると、その活性化率が映画の節目に入ってきます。

だんだん人間離れしてくるルーシーは、表情が無くなり怖かったですね。

活性化率20%の段階で、ノーマン博士は、「自らの肉体を掌握して、意のままに操る事ができる」と語っています。

その後、ルーシーは銃を百発百中で当てたり、驚異的な車の運転もしてみせます。

でも、一番印象深かったのは、病院からママに電話をかけるルーシーでした。

長く生きられない事を悟り、涙を流すこの表情が、最後の人間らしい姿でした。

活性化率28%の時に、ルーシーはノーマン博士と電話で会話をします。

その中で、他人の肉体や磁波、電波も制御可能、さらに新陳代謝も制御できると語っています。

超人ですね。

活性化率40%になると、他者を意のままに支配することができます。

しかし、その時にルーシーは「恐怖も痛みも欲望も感じない。人間的な感情が消えていく」と語っています。

また、ありとあらゆる知識が増えていく状態になっているとも言っています。

この時に、CPH4のエネルギーが尽きたのか、肉体が崩壊しかけます。

自分が自分で無くなっていく感じは、普通なら恐怖を感じますね。

活性化率50%でどんどん力が強くなっていき、活性化率60%では、細胞と話ができるようになります。

この時に、ルーシーが少し人間らしさを見せます。

刑事のピエールとキスをするのです。

「思い出に」と言うルーシーは、人間としての生活に未練があったのかもしれませんね。

ノーマン博士と会ったルーシーは、時が支配するという考えに共鳴します。

そして、CPH4を使い、細胞の組成を変えて、全知識をコンピューターにダウンロードを試みます。

活性化率70%で細胞の組成を変え、コンピューターを取り込み、活性化率80%で次世代コンピューターを組み上げ、全知識をフラッシュメモリー?にダウンロードします。

活性化率90%になると、時間を操る事ができるようになりました。

時を遡り、類人猿のルーシーと出会います。

人類の始まりに触れたという事でしょう。

活性化率99%では、ビッグバンまで行きます。

宇宙の始まりですね。

活性化率100%では、「I AM EVERYWHERE」(至るところにいる)というメッセージを残し、ルーシーの姿は消えてしまいました。

3.ルーシーはどうなったのか

ノーマン博士の説は、「細胞の目的は“時を稼ぐこと”であり、“不死となる”か“繁殖する”かで知識と経験は時を超えて伝えられていく」でした。

それならば、ルーシーの細胞は、目的を極限まで達成しました。

彼女の全知識とは宇宙が生まれてから、これまでのあらゆる知識だと思われます。

これからの未来を見るために、さらに進化をするために、ルーシーは不死となる道を選んだのでしょう。

この映画のラストは、「生命は10億年前に誕生した 進化はこれから」というルーシーの言葉でした。

ストーリーとしてはかなり突飛な所もありましたが、前半部の物凄い緊張感と、後半の「どうなるんだろう?」という興味で、食い入るように観ました。

時間も89分でしたので、あっという間でした。

しかし、あの大きいフラッシュメモリーは、ちゃんと使えるのだろうか?

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