マネー・ショート 華麗なる大逆転

「マネー・ショート 華麗なる大逆転」を観ました。

マネー・ショート 華麗なる大逆転 – Yahoo!映画

1.はじめに

みなさんは一世一代の大勝負をしたことがありますか?

わたしはあるかなぁ。

思い付かない。

だから、こんな人生なのかな?

嫌な事から逃げてばかりの人生でした。

これからは大勝負をしようかな。

とりあえず自立だ!!

収入を得ないと!!

あぁダメ人間。

今回は、人生の大勝負に出た男たちの物語“マネー・ショート 華麗なる大逆転”です。

2.あらすじ(妄想スパイス入り)

2005年のアメリカ。

金融トレーダーのマイケルは、サブプライムローンの危機を指摘する。

しかし、ウォール街では一笑に付される。

怒ったマイケルは「2ちゃんで叩いてやる」と炎上で出し抜いてやろうと考える。

同じころ、銀行家ジャレドがマイケルの戦略を知る。

「2ちゃんでウォール街に戦いを挑むとは・・・」

さらに、1日中2ちゃんにいるマーク、伝説の炎上職人ベンらを巻き込み、マイケルの戦いが始まった。

3.感想

観終わったら、なんか気持ちが沈んだよ。

誰も勝者のいない戦い。

みんな不幸になっちゃった。

サブプライムローン(低所得者向けローン)の破綻とリーマンショックに向けて物語が進んでいきます。

この気配に気付いた人々が大勝負をかけます。

まず、マイケル・バーリ。

彼は、サイオン・キャピタルでファンド・マネージャーを担当しています。

金融市場と住宅市場の解離から異変に気付き、空売りを仕掛けようとします

次にマーク・バウム。

彼はフロントポイントというヘッジファンドを運営しています。

間違い電話からサブプライムローンの破綻を嗅ぎ付けます。

そして、チャーリー・ゲラーとジェイミー・シプリーです。

彼らは2人でブラウンフィールド・ファンドを立ち上げました。

大きな取引をするためのISDAの同意書が欲しくて、JPモルガンを訪れた時にジャレド・ベネットの目論見書をみつけ、サブプライムローンの破綻を嗅ぎ付けます。

もう1人、ドイツ銀行のジャレド・ベネットも大勝負を仕掛けます。

私たちは、サブプライムローンが破綻して、リーマンショックが起こる事を歴史として知っています。

しかし、彼らはそうなると賭けていたのです。

破産するかもしれない大勝負をして、結果が出るまでの心労は想像できないですよね。

内臓が蝕まれるようなという表現がありましたが、本当にしんどいと思います。

マイケルはずっと音楽をかけっぱなしにしています。

気をまぎらわせる事もあるけど、人の意見を聞かないようにするためなのでしょうね。

絶対、非難や反対意見しか言われないだろうし、自分の確信が揺らぐかもしれないし。

そして、マークもそうです。

わたしは、彼は「オレは正しいことをしているのになぜ世間はわからない」と考え、世間に腹を立てているのかと思っていました。

しかし、人の意見を聞かず攻撃的な彼の行動は、自分を守るためだったのかもしれないと考えました。

マイケルと同じだったと。

あのマークに付いていくヴィニー、ポーター、ダニーは偉いよ。

チャーリーとジェイミーには、JPモルガンの元トレーダーであるベン・リカートがいました。

彼が若い2人の精神的な支えになっていたのですね。

また、ベンの言葉でハッとさせられるシーンもありました。

「俺たちが勝てば、国民は家や仕事や老後資金を失う。年金もだ。人が数字化される」

あぁ、そうだった。

彼らは破綻に資産を賭けているのです。

買っても喜べる状況ではないのですね。

ベンはその事に打ちのめされ、JPモルガンを辞めたのでしょうね。

結局、マイケルは利益を出しながらもファンドが破綻してしまいました。

マークは、銀行などが責任をとるまで粘り、利益確定をしました。

自殺するほど悩んでいた兄のポールにお金で問題を解決させようとしたマーク。

この事がトラウマになっていました。

だから、責任にこだわったのでしょうね。

そして、チャーリーとジェイミーはベンの力を借りて、ギリギリで利益確定をしました。

その後、破綻後のリーマン・ブラザーズを見に行きます。

経済破綻の恐ろしさと、自分たちがその瀬戸際にいたことを実感したでしょう。

大きな利益を得た彼ら。

しかし、その顔には喜びがありませんでした。

これが結果であり、真実なのでしょう。

ジャレド・ベネットだけは開き直っていましたけどね。

ジャレド恐るべし・・・。

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