アンジェリカの微笑み

「アンジェリカの微笑み」を観ました。

アンジェリカの微笑み – Yahoo!映画

1.はじめに

みなさんは変な写真が撮れた事がありますか?

わたしはないんですよ。

しかし、小学生の時に変な写真を友達から見せてもらった事があります。

それは神社かお寺の石段で撮られたものでした。

石段の上にいる2人組を下から見上げるように写していました。

この写真。

2人組の右側にもう1人いるのです。

頭だけ。

顔は3つ並んでいるのですが、体は2人。

ひぇー!!

この写真は今でも忘れる事ができません。

今回は、美女の死体を写真に撮ったらおかしな事が起こり始めた男の物語“アンジェリカの微笑み”です。

2.あらすじ(妄想スパイス入り)

ポルトガルの小さな町に暮らすカメラが趣味の青年イザク。

ある日、イザクに早世したアンジェリカの写真を撮影してほしいと依頼がくる。

白い衣装に身を包んで横たわる美しいアンジェリカ。

イザクがカメラを向けると、アンジェリカは突然目を開き、グラビアポーズでイザクにほほ笑み掛ける。

イザクのカメラ小僧としての魂に火が点いた!!

「いいよー!いいよー!ちょっとそこで前屈みになって。顔をこちらに・・・いい!!」

3.感想

この物語、なんか怖い。

これはラブストーリーなのか?

ホラーなのか?

写真が趣味のイザク。

彼はポルタス館に呼ばれ、亡くなったばかりのアンジェリカという女性を写真に撮ってほしいと頼まれます。

アンジェリカにカメラを向け、ファインダーを覗きこむイザク。

するとアンジェリカが目を開け、微笑みかけた!!

それから、イザクのアンジェリカラブが止まらなくなるのです。

イザクは鍬を振るう農民たちも写真に撮ります。

汗を流し力仕事をする男たち。

まさに「生」を体現しています。

イザクの部屋には現像された写真が並べて吊るされています。

鍬を振るう農民たちの写真の間にアンジェリカの写真。

「生」の中に「死」が挟み込まれているのです。

そして、イザクが目を向けるのは死を表すアンジェリカなのです。

もう完全にアンジェリカにあっちの世界に呼ばれてるやん。

このアンジェリカの魂。

駆け引きが上手い。

初めは2人で楽しんでおいて、次からは微妙に手が届かない感じで現れる。

そりゃあイザクは夢中になるね。

アンジェリカ恐るべし。

そして、イザクは全く食事をとらなくなります。

口にするのはコーヒーだけ。

これで体力が奪われ、死に近付いていくのです。

ラストは、小鳥がイザクをあっちの世界に引きずり込みます。

魂の世界で窓から逃げていった小鳥。

現実の世界では、家主のジュスティナが飼っていた小鳥が亡くなります。

それを知ったイザクは外へ走り出します。

窓から逃げた小鳥の魂を追いかければ、そこにアンジェリカがいると思ったのでしょうね。

しかし、食事をとっていないイザクはぶっ倒れます。

そのまま部屋に運ばれます。

そして念願の時が。

アンジェリカがイザクを迎えに来るのです。

この時のアンジェリカの顔!!

もう、完全に死神や。

とうとうイザクはアンジェリカにあっちの世界に連れていかれたのです。

生と死。

生はとても魅力的。

しかし、死は時に生よりも魅力的になってしまう。

イザクは、アンジェリカの姿をした死の魅力に抗えなかったのですね。

これはラブストーリーなのか?

ホラーなのか?

人によって感じ方は違うかもしれません。

わたしはホラーでした。

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