ドラッグ・ウォー 毒戦

「ドラッグ・ウォー 毒戦」を観ました。

ドラッグ・ウォー 毒戦 – Yahoo!映画

1.はじめに

みなさんは命をかけた演技をした事がありますか?

わたしはありますよ。

冷蔵庫の中からこつぜんと消えたケーキ。

怒りの母親。

わたしはこの場を切り抜けないといけません。

極限状態での演技です。

失敗するとビンタが飛んできます。

「食べたのはわたしじゃないよ。窓の外から知らないおじさんが入ってきてケーキを食べたんだよ」

バチーン!!!

わたしの魂の演技は一切通用しませんでした。

今回は、潜入捜査で命をかけて演技をする刑事の物語“ドラッグ・ウォー 毒戦”です。

2.あらすじ(妄想スパイス入り)

中国・津海にあるコカイン製造工場で爆発が起き、車で逃げたテンミン。

彼は、事故を起こし病院に運ばれる。

中国公安警察の麻薬捜査官ジャン警部は、テンミンに減刑を条件に捜査への協力を要請する。

その捜査とは、白い粉を売っている集団を一網打尽にするというもの。

なんと、この白い粉をコーラに入れると爆発してしまうのだ。

この集団のアジトをつかみ、踏み込むジャン警部たち。

彼らは目を見張る。

机の上には大量のメントス。

なんと、この集団はメントスを潰して白い粉を作っていたのだ。

ジャン警部は叫ぶ。

「お前ら、コーラ爆弾製造の罪で全員逮捕だ!!」

3.感想

おもしろかった!!

ずっと緊張感があり、息をするのも忘れて観てしまいました。

・・・いや、息はしていました。

もう、何て言ったってジャン警部です。

いい顔してるんです。

なんか一筋縄ではいかないような・・・。

まず、この顔にやられます。

そして、あのホテルでの取り引き。

チャンとハハの顔合わせに警察が潜入捜査をするのですが、ジャン警部が大活躍。

ハハに会うときにはチャンを演じ、チャンに会うときにはハハを演じるのです。

ハハの乾いた笑いかたは抜群でした。

そして、チャンに勧められて、覚醒剤を吸う場面です。

緊張感がMAXです。

いくのか?いくのか?

いったー!!

そして、フラフラになりながらも演技を忘れません。

ジャン警部のど根性ですね。

ちなみに、彼がチャンを演じているときに吸っていたのは、フリスクを砕いた物だったようです。

それはそれで鼻がツーンとなりそう。

ジャン警部はラストにもど根性を見せます。

撃たれて動けないジャン警部。

逃げようとするツァイ・テンミンの足と自分の手を手錠で繋ぎます。

これでテンミンは動けない。

そして、彼は逮捕されるのです。

ジャン警部はテンミンに宣言していました。

「いいか。死ぬ時は貴様も道連れだからな」

本当にそうなったのですね。

そして、ジャン警部役のスン・ホンレイさん。

あんたすごいよ。

そして、もう1人の主役。

ツァイ・テンミンです。

男前の顔に似合わず、性悪な男です。

最後に牙を剥いたテンミンは悪魔でした。

ラストバトルはなんと小学校の前!!

ここで銃撃戦が展開されます。

こんなシーン日本で撮影できないですよ。

自称正義の味方にすぐ叩かれてしまう。

そして、テンミンの悪辣さが出ます。

車にひかれて動けない女刑事ベイ。

ジャン警部たちは、ベイを遠巻きにしながら、車に隠れて銃撃戦をしています。

そこでテンミンがとった作戦。

なんと、みんなに見せつけるかのようにベイを撃つのです。

殺さないようにうまく。

そんなものを見せられたら、怒った刑事が飛び出してきます。

そうしたら、その刑事を撃つのです。

さらに、テンミンはスクールバスに逃げ込みます。

中には小学生が数人。

彼らを窓際に立たせます。

なんと子供の壁を作るのです。

なんてヤツだ。

結局、テンミンはジャン警部のど根性で逮捕されます。

そして、死刑判決。

最後は、命乞いのために、いろいろなクスリの情報をしゃべりながら死んでいきました。

次に、みなさんの印象に残ったであろうコンビです。

ろうあの兄弟です。

この2人がすごく戦闘慣れしていて強い強い。

警察を手玉にとり、地下道から逃げるシーンはすごいです。

防弾チョッキを着たままシャワーを浴びているだけの事はありますね。

いいキャラでした。

わたしが個人的に印象に残ったのは「7人の香港人」という言葉。

この言葉が出たときに、わたしの頭の中では「7人の悪魔超人」に変換されてしまいました。

バッファローマン、アシュラマン、ザ・ニンジャ・・・

この作品の監督はジョニー・トーです。

香港を代表する名匠ですね。

ジョニー・トーと言えば独創的な銃撃戦。

今回も血煙は健在でした。

相変わらずいい作品を作るなぁ。

最後に、オープニングでリーを追いかけるジャン警部。

見事に退歩をするのですが、その技がすごい。

なんと、カニバサミ!!

それも華麗に極めます。

わたしは、このシーンで心をわしづかみにされました。

あぁ、印象的なシーンが数えきれない。

本当におもしろかったな。

(Visited 9 times, 1 visits today)
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Evernoteに保存Evernoteに保存