コンシェンス/裏切りの炎

「コンシェンス/裏切りの炎」を観ました。

コンシェンス/裏切りの炎 – Yahoo!映画

1.はじめに

みなさんは復讐を考えた事はありますか?

わたしはありますよ。

母親に「ポテトチップスうすしお買ってきて!!うすしおだよ!!う・す・し・お」とお願いした時です。

母親が買ってきたのはのり塩!!

わたしは怒りMAX

「うすしおだと言っただろう?なんだよ!!耳ついてんの?」

そして部屋に閉じこもりブツブツつぶやくのです。

「こ・の・う・ら・み・は・ら・さ・で・お・く・べ・き・か」

どうです?

クズでしょう?

この復讐は、母親の「うっさい!ボケ!!」というおたけびと共に放たれたビンタで終了しました。

今回は、復讐に飲み込まれた男達の物語“コンシェンス/裏切りの炎”です。

2.あらすじ(妄想スパイス入り)

歌手デビューを目指し、歌いまくるミー。

ある日、オーディション現場で、踊りまくるケイと知り合う。

力を合わせてオーディション突破を目指したが落選した2人は、それを機に仲間意識を感じるようになる。

そんな中、2人の才能に気付いた敏腕プロデューサーが声をかける。

「2人なら天下をとれる!!私にプロデュースしてくれないか」

こうして2人はコンビを組む事になる。

敏腕プロデューサーは叫ぶ!!

「これからお前たちは品苦霊出威だ!!」

こうして品苦霊出威の伝説は始まった。

「まず狙うのは上方お笑い大賞新人賞だ!!」

2人は『サウスポー』『UFO』などのネタを駆使して、お笑いのてっぺんを目指すのです。

3.感想

闇に落ちてしまった男達。

なんか悲しい物語でしたね。

しかし犠牲者が多すぎる・・・。

この物語は2人の男を中心に回っていきます。

まずはケイ。

彼は警察本署の警部です。

エリートでしたが、幹部試験でしくじり、出世街道から外れたようです。

本人曰く、警察上部に陥れられたとの事。

しかし、本当のところはわかりません。

警察組織に失望しているのは確かです。

ケイは多額の借金があり、破産しました。

そこで計画を立てるのです。

まず、麻薬捜査課のホンとサムを部下にします。

彼らは証拠麻薬を破棄する担当でした。

押収された麻薬は、結審から3年目に破棄されるそうです。

彼らを通じ、その麻薬の輸送日時などを探るのです。

そして、武器強奪事件で逮捕した男を通じ、武器を調達。

トウを使い、調達した武器で麻薬輸送車を襲い、強奪するのです。

この計画に巻き込まれたヨンがかわいそうでした。

火薬職人だった彼は、火薬を精製するために呼ばれたのです。

初め、危ない計画だと感じたヨンは断ります。

しかし、妊娠中の妻を人質に取られ、協力せざるを得なくなりました。

それからは階段を転げ落ちていくかのように犯罪に巻き込まれていくのです。

警察に捕まって拷問を受けるわ、殺人をしてしまうわ。

最後は仲間に見捨てられ、手榴弾ベストで爆発してしまうのです。

哀れだ・・・。

話が横道に逸れました。

ケイに戻します。

彼は、自分の能力を正当に評価してくれない警察組織に失望していました。

そして私生活では破産。

その怒りが爆発して、ダークサイドに落ちてしまったのでしょう。

警察への復讐ですね。

結局、計画は仲間割れという形で終わります。

彼の手元には何も残りませんでした。

いや・・・エレンが残りましたね。

出世の妨げになると言われた彼女。

警察組織への復讐を思いとどまり、エレンを大切にする道を選んでいたら、ケイの人生も違っていたのかもしれません。

次にもう1人の刑事マンです。

彼は2ヶ月前に妻を殺されました。

これがまたエグい。

路面電車内でスリを見つけた彼女。

逃げるスリの帽子を掴んだら、なんと髪ごと取れた!!

ヅラだったのです。

そして、キレた男は彼女の腹を刃物で刺します。

彼女はお腹が目立つくらいの妊婦でした。

妊婦の腹を刺すって・・・イカれてる。

このシーンは正直引きました。

マンはこの犯人を見つけるために、ずっと車に寝泊まりして張り込んでいるのです。

犯人への復讐に取りつかれてダークサイドに落ちたのですね。

マンは署内でも問題になっていました。

犯人を殴る蹴る・・・捜査が暴力的なのです。

妻の事件もあり、悪人には徹底的に暴力を振るうようになったのでしょう。

そんな彼がケイの計画に巻き込まれていきます。

次々に部下が傷付き、殉職していきます。

そして、マンはケイが犯罪に関係していると気付きました。

激闘の末、マンはケイを追いつめます。

マンの目に写るケイの姿。

それは復讐に取りつかれた男の姿でした。

まさに今の自分の姿。

ケイは復讐のためにたくさんの犠牲者を出しました。

いくところまでいってしまっているのです。

マンは「自分もそうなってしまうのか」と考えます。

事件後、彼は病院から送られていた赤ん坊のエコー映像を見ます。

そして、涙を流しながら、妻と産まれてこられなかった赤ん坊の死を受け入れるのです。

彼は、復讐の気持ちから自分自身を解放したのですね。

ケイとマン。

同じ復讐という気持ちを抱きながら、正反対の道をたどったのです。

今回のMVPはトウです。

彼の見た目は帽子をかぶり、メガネをかけた優男。

まるで文学少年のよう。

しかし、その姿からは想像できない非道っぷり。

ものすごく悪い奴でした。

そして、何と言ってもあの死に様です。

足を撃たれ、ひざまずいた反動で自分の頭を銃で撃ち抜くって・・・。

ピタゴラスイッチか!!

あれだけの暴れっぷりをしていながらこのラストっていうのが、わたしの心を撃ち抜きました。

最後に、びっくりしたのがエレン役の女優さんです。

どこかで見たことあるなぁ・・・と思ったらビビアン・スーやん!!

ブラック・ビスケッツ!!

ひさしぶりに見ました。

あい変わらず綺麗です。

今も女優を続けているのですね。

がんばっているんだなぁ。

なんだかうれしくなりました。

これからもがんばってほしいですね。

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