インサイドヘッド

「インサイドヘッド」を観ました。

ネタバレします。

まだご覧になっていない方は、“考えの列車”に飛びのって、映画館へ向かってください。

インサイドヘッド – Yahoo!映画

1.はじめに

みなさんは“悲しみ”という感情をどうコントロールしていますか?

わたしは、“悲しみの向こうへ”行き、”悲しみよこんにちは”とあいさつするくらい使いこなしています。

今回は、家族だらけの館内にたった一人で突入し、「ライリ~ライリ~こっち向いて~♪」と歌い、号泣したわたしを讃えてほしい”インサイドヘッド”です。

2.あらすじ(妄想スパイス入り)

ライリーという少女が生まれました。

同時に、頭の中ではヨロコビが誕生します。子供は喜びにあふれて生を受けるのですね。

「拙者はヨロコビ。恥ずかしながら生まれて参った。以後お見知り置きを・・・」

そして、カナシミが次に誕生します。

「HEY!アタイはカナシミ!子供は悲しいから泣いているんじゃない!ミルクがほしいから泣いているんだぜ!!」

そして、イカリ、ムカムカ、ビビリと仲間も増えていきます。

「私たちは脇役です。チクショー!!」

彼らは頭の中の司令部で、ライリーを幸せにするために、感情をコントロールしています。

「マジンゴー、マジンゴー、マジンガー・・・ズェーット!!」

と歌いながら。

「拙者、不器用ですが・・・リーダーとやらをさせていただきます。」ヨロコビは語ります。

彼女が中心になり、みんなを動かして、ライリーの思い出を作っていきます。

そして、思い出は玉となり、貯蔵されています。

その思い出の中でも大切な思い出の玉は、きちんと保管されています。

大切な思い出の玉からは光が伸び、島になっています。これが性格となります。

おどけの島やホッケーの島、友情の島に正直の島、家族の島があります。

しかし、ヨロコビは語ります。

「カナシミとやらの扱いがわからん・・・不器用ですから」

ヨロコビは、

「ライリー殿には、いつも笑って幸せに過ごしてほしいと思うのでござるよ」

という思いが強いので、カナシミを出したくないのです。

ライリーが11才になり、引っ越しをすることになりました。

働こうか働くまいか悩むニートのように、心が複雑に揺れ動くライリー。

そんな時、大切な思い出の玉とヨロコビ、カナシミが司令部から放り出され、星になってしまうのです。

喜びと悲しみの感情と、性格を形作る思い出を無くしたライリーは、盗んだバイクで走り出すのか?

そして、ヨロコビとカナシミはどうなるのか?

ヨロコビは飛天御剣流奥義をくり出しながら吠えます。

「今の拙者には、拙者の助けを待つ人と、帰りを待つ人の方が何万倍も大事でござる!!」

3.感想

ピクサーめ。このやろ!!

こんないい作品を黒舟来航させやがって!!

いつも、想像を棒高跳びで飛び越えてきやがる!!

しかし、なんでこんな事が思い付くのだろう?

恐るべしピクサー。

5人の感情達を分けたら、こんな感じかな?

超ポジティブ・・・ヨロコビ

ちょっとポジティブ・・・イカリ

ちょっとネガティブ・・・ビビリ、ムカムカ

超ネガティブ・・・カナシミ

超ポジティブのヨロコビがいないと、ライリーはただのネクラになってしまうという布陣です。

イカリはポジティブというよりも無鉄砲かな?

そういえば、イカリの読んでいる新聞の見出しは、現在のライリーの状況になっていました。芸が細かい!!

ちなみに、母親の頭の中のリーダーはカナシミ、父親の頭の中のリーダーはイカリでした。

これが大人になるって事か・・・。

カナシミの感情の役割とは何でしょう?

ポジティブなヨロコビは、イケイケどんどんな性格です。そこをネガティブなカナシミが押さえようとします。

まず、道を外れそうになったら戻すという役割があります。

次に、ビンボンが悲しみにくれているときに、寄り添い話を聞いてあげます。そして、彼は立ち直ります。

悲しみは立ち直るための、ステップでもあります。

そして、映画の中でカナシミがヨロコビの玉に触ると、悲しい思い出になってしまうというシーンがあります。

これをヨロコビは嫌がります。

しかし、喜びと悲しみは背中合わせでした。

悲しみの中から喜びも生まれるのです。

両親に泣きながら、自分の気持ちを告白するライリー。

その頭の中では、カナシミの色に染まったヨロコビの玉。

楽しい思い出が、心を締め付けるのです。

そして、両親の腕の中に抱かれたライリーは、“うれし泣き”をします。

ヨロコビとカナシミで作った思い出は、二人の色が交じった玉でした。

ヨロコビ+カナシミ=シアワセ

だったのかもしれませんね。

うれし泣きは、幸せを感じないと出来ませんから。

そして、もう一人忘れてはいけない男。

ビンボンです。

いや、男ではなく漢と呼ばせていただきます。

彼の生きざまは、わたしの涙腺を崩壊させ、さらに胸に深く刻まれました。

松本零士先生の“スタンレーの魔女”という話を思い出しました。

恒例の短編映画。

今回は、「南の島のラブソング」という作品でした。

むっちゃ大人向けな内容でした。

恋がうまくいっていない人、またはいつも片思いで終わる人が観たら、胸を貫かれて、血へどを吐くことでしょう。

心を強く持って、観てください。

わたしが言えるのはそれだけです。

ブフォッ!!

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