イニシエーション・ラブ

「イニシエーション・ラブ」を観ました。

イニシエーション・ラブ – Yahoo!映画

1.はじめに

みなさんは携帯電話のない生活を経験した事がありますか?

携帯電話が普及する前、電話は家族の物でした。

だから、電話をかけたら誰が出るかわからず、呼び出してもらわないといけないのです。

これが好きな人への電話だったら大変です。

もし親が出たとしたら、尋問が始まります。

「お前は誰だ!?」

「仕事は何をしていらっしゃるの!?」

時にはガチャと切られる事も。

まさにロシアンルーレット!!

携帯電話のない時代は、今以上に恋愛ハードルが高かったりしたのです。

今回は、80年代を生きる若者の恋愛模様の物語“イニシエーション・ラブ”です。

2.あらすじ(妄想スパイス入り)

バブル真っただ中の、1980年代後半の静岡。

友人から合コンに誘われ、乗り気ではなかったが参加することにした大学生の鈴木は、そこで歯科助手として働くマユと出会う。

華やかな彼女にふさわしい男になろうと、鈴木は自分を磨く。

まず、ライザップに入会した彼。

タプタプのお腹をつかみ、悲しい顔で写真を撮る。

そして、激しい肉体改造!!

笑顔でへこんだお腹を見せつける。

アメカジファッションに身を包み、チェッカーズカットで決める鈴木。

聖子ちゃんカットのマユと2人で過ごす毎日を送る。

しかし、就職した鈴木は東京本社への転勤が決まってしまう。

週末に東京と静岡を往復する遠距離恋愛を続ける鈴木。

しかし、同じ職場の美弥子と出会い、心がぐらつくようになる。

「くそ!トーキョーのチャンネーはレベルたけぇ・・・」

3.感想

いやぁ!!

だまされた!!

うまいなぁ。

以降、ネタバレします。

まだ観ていない方は、サングラスをかけて『ルビーの指輪』を歌いながら、早くご覧になってください。

ビバ!寺尾聰!!

さて、この作品。

1時間半までは、なんか安い恋愛を観せつけられているなぁという感覚でした。

恋愛レベル2のわたしは、「鈴木夕樹ひでえ!!成岡繭子かわいそう!!」って感じでした。

イニシエーションは通過儀礼という意味らしいです。

それならば、女性にとってはリスクの高い通過儀礼だよなぁって漠然と考えていました。

すると、鈴木辰也?

誰それ!?

そして、夕樹と辰也がぶつかっちゃった。

あれ!?

同一人物じゃなかったの?

やられました。

時間のトリックだったのですね。

繭子は辰也と付き合い、少しダブって夕樹とも付き合っていたのです。

夕樹がやせたわけではなかったんだ。

って言うか、同じエアジョーダンをプレゼントするなよ!!

1番どんでん返しだったのは、かわいそうだと思っていた繭子が、なかなかのやり手だった事です。

この作品は、舞台が80年代というのがいいですね。

携帯電話があったら、この世界は成り立ちませんから。

辰也も間違い電話はしないでしょうし。

あの辰也の間違い電話、今の若者には分からないでしょうね。

固定電話は、よくかける電話番号は頭で覚えるのではなく、体が覚えているのです。

「この人に電話をかけよう」と思ったら、手が勝手に番号を押してしまうのです。

この感覚は経験をしてみないとわからないかもしれません。

辰也は、石丸美弥子に電話をしようとして、手が繭子の番号を押してしまったのです。

そして、この間違い電話をきっかけに、静岡へ帰ったのです。

映画の中では懐かしい物がたくさん出ましたが、音楽も最高でした。

イヤー!懐かしい!!と声が出ました。

なんと言ってもマイベストのカセットテープ。

わたしも作っていた記憶が。

あぁ。

年がバレる・・・。

この作品はDVDで観ました。

特典に予告が入っていたので、ついでに観たのですが、なんとびっくり!!

ネタバレしてるやん!!

辰也と繭子のコンパのシーンが入っているのです。

これ、予告で観せたらダメじゃないの?

タネあかしで流れるシーンやん。

この予告を作った人、作品を観ずに作ったのだろうか?

製作に関わっている人が作っているのでしょうが、愛が感じられないですよね。

予告を観た人もかわいそうだ。

なんか残念でした。

この作品で心に刺さった言葉があります。

それは、辰也が言う「これが東京か・・・」

上京した人が1度はつぶやく言葉。

わたしもつぶやきました。

東京には数回しか行ったことないけど。

この言葉をつぶやかなくなったら、都会の絵の具に染まったという事なのでしょうかね。(遠い目)

恋人よ~♪

ぼくは旅立つ~♪

ビバ!太田裕美!!

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