なぜ人を殺してはいけないのか

1.はじめに

みなさんは「なぜ人を殺してはいけないのか」と考えた事はありませんか?

多分1度はあるかと思います。

必ず子供の頃に持つ疑問。

そして、大人が子供に質問され、答えに詰まる疑問。

「なぜ人を殺してはいけないの?」と無邪気に聞く子供。

「ダメなものはダメ!!」と伝家の宝刀を抜いてみせる大人。

ポカンとする子供。

「こいつ・・・絶対、納得してねえな」と、愛しさと切なさと心強さが胸をかきむしる大人。

鼻をほじる子供。

みなさんもこんな経験はあるでしょう?

ありますよね?

ありますよねぇ!?

そして、腑に落ちなかったですよねえぇぇ!?

今回は「なぜ人を殺してはいけないのか」について考えてみます。

2.わたしが幼い頃

テレビや小説では『ミステリー』というジャンルがあります。

殺人事件から始まり、刑事や探偵がトリックを暴き、犯人を見つけ出す物語です。

わたしもこのジャンルは大好きで、幼い頃からハラハラしながら観ていました。

そして、このミステリーはマンガの世界にも進出します。

名探偵コナン

金田一少年の事件簿

他にもいろいろな作品がありました。

これらから分かるとおり、わたしたちは小さい頃から『殺人』と接しているのです。

当時、わたしの将来の夢は名探偵でした。

世界を飛び回りながら、事件を解いてまわる。

そんな夢を見ていたわたしは現在・・・。

泣いていませんよ!!

3.正義の殺人

ミステリーとはまた別に、復讐をテーマにした作品もありました。

有名なのは『必殺仕事人』ですね。

ひどい目にあった被害者が、仕事人にお金を払い、代わりに恨みを晴らしてもらうというストーリーでした。

また、任侠映画も復讐がテーマになっている作品が多いですね。

その後もいろいろ復讐物が作られたかと思います。

それらの作品は、視聴者に鬱憤を溜めていき、最後に憎き敵を倒す事で、一気にカタルシスに達します。

このエンターテイメント性は素晴らしいものです。

しかし、幼かったわたしはバカでした。

これらを観て、単純に「正義の殺人もあるんだ」などと考えてしまったのです。

作者のメッセージなどには目を向けず。

今、考えると『殺人』はテレビや映画、マンガの中での出来事でしかなかったのでしょう。

あぁ、あの頃のわたしにビンタしたい。

4.年齢を重ねると・・・

さて、おバカなわたしは、ちゃらんぽらんなりに年齢を重ねていきます。

そして、とうとう経験をする事になりました。

「経験をする」と読んで、エッチな想像をしたあなた。

1回休みです。

これから重い話になります。

呼吸を整えてください。

・・・

いいですか?

わたしがした経験。

それは、身近な人の死です。

わたしの場合は祖母でした。

そこで、人が死ぬとはどういう事かを実感しました。

まるで壊れたかのように悲しむ母の姿は、未だに忘れられません。

・・・

ね?

重いでしょ?

もう一度、呼吸を整えてください。

5.やっと本題に

前置きが長くなりました。

わたしの半生を語ってきましたが、どうでしたか?

薄っぺらいでしょ?

さて「なぜ人を殺してはいけないのか」です。

この疑問がある人は、幸せなことに、まだ死を身近に感じた経験がないのだと思います。

人が亡くなるというのは、周りの人に大きな心の傷を与えます。

この傷を治すには、かなりの時間がかかります。

そして、誰にでも家族や友達、知り合いがいます。

大切にしてくれている人がいます。

亡くなっても誰も悲しまないという事はないのです。

人が亡くなったら、誰かは傷つくのです。

6.もし殺人を犯したら

ドラマやマンガでは、殺人を犯しても、何事もなかったかのように普通に生活を送っています。

友達と遊びに行ったり・・・

恋人とキャッキャウフフとして・・・

そして、あんなことやこんなことをして・・・

なんて奴だ!!

しかし、現実はそうはいきません。

まず、殺人を犯したら、警察に逮捕され、刑務所に入れられます。

「オレは捕まらねぇ!!なぜなら無敵だから!!」と思っている人もいるかもしれません。

しかし、そんな人は「いつか捕まるかもしれない」と怯えながら、生活をする事になります。

こんな生活ツラいですよ。

気が休まらないから。

そして、刑期を終え、社会に戻ってきたとします。

これで罪を償ったとはなりません。

前と同じ生活には戻れないのです。

殺人の前科がある人が、社会にすんなり受け入れられるでしょうか?

わたしは、なかなか難しいと思います。

そして、何よりわたしが怖いのは、殺人を犯したら、精神を壊してしまいそうです。

それが1番嫌です。

7.加害者とその家族

ミステリー作品では、あまり描かれない部分があります。

それは加害者の家族についてです。

殺人を犯した加害者の家族は、その後、まともな人生を歩めなくなります。

世間の目は厳しいものです。

野球の強豪校の夏合宿よりも厳しいです。

家族は、周りの目を気にしながら生きていく事になります。

そんな加害者家族を描いた映画があります。

『誰も守ってくれない』です。

この作品を観ると、世の中で起こる殺人事件を、また違った視点から見てみようと思えるようになります。

誰も守ってくれない – Yahoo!映画

8.結論

もし、わたしが「なぜ人を殺してはいけないのか」と質問されたら、こう答えます。

「みんなが不幸になるから」

被害者とその家族、加害者とその家族、みんな不幸になってしまうからです。

だれも得をしないのです。

そして、殺したいほど憎い奴がいれば、そいつに関わらないことが1番です。

殺人をして面倒な人生を歩むのなら、楽しく健やかに生きた方が良いですよね。

ぼ~くらはみんな~生~きている~♪

生き~ているから、フフフンフン♪

知らんのかい!!

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