7番房の奇跡

「7番房の奇跡」を観ました。

7番房の奇跡 – Yahoo!映画

1.はじめに

みなさんは人に愛されていますか?

わたしは愛されていますよ。

たぶん。

愛され・・・て、い・・・ますよ・・・。

愛されて・・・。

目の前がにじんで見えない。

今回は、娘と仲間に愛され続けた男の物語“7番房の奇跡”です。

2.あらすじ(妄想スパイス入り)

模擬国民参加裁判で、ある事件が取り上げられる。

当時犯人とされたヨングは、娘のイェスンと二人暮らし。

彼は、事件当日かわいい娘のためにランドセルを買ってやろうとしていたのだ。

しかし、ランドセルは高級だった。

ヨングは悩んだ。

そして、手作りをすると心を決める。

まずは、ランドセル職人に弟子入りをして、修行を続ける。

20年後。

自分の手で作り上げたランドセルを肩にかけ、イェスンの元に現れたヨング。

弁護士として活躍するイェスンは「ケッ!!」と言い残し、裁判所へ車を走らせるのだった。

3.感想

あぁ。

泣いた。

ダメだよ、こういうの。

これはイ・ヨングとイ・イェスンの父娘の物語です。

少女が道端で頭から流血をして亡くなるという事件が起こります。

事件前に被害者家族とトラブルを起こし、また、遺体のそばにいた所を目撃された事で、ヨングが容疑者になります。

さらに、被害者が警察庁長官の娘だということがわかり、大事件に発展します。

ヨングは、女児誘拐および強姦殺人で逮捕されます。

こうして、ヨングは刑務所に送られ、7番房に入れられます。

7番房には、ボンシク、チェ・チュノ、カン・マンボム、ソじいさん、ソ・ヤンホという5人がすでにいました。

この5人がとにかくいい!!

特に房長のソ・ヤンホが最高です。

元暴力団員で気難しそうなのに、意外と素直なのです。

出所後、牧師になったのに、うさんくさい感じも良いです。

また、房内でヤバい事が起こると、すぐに鏡で監視をするマンボムもお気に入りでした。

7番房のみんなは、ヨングと付き合う内に、彼は無実ではないかと疑いだします。

ヨングは、根っから優しいんですよね。

悪意を感じない。

そんな悪意のない人間が殺人を起こすのかと思うのです。

そして、ヨングは知的障がい者でした。

どう見ても無実なヨングですが、警察庁長官の圧力で死刑を宣告されます。

不思議に思ったのは、この長官は真実を知りたくないのだろうかということ。

多分、振り上げた拳を下ろせなくなったのでしょうね。

死刑執行の日。

ヨングは命乞いをします。

もう心が痛くて見てられませんでした。

守らなければいけないものがあるのなら、生にしがみついても良いんですよね。

格好よく死を受け入れられるものでもないですし。

ヨングの物語に平行して、大人になり、弁護士の卵になったイェスンの闘いが描かれます。

舞台は模擬国民参加裁判。

扱うのはヨングの事件。

死刑になったヨングの名誉を勝ち取るために、イェスンは闘うのです。

この構成がすごくうまい。

幼い頃の愛くるしいイェスンをずっと観ているので、「あの女の子が・・・」と親心で観入ってしまうのです。

イェスンは無罪を勝ち取ります。

父親を取り戻す事ができなくても、名誉は取り返せました。

オープニングとエンディングで流れる黄色い風船と、それに重なる気球の思い出。

現実では鉄条網を越えることができなかった気球が空に上がっていくラストは、ヨングがやっと家に帰れたんだなと思われて素敵でした。

人に愛されるって大事ですね。

あとセーラームーンはすごい。

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