COP CAR

「COP CAR」を観ました。

COP CAR – Yahoo!映画

1.はじめに

みなさんは、パトカーを見かけるとどうなりますか?

わたしは、体に緊張が走り、視線を外します。

そして祈るのです。

無事に通りすぎるように。

わたしは何も後ろめたいことはありませんよ。

ただ臆病なだけ。

ハートが弱いのです。

今回は、そんなパトカーに物怖じせず、暴挙に出る2人の少年の物語“COP CAR”です。

2.あらすじ(妄想スパイス入り)

家出中の少年トラヴィスとハリソンは、「チンコ!!ケツの穴!!」と言いながら野原を歩いていたとき、無人のパトカーを見つける。

「自由だ~!!」

犬井ヒロシばりに叫びながら、パトカーを乗り回す2人。

そして、車内で見つけた銃や防弾ベストで遊びだす。

ジャーパネット ジャパネット♪

夢のジャパネットたかた~♪

「今回、この銃をお買い上げいただくと、防弾ベストをお付けいたします!!」

「ええぇ!!」←歓声

「早い者勝ちですよ。何でも貫く銃と、どんな弾も通さないベスト!!」

「それじゃあ、その銃でベストを撃つとどうなるんだい?」

「・・・知るか!ボケェ!!」

2人がジャパネットごっこに夢中な時、車を盗まれたことに気付いた持ち主の保安官ミッチ・クレッツァーから無線の警告が入る。

その異様な口調に驚いたトラヴィスとハリソン。

お届けした商品に何かしらの不備があったのかと、テレビショッピングのアフターケアごっこを始める。

やがて、車のトランクに隠された秘密に気付く。

「トランクの中にジャパネット倶楽部の厳選カタログが!!お得意様だぞ!!」

3.感想

おもしろかった。

ずっと緊張感があり、釘付けでした。

この物語は、悪意に満ちています。

子供の悪意と大人の悪意。

これらがぶつかります。

まず、家出少年のトラヴィスとハリソン。

オープニングから「チンコ」というセリフで入ってきます。

トラヴィスは育ちの悪さが全開です。

ハリソンは彼に引きずられている感じですね。

2人に共通しているのは、無知でおバカという点ですね。

彼らはパトカーを盗みます。

少年のかわいいイタズラと言うには、ちょっと度が過ぎていますね。

そこからはハラハラしっぱなしです。

暴走が始まるからです。

まずはサイレンを鳴らして疾走。

そして、車道を猛スピードで逆走します。

また、車内にあった銃と防弾ベストを取り出します。

ハリソンがベストを着て、それをトラヴィスが銃で撃とうとするのです。

幸い、安全装置がかかっており、弾が出ません。

すると、銃口をのぞくのです。

もう怖い怖い!!

子供の無鉄砲な行動です。

銃だけに・・・。

うまい!!

これは、手に入れた物がパトカーというのもありますよね。

パトカーって権力の1つの象徴です。

これを手に入れたら、大人でも舞い上がり、暴走するかもしれません。

そして、盗まれた側のミッチ・クレッツアーです。

彼は、ただの保安官ではありません。

悪徳保安官でした。

ミッチは、クスリの取り引きをしていたのでしょう。

それでミスをした兄弟を始末しようとしていました。

弟を山の中の穴に落とします。

石灰を入れて消臭もバッチリ。

そして、トランクに残した兄を始末しようと戻ってきたら、悪ガキ2人にパトカーを盗まれていたのです。

ミッチの悪意が暴走しはじめます。

トランクに入っていた男も悪意の塊でした。

取り引きのミスをした兄弟の兄です。

彼は、クスリを扱っているくらいだから、まともな大人ではないんですよね。

ハリソンとトラヴィスに助け出された後に、2人を脅し、ミッチに復讐を企てます。

悪ガキを制するのは、彼にとっては簡単な事だったでしょう。

ラストは壮絶でした。

子供の悪意が大人の悪意に飲み込まれ、はじけます。

ミッチとトランクの男は相討ちになり、乱入してきたおばちゃんも撃たれてしまいます。

パトカーの後部座席に閉じ込められていたハリソンとトラヴィス。

アメリカのパトカーは、犯人が暴れる事もあるので、ボックスのようになっていて、中から開けられなくなっているのですね。

そこから逃げるために、トラヴィスは銃で窓を2発撃ちます。

しかし、1発目が窓枠に当たって跳ね返り、腹に命中するのです。

ハリソンは、傷付いたトラヴィスと街に戻るため、パトカーを走らせます。

30キロしか出せなかったスピードを、ぐんぐん上げていきます。

周りは真っ暗。

ライトの点け方もわかりません。

暗闇を無灯火で疾走します。

いつ事故るかハラハラです。

しかし、この車はパトカーでした。

ハリソンは、唯一スイッチがわかっていたサイレンを点けるのです。

これで対向車もわかるし、何より急行できます。

そして、警察無線から声がします。

ハリソンにとっては、ひさびさに出会った悪意のない大人。

呼びかけにすがり付くように応じるのです。

2人は、パトカーを盗んだ事でトラブルに巻き込まれました。

しかし、パトカーだったから、傷付いたトラヴィスを乗せて、早く街に戻る事ができたのです。

ハリソンとトラヴィスは、これに懲りて、まともに育ってくれる事を祈るばかりです。

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