パンズ・ラビリンス

「パンズ・ラビリンス」を観ました。

パンズ・ラビリンス – Yahoo!映画

1.はじめに

みなさんは゛妖精゛を見たことがありますか?

わたしはありますよ。

川沿いをスキップして帰っていると、ススキの間を飛んでましたよ。

え!トンボ?

あれはトンボって言うんですか!?

今回は、妖精に導かれ、3つの試練に立ち向かう少女の物語゛パンズ・ラビリンス゛です。

2.あらすじ(妄想スパイス入り)

1944年のスペイン。

山道を走る数台の車。

その1台の後部座席で、少女が本を読んでいます。

彼女はオフェリア。

妊娠中の母カルメンと、新しい父になるビダル大尉の元へ向かっています。

「オフェリアは、山へ行くのに、本ばかり持ってきたんやね」

隣のカルメンが話しかけます。

「せや!わては本が好きなんや!」

「そうなんやね・・・ちょ・・・ちょっと止めて・・・うぷ」

カルメンは、車から飛び出します。

すでに臨月を迎えているのです。

「奥様!奥様!おくさま~!!」

ぐったりするカルメンを抱きかかえる運転手。

オフェリアは、

「大丈夫や。少し休めば復活や。うちのマミーはアイアンマンや」

と言い残し、森を散策します。

「なんや、これは」

変わった石のかけらをみつけます。その石は、片目が描かれています。

その先には石像が。右目が欠けています。

「もしかして、この石が右目に・・・はまるんか?・・・ひとつなぎの大秘宝が現れるんか?」

右目にはめ込みます。ぴったりです。

「ぱんぱかぱ~ん!!大当たり~!!商品はこちらで~す」

口から出てきたのは・・・カマキリです。

「ケ!!ひとつなぎの大秘宝やないんかい」

オフェリアは、

「ありったけの夢を~かき集め~♪」

と、歌いながら車に帰っていきます。

「野郎ども行くぞ!!」

母親のかけ声で、走り出す車たち。

その後をカマキリが追っていきます。

軍のキャンプでは、ビダル大尉が待っています。

「おそい。おそいぞ~。15分も遅れてるぞ。私を誰だと思っているんだ。ビダルだぞ」

そこに、ギャキキキキーッ!!と車が滑り込んできます。

「やっと来たか」

ビダルが後部ドアを開けると、グッタリしたカルメンとオフェリアが。

「さあ、医師が無理をするなと言ったから、車椅子を用意している。乗ってくれ。私のために。」

フラフラしながら車椅子に乗るカルメン。

「はじめまして。オフェリアでおま」

彼女は左手を差し出します。

「もう片方の手を出せ。私を誰だと思っているんだ。ビダルだぞ」

ビダルは、右手でオフェリアの左手を握りながら、凄みます。

「こいつ、ヤバいんちゃうんか」

オフェリアは、危険信号を感じます。

お手伝いのメルセデスが荷物を運んでいるとき、オフェリアはカマキリを見つけます。

「あれ?あの時のカマキリちゃう?」

捕まえようとしますが、森に向かって飛んでいきます。

追いかけるオフェリア。

森に入っていくと、目の前に石の門があります。

奥をのぞくと、石の壁がずっと続いています。

中に入っていくオフェリア。

「奥は迷宮よ、入らないで。迷ってしまうわ」

うしろから声がします。

「何奴!?」

ふりむくと、そこにはメルセデスがいました。

「帰りましょう。お父様が待ってるわ」

「父親ちゃう。ダディは仕立て屋で、戦争で死んでもうた」

カマキリが帰る二人を見送っています。

部屋に入ると、カルメンがベッドに横になり、フェレイロ医師が診断をしています。

フェレイロが部屋を出た後、オフェリアはカルメンに添い寝をします。

「なんで再婚したんや?」

「1人では寂しいんや。あんたも大人になったらわかるわい」

フェレイロはビダルに状態を説明しています。

「奥様は弱っています。臨月の体で、旅をなさるべきではなかった」

「男児は父親のいる地で生まれるべきだ!べきなのだ!」

「なぜ男児だと?」

「決まっとるのだ。私を誰だと思っているのだ。ビダルだぞ」

部屋で眠っていたオフェリアは、物音で目を覚まします。

辺りを見回すと、例のカマキリが。

すると、カマキリが体をグネグネさせています。

ピキピキ・・・パキパキ・・・ミリミリ・・・アベシ・・・ヒデブ・・・

「おお!妖精や!妖精やないんか!」

そう、カマキリは妖精にジョブチェンジしたのです。

そして、オフェリアに

「ちょっとツラかせや」

と、手招きする妖精。

オフェリアと妖精は、あの遺跡の迷宮へ向かうのです。

3.感想

悲しい物語ですね。

彼女は本当にモアナ王女で、魔法の王国はあったのでしょうか?

彼女の想像?

人間になりたい木の根っこを、カルメンとビダルは見ているのですよね。

やはり、オフェリアはモアナ王女に戻り、転生して帰って行ったと思いたいですね。

じゃないとかわいそうすぎる。

もし、メルセデスが助けに来るまで部屋で待っていたならば、違う人生があったのかもしれませんね。

ビダル大尉はいい悪役でしたね。

冷酷で非情です。

彼は、父親の呪縛があったのでしょう。

その象徴は、将軍である父親から受け取った時計。

この時計は、父親が戦死する前に壊し、死の時刻を息子に遺したそうです。

勇敢なる死の手本だそうで・・・イヤすぎる。

この時計を肌身離さず持っているのです。

彼も父親のようになりたかったのでしょう。

だから、男児を異常に欲しがり、オフェリアを殺してまで奪い返しました。

しかし、メルセデスたちに取り囲まれ、いざ父親と同じようにかっこよく最後を迎えようとしたら、「あなたの名前さえ教えないわ」と殺されてしまいました。

英雄になった父親と、独裁者だったビダルの違いなのでしょうね。

耳に残るオープニングの曲は、メルセデスの子守唄だったのですね。

オフェリアが弟に聞かせた物語。

摘んだ人を不死身にする魔法のバラは、オフェリアが行きたかった魔法の国の事だったのかもしれませんね。

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