アーロと少年

「アーロと少年」を観ました。

アーロと少年 – Yahoo!映画

1.はじめに

みなさんは怖さを乗り越えた事はありますか?

わたしはありますよ。

それは真夜中のトイレです。

誰もが1度は通る道。

わたしは、何度心が折れ、涙に濡れ、パンツを濡らしたことか。

そして、昨日もまた・・・。

今回は、怖さを乗り越える恐竜の物語“アーロと少年”です。

2.あらすじ(妄想スパイス入り)

3兄弟の中でも体が小さな末っ子串団子三郎は、甘えん坊で臆病な性格のため、常にみんなにからかわれていた。

三郎は、体が大きい串団子一郎や串団子次郎に少なからず劣等感を抱いていたが、串にさされた深い愛情に包まれて、すくすくと育っていく。

だが、ある日、三郎は川の急流にのまれ、串から抜けて、たった一人で見覚えのない場所にたどり着き・・・。

「串にささって、だんご、だんご♪」

3.感想

いやはや、よく出来た作品でした。

まず、自然です。

始め実写かと思いました。

きれい!!

特に川です。

浴びることができますよ、あれ。

さて、恐竜アーロの成長物語です。

彼は、リビーとバックという兄よりも体が小さく、弱虫です。

大きな仕事をしたら、石造りの倉庫に足形の印をつける事が出来るのですが、アーロだけは許されません。

ニワトリにエサをやるだけでも、怖がっていますからね。

なかなか難しいでしょう。

ある日、倉庫に貯めておいた冬の食料を、誰かに食い荒らされてしまいます。

その犯人はスポットという少年でした。

アーロと父親のヘンリーは彼を追いかけるのですが、嵐で足場が悪くなったため、引き返そうとします。

しかし、父親はアーロを助けるために、土石流に流され亡くなってしまうのです。

アーロは、再び現れたスポットを追いかけ、外の世界に飛び出していきます。

そして、帰り道がわからなくなり、スポットと途方にくれるのです。

まずおもしろいのは、アーロとスポットの生活です。

恐竜であるアーロの一家は畑を耕し、作物を育てるという人間的な暮らしを営んでいます。

それに対して、スポットは4足で歩行し、食べ物を捕るという獣のような生活をしているのです。

アーロの視点から見ているからなのかな?

自分たちは文化的な生活をしているけど、人間は非文化的な生活をしている様に見えるという。

アーロたちのブラキオサウルスは、草食ですしね。

家族のもとに帰りたいアーロは、スポットと仲良くなり、様々な仲間たちと出会い、成長していきます。

スポットから犬かきを教えてもらって泳げるようになったり、一緒に幻覚を見る木の実を食べてラリったり・・・。

わたしのお気に入りは、やはりブッチ、ラムジー、ナッシュのティラノザウルス軍団ですよね。

やはりティラノは華があります。

そして、ブッチ兄さんの言葉にハッとさせられます。

「怖さを感じない奴は生き残れない。怖さってのは消せるもんじゃない。受け入れて乗り越えていくもんだ。自分を信じてな」

かっこいい・・・かっこいいよ兄さん!!

アーロの父親ヘンリーもこう言っています。

「怖さを乗り越えて、初めて見える世界があるんだよ」

うぅ、わたしも怖さを受け入れて、新しい世界に駆け出します!!

そして、アーロはさらわれたスポットを助けるため、イナズマドカン率いるプテラノドン軍団と戦います。

奇しくも場所は嵐で増水した川。

ヘンリーの事故が思い出されます。

昔のアーロなら逃げ出したでしょう。

しかし、今は違います。

スポットを助けるために、イナズマドカン達と戦うのです。

そして、彼の盾になるために、増水した川に飛び込みのです。

アーロは、流れてくる木で背中を傷つけられても、スポット直伝の犬かきで泳ぎます。

ブッチ兄さん達が見せてくれた勲章(体の傷)が頭をよぎります。

そして、アーロはスポットを抱きかかえるようにして、滝壺に落ちるのです。

命からがら助かりました。

そして、アーロの家族のいるギザギザ山に帰ってきます。

そこに現れる人間の家族。

彼らはスポットの家族でした。

アーロとスポットの別れがやって来たのです。

一言も会話のないやり取り。

アーロがスポットたちを囲むように描く家族を表す円。

アーロを抱き締めるスポット。

号泣です。

そして、家族の円に入ったスポットは、ここで初めて2足歩行になるのです。

獣としての生活は終わり、人間としての生活が始まるのです。

恐竜と獣だから仲間になれたわけで、恐竜と人間は相入れないでしょう。

2匹は、1匹と1人になったのです。

アーロは家族の元に帰ります。

アーロを見つけた母親は、ヘンリーと間違えます。

それほどアーロはたくましくなっていたのです。

そして、彼は念願の足跡の印をつけるのです。

アーロの卵は、リビーとバックよりも一回り大きいものでした。

それは、可能性の大きさだったのかもしれません。

そして、若者は外の世界に出て、強くたくましくなる。

とても素敵な物語でした。

そして、ピクサー映画に必ずついてくる短編です。

今回は『ボクのスーパーチーム』

「ほとんど本当にあったお話」とイントロダクションがつきます。

これはおもしろかった。

子供が空想するスーパーヒーローですね。

小さいころって、テレビに出てくるヒーローもいるのですが、身近な物が何でもヒーローになるんですよ。

この物語では3体のインドの神様ですね。

神様が敵と戦うのですが、最後のおいしいところは少年が持っていくという。

子供の空想世界です。

本当にあってもおかしくない話ですね。

あぁ、ピクサー映画でまた、わたしのドス黒い魂が浄化されました。

また明日からがんばろう。

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