グリーン・インフェルノ

「グリーン・インフェルノ」を観ました。

グリーン・インフェルノ – Yahoo!映画

1.はじめに

みなさんは、余計な口出しをした事がありますか?

余計な事を言って痛い目にあったりとか。

言わなきゃ良かったと反省したりとか。

わたしは、昔はありましたが、最近は言わない様にしています。

良い方向に進んだ事がないので。

言わぬがフラワーです。

今回は、余計な口出しをしてしまって、大変な目にあう若者達の物語“グリーン・インフェルノ”です。

2.あらすじ(妄想スパイス入り)

外の騒がしさに目を覚ましたジャスティンは、カーテンを開けます。

外では、アレハンドロを中心に、人々が集まっています。

「まぶしい」

眠っていたケイシーが声をあげます。

「ごめん」

目を覚ましたケイシーは呟きます。

「ハンストなんて笑える。飢え死にすれば?」

外の人々は、シュプレヒコールをあげています。

アレハンドロ「要求する!!」

その他「チョコ増量!!」

アレハンドロ「いつ?」

その他「今だ!!」

みんなで「イエーイ!!」

手には『チョコが多くなければチョココロネじゃない』と書かれた横断幕を広げています。

アレハンドロはスピーカーを使い、叫びます。

「我々の要求が通るまで、チョコのハンストを行う!!その間はピーナッツバターで我慢だ!!」

3.感想

いや~。

すごい物語でした。

いろいろ考えさせられました。

人間は、文明を持って豊かになると、余計な口出しをしたくなるものです。

「そんな野蛮な事をするなんて」

「なぜそんな事をするの?」

「もっと良い方法があるのに」

言われる方にとっては「余計なお世話じゃい!!」となります。

この映画は、わざわざペルーへ口出しをしに言って、ひどい目にあった大学生のお話です。

大学生のジャスティンは、いろいろな社会活動を行っているアレハンドロのサークルに勧誘されます。

そしてペルーへ行くことになるのです。

なぜかというと、先住民のヤハ族が、企業の開拓工事により住む処を追われているので、その工事を辞めるよう抗議活動を行うと言うのです。

ジャスティンの友達のケイシーは、それを止めようとします。

「あなたは100%間違っている」と。

ケイシーはユダヤ人です。

自分達が迫害された歴史があるから、余計にそう思うのでしょう。

そんなケイシーを振り切り、ジャスティンはアレハンドロたちとペルーへ向かうのです。

ジャスティン達は、抗議活動に成功します。

この抗議活動、もはやテロです。

木やブルドーザーに鎖で体を巻き付け、声をあげます。

そして、企業側の抵抗を携帯電話のカメラで撮り、ツイッターにアップするのです。

きちんと自分達の顔はマスクで隠すという用意周到さ。

しかし、ジャスティンはアレハンドロに嵌められたと気付きます。

彼女の鎖だけ鍵がかからなくなっており、銃を向けられてしまうのです。

そして、アレハンドロは叫びます。

「彼女の父親は、国連の関係者だ!!」

ジャスティンの父親は国連の弁護士なのです。

彼女は、アレハンドロ達の命を守るための保険だったのです。

国連の関係者を殺害したら、問題になりますからね。

抗議活動に成功して、リツイートもたくさん来たアレハンドロ達は、上機嫌で帰路につきます。

しかし、その飛行機が墜落をします。

そして、彼らはヤハ族に捕まるのです。

ヤハ族は食人の文化がある民族でした。

次々と殺され食べられていく仲間達。

ジョナのシーンは「ひえ~!!」と悲鳴をあげてしまいました。

また、見事に脱出したかと思ったサマンサが、檻の中のジャスティン達の食事に出されます。

エイミーは、自分の器にサマンサのタトゥーの皮膚を発見。

周りには、サマンサのタトゥーの皮膚を体に貼って遊ぶ子供達。

エイミーは、もう助からないと悲観して、茶碗で首を切って自殺します。

その他にも、いろいろな阿鼻叫喚の地獄絵図が繰り広げられます。

しかし、何と言ってもアレハンドロです。

なかなかのサイコっぷりです。

仲間が死ぬのを時間稼ぎと言ったり。

目の前でエイミーが死んでいるのに、落ち着くためにオ◯ニーをしていたり。

ジャスティン&ダニエルと一緒に逃げようとしていたラーズを、麻酔針で道連れにしたり。

結局、彼はカリスマでも何でもなく、自分の事しか考えていなかったのですよね。

大きな事を言っていても、サークルのメンバーは、自分の名声を得るための踏み台としか見ていなかったのです。

ジャスティンは、割礼される直前で、ヤハ族の子供に助けられます。

彼女は、母からもらったフルートのペンダントで、その子と心が通じあっていたのです。

1人で逃げたジャスティンは、黒ヒョウに出会います。

ヤハ族にとって黒ヒョウは『自然を守り、罪人を地獄に送るもの』でした。

黒ヒョウに見逃してもらったジャスティンは、罪人ではないという事なのでしょう。

それから、ヤハ族は追ってこなくなります。

そして、彼女はヤハ族と傭兵の交戦状態の所にたどり着き、保護されます。

奇しくもアレハンドロが言ったとおり、携帯電話が身を守る武器になりました。

ジャスティンは、サークルの仲間はみんな墜落死をして、ヤハ族に助けられたと証言します。

そして、彼らには食人の文化はなかったと。

これは、今回の事は、自分達が他文化に踏み込んだから起きた事件だと理解したからでしょう。

ジャスティンたちにとっては非日常で野蛮であったとしても、ヤハ族にとっては普段の生活であるわけです。

そして、助けてくれたあの少年のように、音楽でわかりあえたりもするのです。

ジャスティンが保護された交戦は、あれは侵略戦争のようでした。

自分達の土地を守るために木の槍と弓矢で立ち向かうヤハ族と、銃を乱射する開拓者。

それを見たジャスティンは、ヤハ族にひどい目にあったとしても、彼らが悪いとは一概に言えないのです。

さて、エンドロール途中に写ったアレハンドロですが、彼はどうなったのでしょう?

うまく逃げたのでしょうか?

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