瞳の奥の秘密

「瞳の奥の秘密」を観ました。

瞳の奥の秘密 – Yahoo!映画

1.はじめに

みなさんは、手の届かない異性にアタックできますか?

わたしはできません。

そんな相手がいたら、木の陰に隠れて覗きます。

そして、後をつけて家の場所を確認。

家の前から監視して、部屋がどこか見付けて・・・。

いやいやストーカーではないですよ。

愛ですよ、愛。

警察への通報はやめてください。

わたしは無実です。

はい、そこのあなた。

その電話を切りなさい。

今回は、手の届かない相手に対して思い悩む男の物語“瞳の奥の秘密”です。

2.あらすじ(妄想スパイス入り)

男が汽車に乗り込みます。

それを見送る女。

ゆっくり走り出す汽車。

女と男は窓越しに眼が合います。

女は小走りをしながら、手を窓に当てます。

男は、その手のひらに重ねるように、手を当てます。

汽車はスピードを上げます。

女の手が窓から離れていきます。

しかし、女は諦めません。

このために陸上部で短距離を鍛えました。

脇を閉め、腕を真っ直ぐ振り、体がぶれないように走ります。

そして、長いストライドでぐんぐんスピードを上げていきます。

再び窓に手のひらを当てる女。

男は唖然としながら、その手のひらに手を当てます。

しかし、汽車はさらにスピードを上げます。

女は美しいフォームで走りますが、離されていきます。

そして、汽車は走り去って行きました。

女はつぶやきます。

「ハイヒールじゃなかったら追い付けたのに・・・」

3.感想

すごい物語だった・・・。

愛に生きた2人の男。

その25年は異なるものでした。

ベンハミン・エスポシトは、裁判所で働いています。

そこにやって来たイレーネ・ヘイスティングス。

彼女は、若いながらも検事の幹部候補生であり、エスポシトの上司となります。

エスポシトはイレーネに心を奪われます。

そこに暴行殺人事件が起こります。

リリアナ・コロトという女性が暴行を受け、殺されてしまったのです。

彼女にはリカルド・モラレスという夫がいました。

彼は、毎日駅で犯人を捜すという行動を取ります。

そんな彼に心を打たれ、犯人を捜すエスポシト。

そして、コロトの幼馴染みのイシドロ・ゴメスが容疑者として浮かびます。

ゴメスはコロトと撮った写真で、熱視線を送っています。

それは、自分が手の届かない相手に対する視線でした。

イレーネを愛するエスポシトだから理解できたのです。

彼自身もそうなのだから。

ちなみに、イレーネの婚約パーティーの写真では、エスポシトも熱視線を送っています。

ゴメスを捕らえたエスポシトは、彼を尋問します。

そこに割り込むイレーネ。

彼女は、ゴメスが自分の胸元に眼がいっている事を知り、彼は女性に対して自信がないと悟ります。

そこでイレーネは、ゴメスには暴行殺人なんてできない小さい男だと挑発します。

それに対してチン◯を出して自白するゴメス。

こうして事件は解決したかと思われました。

しかし、ゴメスは司法取引で放免されてしまいます。

そして、エスポシトの相棒だったパブロ・サンドバルが殺されてしまいます。

こうして、エスポシトは裁判所を離れ、別の地に移る事になるのです。

そして25年が経ちます。

エスポシトは、モラレスの深い愛情を小説にしようとイレーネを訪ねます。

この行動には、25年経ってもイレーネを忘れる事ができない恋心もありました。

そして、エスポシトはモラレスも訪ねます。

モラレスと話をするも、コロトの事件は過去の事だとそっけない態度です。

不信に思うエスポシト。

あれだけコロトを愛していたのに、簡単に忘れられるのか?

エスポシト自身はイレーネを忘れる事ができませんでした。

疑惑を持ったエスポシトはモラレスを監視します。

夕方、食事を持って家から出てくるモラレス。

その先には、ゴメスが閉じ込められていたのでした。

モラレスは、25年間ゴメスに声をかけることもなく、ずっと閉じ込めて生かしていたのです。

「犯人には長生きして欲しい。空虚な日々を生きて欲しい」と過去に話していたモラレス。

彼は25年を復讐に費やしていたのです。

エスポシトは、そんなモラレスの姿を見て、過去にとらわれて生きる空しさを知ります。

そして、過去に立ち止まったままの自分の人生を進めるために、イレーネに告白をしに行くのです。

過去にとらわれ過ぎてしまったら、人間はどこか壊れてしまうのでしょうね。

この復讐でモラレスの気がはれるのかはわかりません。

しかし、費やした25年は幸せではないですよね。

わたしも前に進む強さを持とうと思いました。

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