天才スピヴェット

「天才スピヴェット」を観ました。

天才スピヴェット – Yahoo!映画

1.はじめに

みなさんは“家族”を大切にしていますか?

わたしは、もちろん大切にしていますよ。

ぬいぐるみのくま、いぬ、ねこ、イルカ・・・みんな大好きだよ!!

今回は、スピヴェットの暴走が家族の絆を強くする“天才スピヴェット”です。

2.あらすじ(妄想スパイス入り)

スピヴェットは静かに語り出します。

「やあ、みんな!!オレはスピヴェット!!モンタナ州ディヴァイドの北、パイオニア山地の谷間にあるコパートップ牧場に住む、しがない10歳さ」

「今日は、オレのファミリーを紹介するぜ!!」

「まずは、父のテカムセ!ヤツは生まれるのが100年遅かった。なぜかって?身も心も考え方もカウボーイなのさ。いつも、ウイスキーをくゆらせ、会話も必要最低限。なぜならば・・・cowboyだからさ」

「次に、母のクレア!彼女は虫の科学者さ。いつも小さな生物を観察し、種と亜種に分けているのさ。特技はトースターをぶっ壊すこと。彼女がトースターを使うと、あっという間に煙を噴くのさ」

「そして、姉のグレーシー!特に柔術は強くないし、グレイシートレインには入っていなかった。彼女はアイドルを目指してやがる。ミスUSAを制覇して、天下統一をめざしているのさ。彼女の口ぐせは“みんなイカレてる”だぜ」

「最後に弟のレイトン!二卵性双生児の弟なんだ。オレと違って体格がよく、動くものを射つことが趣味だった。カウボーイになるために生まれたようなヤツさ。だから、父はレイトンを世界の何よりも愛していた。しかし、レイトンは去年、銃の事故で死んだ・・・。オレもその場にいた。しかし、何が起こったのかわからない。誰もその事については話さないのさ・・・」

「湿っぽくなっちまったな。すまねえな・・・おれも甘酒をかっくらって、この悲しみをはらそうとしたんだがね」

「オレは1年前、ビュート歴史博物館で講義を聴いたんだ。その時は、永久運動だったかな。永久に動き続けるものなんてないんだってね。それじゃあ、ジーニアスなオレが作ってやるよって思ったわけさ」

「あれは、8月だったかな。グレーシーとコーンをむいていたら、電話がかかってきたんだ。ちなみに、桜庭と戦ったグレーシーとは違うからな。しつこいって? 相手は、スミソニアンの次長ジブセンってババアさ。オレが考えた磁気車輪がスペンサー・ベアード賞を受賞したってさ」

「そして、スミソニアン150周年の祝賀会が来週開かれるから、そこで受賞スピーチをぶちかましてくれってさ」

「しかし、オレは迷った。オレは毛も生えそろってないガキだ。甘酒しか飲めないガキだ。磁気車輪の図面も、父親の名義で送ったのさ。そんなオレを・・・受け入れてくれるのか?考えたすえに、断ったんだ」

「そんなある日。授業で先生とやり合い、つかれ果てた体を引きずりながら、バスを降りると、そこに父が車で待っていた。」

「“暗くなる前に水門を開きたい。手を貸してくれ”という彼の言葉に、無性に悲しくなった。牧場の役に立たないオレに“手を貸せ”だなんて」

「少し走ると、ヤギが鉄柵に絡まり動けなくなっていたんだ。助けてやっていると、そこに毒蛇が近づいてきた。その時、“咬まれて死ぬのも自分らしい”とクレオパトラな気分に浸り、腹を決めた。」

「すると銃声が。cowboyな父が助けてくれたんだよ」

「そして、背中を叩かれたんだ。それは、深い意味もなく、車に急かすだけだったかもしれない。しかし、背中を叩かれたのは初めてだったんだ」

「そして、その時に決めたんだ。明日ワシントンへ行こうと。オレは研究者、科学者だ。オレの生きる道があるのさ・・・ってな」

今回は独白風にまとめてみました。

3.感想

この“天才スピヴェット”はとてもおもしろかったです。

小さい頃に感じる所在なさがよく表れていました。

体格の小さいスピヴェットは、カウボーイとして牧場で生きてはいけません。

居場所のなさを感じています。

そして、弟のレイトンは、父のようにカウボーイになれる素質がありました。

スピヴェットはレイトンにコンプレックスを持っています。

しかし、レイトンは事故で亡くなってしまいます。

これで、スピヴェットはレイトンを越えることが二度とできなくなりました。

弟の死を受け入れられていなかったスピヴェット。

自分にも責任があると思っているから、その事を考えてしまうと、心がつぶされそうになるのかもしれませんね。

しかし、今回の旅で1人になり、母の日記を読み、いろいろ考えました。

そして、死を受け入れます。

やはり1人で向き合い考える時間は必要ですね。

そして、スピヴェットにとっての“マツの木”は家族 でした。

何があっても、最後に信じてくれ、助けてくれるのは家族です。

あと、今回の映画はスピヴェット目線ですが、裏に流れる家族、特に自立しようともがくグレーシーのストーリーを追うと、また違う楽しみがありそうです。

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