シビル・ウォー(コミック)

「シビル・ウォー」を読みました。

シビル・ウォー – amazon

感想(ネタバレなし)

凄い作品でした。

昔のヒーローは、ただ悪党を倒すだけでした。

それは日本でも同じです。

仮面ライダーしかり、戦隊ものしかり。

しかし、このシビル・ウォーは、ヒーローの活躍に疑問を投げ掛けるのです。

果たしてヒーローは、国民に平和をもたらす存在なのか?

その大きな能力は驚異ではないのか?

国民がヒーローを裁こうとするのです。

きっかけは1つの事件でした。

スピードボールを始めとする若いヒーロー達が、ヴィランを捕まえようとします。

しかもリアリティ番組の撮影をしながら。

しかし、追い込まれたヴィランのナイトロが爆発を起こします。

その場所が小学校の前だったため、たくさんの子供の犠牲者が出てしまいました。

この事件を契機に、ヒーローに対して国民が潜在的に持っていた不信感が爆発します。

この事態を重く見た大統領は、ヒーローの登録法を成立させるのです。

この登録に必要な条件は、国民に正体を明かす事でした。

トニー・スタークことアイアンマンは、この法案に賛成をします。

彼は正体がすでに知られている事もあるからでしょう。

この法案はシールドを揺るがすことになります。

シールドは、法案を守らないヒーローを捕まえる暗殺部隊を作ります。

しかし、キャプテン・アメリカは、これに反旗を翻します。

命を懸けて国を守るヒーローを逮捕する事に納得できないのと、ヒーローは政治と無縁の立場にいなければならないという考えからです。

こうして、アイアンマンをリーダーとするチームと、キャプテン・アメリカを中心とするチームの戦争が始まるのです。

この物語は、たくさんのヒーローが登場します。

スパイダーマンやデアデビル、ファンタスティック・フォーなど。

彼らがどのような考えを持ち、どちらのチームにつくのか。

アメコミファンにはたまらない作品です。

感想(ネタバレ)

わたしはキャプテン・アメリカのファンです。

キャップの、愚直なまでの真面目さに惹かれるのです。

しかし、彼がレジスタンスとして活動を続けるうちに、発言がおかしくなっていきます。

法案を反対するというよりも、ただチームの勢力を拡大し、アイアンマンたちを倒す方に執着していくのです。

やはりレジェンドとしてのプライドが、そうさせたのかもしれませんね。

キャップのアイアンマンに対する壮絶な戦いぶりも鳥肌ものでした。

そしてラスト。

キャプテン・アメリカことスティーブ・ロジャースは投降をします。

アイアンマンにとどめを刺そうとするキャップ。

しかし、彼を止めたのはアメリカ国民でした。

ヒーロー同士の戦いでボロボロになったニューヨークを見て、我に返るのです。

自分はアメリカ国民を守りたかったのに、彼らの敵になっていた事を悟るのです。

キャップはマスクを脱ぎ、本名のスティーブ・ロジャースで投降します。

法案を受け入れるのと同時に、自分もアメリカを愛する国民だという意思表示だったのでしょう。

あと印象に残ったのはファンタスティック・フォーですね。

まさか、2つに割れるとは。

彼等の物語も深いものがありました。

そして、スパイダーマンです。

彼のフットワークの軽さは、マッチョが多いヒーロー軍団の中で、異彩を放っていました。

やはり魅力的なキャラクターです。

映画版はどうなるのでしょうかね。

楽しみです。

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